横浜でおすすめのオーダースーツ専門店は?おしゃれでコスパが高いお店を紹介!

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「横浜でオーダースーツを作りたい」
「でも、お店がたくさんあって選べない……」

そんな人におすすめしたいのが、横浜駅から徒歩3分の場所にある「FABRIC TOKYO横浜店」。1着38,000円からオーダースーツを作れる、ビジネスウェアのオーダー専門店です。

でも、「オーダー初心者だから緊張する」「まずは流れを知っておきたい」という人もいるはず。そこでオーダー初心者の筆者が、「FABRIC TOKYO横浜店」のサービスをまるっと体験してきました。

1.オーダースーツの種類

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オーダースーツは仕立て方によって「フルオーダー」「パターンオーダー」「イージーオーダー」の3種類に分けられ、FABRIC TOKYO横浜店が採用するのはイージーオーダーに該当します。それぞれ簡単に説明します。

1-1.フルオーダー(上級者向け)

デザインや体型に合わせて、一から仕立てる方法を「フルオーダー」と言います。

採寸後に仮縫製を行うため細部に至るまで体型補正ができる反面、時間も費用もかかるのがデメリット。採寸から完成までは1〜2ヶ月、費用は20万から100万円以上も要すなど、上級者向けのオーダーと言えます。

1-2.パターンオーダー(初心者向け)

時間も費用も抑えたい方におすすめなのが「パターンオーダー」。パターンオーダーは自分の体型に近いサンプルスーツを試着し、そのサンプルのサイズをベースにバストやウエストなどのサイズを反映させるオーダー手法です。

採寸から完成まで2〜3週間と短く、費用も2万から5万円程度とリーズナブル。オーダー初心者でも手が届きやすい反面、微調整できるパーツが少ないのが難点。極端ないかり肩やなで肩など、特殊な体型の人の場合は補正ができない可能性がある点を踏まえておく必要があります。

1-3.イージーオーダー(初〜中級者向け)

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フルオーダーとパターンオーダーのいいとこ取りをしたのが「イージーオーダー」。ベースとなるサンプルでサイズ調整をするのはパターンオーダーと同じですが、バストやウエストだけでなく、着丈や袖丈、肩幅やパンツの丈に至るまで細かく補正できるのがメリットです。

また、パターンオーダーの場合はボタンの色や数の変更、ネーム入れ、ステッチや袖口の仕様の追加など、簡単なカスタマイズしか対応できない一方、イージーオーダーならこれらに加え、襟やポケットのデザインなど細かいところもカスタマイズ可能。

それでいて採寸から完成までは3〜4週間と短く、費用も5万〜20万円ほどとリーズナブル。「既製品にはないジャストフィットのスーツを値段を抑えてオーダーしたい」という人にぴったり。

FABRIC TOKYOもこのイージーオーダーを採用しています。

FABRIC TOKYOについて

2.オーダースーツ店「FABRIC TOKYO横浜店」とは

オーダースーツの専門店といってもさまざまあり、どの専門店を選んでいいのか分かりませんよね。ここでは「FABRIC TOKYO」の特徴と横浜店のアクセスを紹介します。

2-1.FABRIC TOKYOについて

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FABRIC TOKYOはビジネスウェアのオーダー専門店です。スーツはもちろんシャツやカジュアルジャケット、チノパン、セットアップなど、多くの商品がラインアップしていて、横浜のほか、新宿や渋谷、池袋、名古屋、大阪、福岡など全国に10店舗以上を展開しています。

最大の特徴は、オンラインで購入する「スマートオーダー」を導入している点。多くのオーダースーツ専門店では、採寸から購入まですべて店舗で完結します。一方FABRIC TOKYOでは、店舗で30分ほどの採寸を済ませるとデータがマイページに保存されるので、その後はECサイトから生地やカスタマイズを選んでオーダーするだけ。
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「採寸しにお店にいったら買わないといけない」
「長時間拘束されるのが嫌だ」

こういった不安もないので、筆者みたいなオーダー初心者でも安心です。もちろん、「生地の種類が多すぎて決めきれない……」「イメージはあるけど、どの生地を選べばいいのか分からない」という場合は、採寸時に店舗スタッフと相談しながら決めてもOK。“Fit Your Life”をコンセプトに、生き方や価値観にもフィットするビジネスウェアを提案してくれます。

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FABRIC TOKYOのオーダーの流れを見てみる

2-2.FABRIC TOKYO横浜店のアクセス

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FABRIC TOKYO横浜店があるのは横浜駅から徒歩数分の場所。横浜駅西口なら徒歩3分、相鉄線なら2階の改札口から直通なのでアクセス抜群です。

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まずは西口を目指す

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ジョイナスの2階を目指そう

多くの店舗が軒を連ねる「ジョイナス」の2階に店舗があるので、ふらっと寄れるのもおすすめする理由の一つ。初めてスーツをオーダーする人でも、緊張せずカジュアルに足を運べるのがFABRIC TOKYO横浜店の特徴です。

3.「FABRIC TOKYO横浜店」でオーダースーツ体験

ジョイナスに店を構えているとはいえ、初めてのことなので緊張するのが当たり前。少なからずドキドキしながらお店に向かっていると……

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FABRIC TOKYO横浜店を発見!

