スーツと相性のいいアウターはこの7種類! 選び方や着こなし方を徹底解説

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秋冬のスーツスタイルをカッコよく着こなすには、アウター選びも大切です。

スーツの上に着用するアウターは、「なにを選ぶか」「デザインやカラーをどうするか」によって、ガラリと雰囲気が変わります。

アウターは、寒い季節のスーツスタイルに欠かせないアイテムです。だからこそ、選び方や着こなし方に迷ってしまう人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、スーツにぴったりのアウターの選び方はもちろん、着こなしのポイントから注意点まで詳しく紹介します。

1. スーツにおすすめのアウターと着こなし方

スーツと相性がいいアウターといえばやっぱりコート。

スーツにダウンジャケットやブルゾンなどカジュアルなアウターを合わせている人もいますが、なんとなく普段着のような雰囲気になってしまうことも。

やっぱり、スーツスタイルに合わせるアウターは「きちんと感のある」コートがぴったりです。

とはいえ、スーツに合うコートの種類はさまざま。主なコートの種類や特徴、選び方のポイントをチェックしていきましょう。

1-1. チェスターコート

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19世紀、英国のチェスターフィールド伯爵が着ていたことから「チェスターフィールドコート」とも呼ばれるチェスターコート。細身でウエストをやや絞ったシルエットで、ドレッシーな雰囲気が漂います。

直線的な上襟と下襟の縫い目や、V字型の切れ込みのある「ノッチドカラー」が特徴です。

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胸の箱ポケットや両脇のフラップ付きポケットといった、ジャケットのようなディテールもチェスターコート特有のデザインといえます。

おすすめの着こなしは、色味をスーツカラーと同色で揃え、明るいカラーのネクタイを合わせたスタイリングです。

【おすすめ着用シーン】
・ビジネス
・冠婚葬祭
・カジュアル

チェスターコートのおしゃれな着こなしについては、「シーン別|チェスターコートのコーデ集」で紹介しています。参考にしてくださいね。

1-2. ステンカラーコート

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ステンカラーコートはビジネスコートの定番です。就活生からベテランのビジネスパーソンまで幅広く支持を得ています。

前方が低く直線的に折り返された襟型が特徴的。また、比翼仕立てやラグランスリーブが一般的です。

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「比翼仕立て」とは?
前立てを二重にし、ボタンを留めた時に一番上のボタン以外が表から見えない仕様。

「ラグランスリーブ」とは?
ネックラインから袖下にかけて斜めの切り替えがあり、肩と一続きになっている袖の形。

シルエットはゆったりとしたAライン。ブラウンやネイビーといった使いやすい色をセレクトし、細身のパンツでメリハリをつけるといいでしょう。

「Aライン」とは?
上が小さく裾広がりになっているデザインのことをAラインと言います。

白シャツにシンプルな無地やストライプのネクタイを合わせるとうまくまとまります。

【おすすめ着用シーン】
・ビジネス
・就職活動
・リクルート
・カジュアル

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1-3. ピーコート

厚手で目の詰まったメルトン生地のピーコートは、19世紀末頃から英国海軍が艦上で着用するなど防寒性の高さが魅力。

大きくデザインされた襟幅や、手袋をはめたままでも開けられる大きなフロントボタン、ダブルの前立てがポイントです。

腰の位置くらいの短めの丈が主流ですが、ジャケットの裾からスーツがはみ出ないくらいの着丈のものを選ぶのがポイント。

カジュアルな雰囲気があるコートなので、カジュアルスーツやジャケパンスタイルといったオフィスカジュアルを意識したスタイルに合わせましょう。

【おすすめ着用シーン】
・ビジネス
・カジュアル

1-4. トレンチコート

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トレンチコートは、第一次世界大戦時に英国軍が塹壕(トレンチ)戦で着用していたコートが起源となっています。

戦闘服の機能性がベースとなっていることもあり、耐久性や防水性に優れていることが特徴です。

また、ディテールには軍服時代の名残を感じるデザインを備えていることもポイント。

たとえば、肩部分に備えられているベルト状の「エポレット」や、右側胸部分に施されているボタンがついた「ガンフラップ」などが特徴的です。

トレンチコートのカラーは、定番のベージュを選んで「やわらかい雰囲気」を演出するのもおすすめですが、時にはグレーやカーキーのトレンチコートで違った雰囲気を楽しんでみるのも新鮮です。

ベルトの結び方ひとつで変化を楽しめるのもトレンチコートの醍醐味でしょう。

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(左)ベルトなし、(右)ベルトあり
【おすすめ着用シーン】
・ビジネス
・就職活動
・リクルート
・カジュアル

