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2019年10月18日

歴史に裏打ちされた気品と性能を併せ持つ、正統インポート生地

350年前、すなわち1670年頃がどんな時代か、なんて聞かれても、パッと答えが出てくる人はそうそういないのではないでしょうか。


日本の歴史を紐解いてみると、この頃は江戸時代前期。

第5代将軍・徳川綱吉が、一切の生き物の殺生を禁じる「生類憐れみの令」などの厳しい法律を次々と制定していた頃です。


このような時代から縫製技術を脈々と受け継いできたスーツメーカーが、イタリアのカノニコ社です。


Canonico_logo





カノニコ社に関する最古の記録は、約350年前まで遡ります。
当時のイタリア政府の税収表に、カノニコ家が税金の代わりとしてスーツを納めていた記録があるそうです。
もちろん、CANONICOブランドをここまで有名たらしめたのはその歴史だけではありません。

最高級のウールを、イタリア・ビエラ地区特有のミネラル豊富の軟水を用いて加工した生地は、独特の美しい発色を持っています。
また原毛の加工から仕上げまで、全工程を自社で一括して管理することで、適正な価格を実現しています。
FABRIC TOKYOではカノニコ社製の生地を4種類扱っていますがでも人気なのが「カノニコ社の年間使えるウール」。
綾織で薄く織られたこの生地は、美しい光沢があり対応季節が長い通年素材です。

長い年月をかけて改善を重ねてきたその品質を、ぜひ一度手にとって確かめてみてください。



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