確かにオープンな店構えで、店舗内の照明も明るくいい意味でカジュアルな雰囲気。さっきまで緊張していた筆者ですが、少〜しだけほぐれたような気がします。

「FABRIC TOKYOはほとんどがジョイナスやマルイ、パルコなどの商業施設に店舗を構えているので入りやすいと思いますよ」。

そう話しかけてくれたのは、FABRIC TOKYO横浜店の向井さん。この日、採寸をしてくれるコーディネーターです。

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「なかでも横浜店はオープンな雰囲気が特徴で、仕事帰りにふらっとお寄りいただく方も多くいらっしゃいます。こういう雰囲気だからかは分かりませんが、『ここに行きたいんですけど』と道を聞かれることも多く、サービスカウンターみたいな感じになってますね(笑)」。

3-1.アカウントの登録

さっそく採寸を……と思ったら、まずはイスに座ってアカウントの登録からスタート。FABRIC TOKYOでは採寸したデータがアカウント上に登録され、そのサイズデータを元にオーダーするため、登録先となるアカウントが必要とのこと。

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アカウントはLINE、Facebook、メールアドレスで登録可

アカウントの登録が終わったら、お次は「カラダID」に回答していきます。病院でいう問診票のようなもので、スポーツ歴や職場での服装に関する質問に選択式で回答していくだけ。どうやらこれを採寸や生地選びにも役立てるそう。

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「2〜3分で回答できます」

3-2.採寸スタート

続いては、初体験となる採寸の時間。これまで既製品のスーツで特に違和感を覚えたことはありませんが、自分でも気づいていない体のクセはあるのでしょうか。どきどき。

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まずは首回りからスタートし、次に肩幅を採寸していると……

「既製品のスーツだと、身幅が大きくてあまったり袖丈が長かったり感じたことはありませんか」。

そこまで気になるほどではありませんが、どちらも心当たりがあるのは確かです。でも、肩幅を測っただけでなぜ分かったのでしょうか。

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「肩幅は平均くらいなんですが、いかり肩っぽいので、肩に合わせて既製品のスーツを買うとサイズ感が大きくなってしまうんです」。

なるほど。筆者は180㎝、65㎏の痩せ型体型。多少のサイズの違和感は「痩せ型だから」と諦めていましたが、実はいかり肩が原因だったそう。そもそも、自分がいかり肩という事実をここで初めて知りました(!)。

「あと、肩幅に対して手首が細いので、おそらく手首部分も既製品だと緩いですよね。ここも適正なサイズで仕立てたら、フィット感が劇的に変わるはずですよ」

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手首も「痩せ型だからこういうもの」と見て見ぬふりをしていました。普段は気づかないカラダのクセが知れるのも、FABRIC TOKYOの採寸のすごいところ。でも、手首は極端に細いわけではなく、多少細いくらいのレベル。なぜ、瞬時に「細い」と見抜けたのでしょうか。

「FABRIC TOKYOでは体型診断自動ツールを導入していて。お客さまの身長などを入力すると、肩幅や手首などそれぞれの平均値が瞬時に表示されるんです。これが事前に分かることで、ひと目でカラダのクセが分かるんです」

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10万件以上のパーソナルデータから平均値が導き出される

人間のカラダは十人十色です。だからこそ通常は、オーダースーツの採寸といったら熟練した職人だからこそなせるワザ。職人によって採寸レベルには差があり、完成するスーツのサイズ感に微妙な差が生まれるのも当然と言えます。

しかしFABRIC TOKYOでは、この体型診断自動ツールを用いることで、誰が採寸しても一定レベルをキープ。属人的なスキルに依存することなく、標準化されたサービスを提供できるそう。すごい。

3-3.サンプルを着て微調整

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ひと通り採寸が終わったら、「ゲージ服」と呼ばれるサンプルのスーツを着て、完成をイメージしながら好みのシルエットに近づけていきます。

このゲージ服を着て、「胴回りと足首はもう少しすっきりめがいいかな」「太ももまわりは少しだけ余裕を持たせたいな」など、好みのシルエットになるように調整していきます。

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「もちろん、ゆったりめに着用したいときはサイズを上げたり、スリムめに着用したいときはサイズを下げたり。お好みのサイズのゲージ服をお選びいただけますので、お気軽にお伝えください」。