トレンチコートのコーディネートは「毎日着れる、トレンチコートのコーディネート紹介」」で紹介しています。

1-5. ダッフルコート

「トグル」と呼ばれる浮きの形の留め木ボタンが特徴的なダッフルコート。対になっているループにトグルを通して前身頃を合わせる仕様です。

フロントボタンがないので、厚い手袋をしたままでも着用できます。

伝統的で重量感のあるコートですが、ボリュームのあるフードやゆったりとしたシルエットにより、カジュアルでソフトな印象を与えます。

そのためフォーマルシーンにはあまり向いていませんが、スーツに合わせて着こなすなら、色味を合わせることでこなれ感を演出できます。

ピーコート同様、スーツの裾が出ない着丈を選びましょう。

【おすすめ着用シーン】
・ビジネス
・カジュアル

1-6. アルスターコート

トレンチコートの原型で、オーバーコートの元祖となっているアルスターコート。ダブルの前立てがクラシックな印象を演出します。

上襟と下襟の幅が同等、または少し広めの上襟を採用しているのが特徴的で、寒い時には襟を立てて着用してもおしゃれに着こなせます。

アルスターコートが持つエレガントでクラッシックな趣を演出するには、着丈を短くしすぎないことが大切です。

膝上から膝にかかる程度の長さが理想的。Vゾーンが狭いため、ストールやマフラーなどの首まわりのアイテムともよく合います。

【おすすめ着用シーン】
・ビジネス
・カジュアル

1-7. キルティングコート

中綿入りのキルティング生地を使って仕立てたコートで、丈夫で軽く、優れた保温性が特徴のコートです。

カジュアルではもちろん、ハズしアイテムとしてスーツのアウターにも活躍します。まさに、オンでもオフでもさまざまなシーンで活躍するコートです。

ただし、もともと乗馬やハンティング用として使用されていたこともあり、カジュアル感が強い印象です。スーツスタイルを適度に崩したコーディネートにはおすすめですが、フォーマルシーンには避けた方がいいでしょう。

ダーク系のスーツにカーキー色のキルティングコートを合わせれば、こなれ感のある着こなしを演出できます。

【おすすめ着用シーン】
・ビジネス(ビジネスカジュアル)
・カジュアル

2. スーツのアウターの選び方と注意点

スーツのアウター選びにおいておさえておきたいのがサイズ感やカラー、デザイン。

スーツに合わせるアウターの選び方と着こなしの注意点を紹介します。

2-1. オーバーサイズにならないようにする

最近のトレンドの一つであるビッグシルエット(=自分の体よりも大きなサイズ)。

このサイズをあえて選んで着るスタイルがありますが、スーツに合わせるとだらしない印象になりがちです。

全体のシルエットは「Yライン」を意識し、細身のパンツを合わせることでバランスのいい着こなしができます。

2-2. シーンに合ったデザイン・カラーを選ぶ

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スーツスタイルと好相性なのがベージュ、グレー、ブラック、ネイビーなどの定番カラー。

スーツにもよく使用されるカラーなので合わせやすいのも魅力です。

無難な色味が物足りない場合は、バルカラーや比翼仕立て、ダブルブレステッドといった特徴あるデザインのコートをセレクトするといいでしょう。

「バルカラー」とは?
上襟の幅が下襟よりも広い仕様。

「ダブルブレステッド」とは?
前の重なり部分が多く、ボタンを2列に配置したデザイン(ダブルボタン)。

2-3. カジュアル感は控えめに

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カジュアル感が強すぎるコートはスーツスタイルには向きません。

スーツに合わせるなら、ステンカラーコートやチェスターコートなどフォーマルなデザインがおすすめです。

ダッフルコートや、キルティングコート、ピーコートはカジュアル感が強いアイテムですが、カジュアルになりすぎないコーディネートを心がけることでスーツでも着こなせます。

2-4. 外出先でのマナーを心得る

スーツにアウターを合わせる場合、外出先でのマナーも気をつけたいポイント。

大切なのが脱ぐタイミングです。

基本的には会社のビルに入る前、入り口の外などで脱ぎますが、複数の企業が入っているビルの場合は1階フロアの片隅で脱いでも問題ありません。

脱いだあとはきれいにたたみ、肘を曲げて腕にかけます。

3. スーツのアウターにはコートがマスト!おしゃれに着こなそう

スーツスタイルに合う7種類のコートをピックアップし、選び方や着こなしのポイントなどを紹介しました。

スーツのアウターには、やっぱりコートがおすすめです。

コートを選ぶ際は、デザインやカラーはもちろん、自分の体に合ったサイズを選ぶことも大切。

FABRIC TOKYOでは、コートのオーダーもありますのでぜひチェックしてください。

自分にぴったりのおしゃれな着こなしでコートスタイルを楽しみましょう。


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この記事を監修した人: 向井 駿介(FABRIC TOKYO横浜店)

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