3-4.生地を選択

アカウントの登録からここまでおよそ30分。お店に到着するちょっと前まで緊張していましたが、いつの間にか緊張もほぐれてすっかりリラックスムード。

オープンな店構えはもちろんですが、店内の照明が明るいところが筆者的にはポイントでした。暗い店内もおしゃれで嫌いではありませんが、暗いとどうしても張り詰めた空気を感じて緊張してしまいます。

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明るくカジュアルな店内なので、オーダー初心者でも安心

最後は、向井さんと一緒に生地を選んで終了。採寸さえ終わればサイズデータがアカウントに登録されるので、自宅などからネットでオーダーすることも可能です。でもオーダー初心者で、かつ優柔不断ゆえどの生地を選べばいいのか分からないので、今回は一緒に選ぶことにしました。

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実は筆者、最近はテレワークが増えてきたこともあり、スーツを着る機会が激減。ということで、オンライン会議などでも使えるジャケパンをオーダーすることに。どんなジャケパンスタイルができあがるのでしょうか。今から楽しみです。

「まずは、好みや使用シーンなどをお聞きしたうえで、いくつかご提案させていただいくところからスタートします」

好みだけでなく、使用シーンまで聞いてくれるのは嬉しいポイント。正直ジャケパンは定義があいまいなうえ、種類が豊富でコーデの幅が広い一方で何を選んでいいのか分からないのが難点……。

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ジャケパンはスタイルによってさまざま

少し間違えると「本当は仕事でも使いたいのに、カジュアル寄りになってしまった」「カジュアルに着こなしたいのに、フォーマルすぎてプライベートでは着れない……」といった事態も安易に想定できます。

でも、使用シーンをあらかじめ把握してもらえれば、それに合った生地を提案してもらえる、ということですね。安心、安心。

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さまざまな生地をラインアップ

オンラインでの会議などでも着用できるよう、きちんと感がありながら、カジュアルさもあわせ持ったジャケパンが理想。それを伝え、提案してもらったアイテムがこちら。じゃん!

「ジャケットはウールとポリエステル、ポリウレタンの混紡生地です。ウールが44%入っているので、スーツのようなフォーマルっぽさがありながら、防シワ性やウォッシャブルなど機能面も充実しているのが特徴です。ストレッチ性も備えているので、テレワーク時などでも窮屈さを感じずに着用いただけます。スーツより崩した着こなしがしたい、でもきれいめ要素は残したい。そんな方におすすめのジャケットです」。
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ポリエステル54%、ウール44%、ポリウレタン2%

「チノパンのポイントとしては、SOLOTEXというポリエステルを使用している点。繊維メーカーの老舗『帝人』が開発したポリエステルなのですが、ストレッチ性に富んでいるだけでなく、復元性も抜群なので快適な着用感を味わっていただけるはずです。コットンが60%混紡されているので、チノパンらしい質感がお好みの方にもご満足いただけると思います」。

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コットン60%、ポリエステル40%

向井さんのおかげで無事に買うアイテムが決定。その額、ジャケットが29,800円でチノパンが16,500円なり。オーダーなのでものすごい金額をイメージしていましたが、上下合わせて45,100円でオーダーできることにびっくりです。

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(商品価格は注文時の情報となります)

あとはマイページからポチっとするだけ。もし店舗では買うかどうか決めきれない場合は、自宅に帰ってからゆっくり考えてももちろんOKです。「買わないといけない……」といった変なプレッシャーを感じずにショッピングできるのも、FABRIC TOKYOの魅力の一つですね。

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FABRIC TOKYOのオーダーの流れを見てみる

しかも一度店舗で採寸を済ませれば、その後はスマホやパソコンからオーダー可能。仕事で忙しかったり近くに店舗がなかったりする場合でも、オンラインで完結できるのは嬉しいポイントです。

4.まとめ

これまで既製品のスーツしか着たことがなく、いかり肩によって生じる違和感もスルーしてしまっていた筆者……。オーダースーツなら体のクセに合わせてジャストフィットで仕立てられるだけでなく、FABRIC TOKYOは“Fit Your Life”をコンセプトに、好みや使用シーンに合わせておすすめの生地を提案してくれます。

リーズナブルな値段設定もFABRIC TOKYOの魅力の一つ。余計な中間業者を介さずに工場と顧客を最短ルートでつないでいるので、適正価格を実現できるそうです。助かる。

「オーダーに興味があるけど、ハードルが高くて手が出せない」という人は、まず「FABRICTOKYO横浜店」に足を運んでみてください。オーダー初心者でも安心してデビューできますよ!

FABRIC TOKYO横浜店の詳細を見てみる

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