ステンカラーコートとは?おしゃれに着こなす3つのポイントを紹介

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目次

きちんとした印象を演出し、スタイリッシュなシルエットでビジネスシーンにぴったりの「ステンカラーコート」。

インナーやボトムスなど合わせるアイテムを工夫すれば、カジュアルシーンでもおしゃれに着こなせる万能コートです。

素材によっては3シーズンにわたって着用でき、今すぐ手持ちの服に加えたい頼れるアイテム。今回はステンカラーコートの特徴からおしゃれに着こなす3つのポイント、おしゃれな着こなし方まで詳しく紹介します。

1. ステンカラーコートとは?

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「ステンカラー」という呼び名は和製英語で、名前の由来は後ろが立ち上がって前が低くなっている「スタンド(立つ)・フォール(落ちる)・カラー(襟)」がなまって生まれたという説が有力です(諸説あります)。

【MEMO】
ちなみに「ステン」は、フランス語で”soutien=支える”を意味します。

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シルエットはゆったりとしたAラインが主流。Aラインとは、アルファベットのAのように肩のあたりが小さく、肩から裾に向かって広くなっていくシルエットです。

カラーはブラック、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンなどが定番で、秋冬物はウールやカシミア、春物はポリエステルやナイロンなどが主に採用されています。

2. ステンカラーコート3つの特徴

素材やカラーリングはもちろん、デザインのバリエーションも豊富なステンカラーコート。

ここではステンカラーコートに共通する3つの特徴を説明します。

2-1. 折り立ての一枚襟

ステンカラーコートの最大の特徴は、「襟腰」のある立て襟。

襟腰とは、襟の折り返しの内側の、首に沿って立っている部分をいいます。ステンカラーコートは後ろ襟部分が高く、前部分が低い状態で折り返る一枚襟のデザインです。

また、第一ボタンを開けた状態でも、閉じた状態でも着用できる二重襟となっています。

第一ボタンを開けた状態の襟の形を「バルカラー」と呼び、首周りに立体感が生まれ、閉じた時の控えめできちんと感のある印象とはまた違った雰囲気の着こなしが楽しめます。

2-2. ラグランスリーブ仕様の袖

2つ目の特徴は袖がラグランスリーブ仕様であることです。

首から脇にかけて斜めの曲線を描くような生地の切り替えが入っているので、腕が上がりやすく、動きやすいデザインになっています。

【MEMO】
ラグランスリーブの歴史は、クリミア戦争で活躍したラグラン将軍にまで遡ると言われています。負傷した際に着脱しやすいことを目的に採用されたラグランスリーブが発祥とされています。その派生として誕生したのが現在に続くステンカラーコートです。

※ラグランスリーブとは、袖の部分を首回りから斜めに縫い付けた袖の形状。鎖骨あたりから脇部分にかけて斜めに縫い目があるのが特徴

2-3. ボタンが隠れる比翼仕立て

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ステンカラーコートの3つ目の特徴は「比翼仕立て仕様」です。

比翼仕立ては、前立てのボタンを全て閉めたときに一番上以外のボタンが表に出ない仕様で、品のある表情が特徴です。

第一ボタンがアクセントとなったシンプルな仕立てもステンカラーコートならではといえます。

一方、第一ボタンを開けて着用すると、ほどよい抜け感がスマートかつ大人っぽい雰囲気を演出してくれます。

シンプルなシルエットのため、ボタンの開け閉めで見え方の違った着こなしが楽しめるのもステンカラーコートの魅力です。

3. ステンカラーコートの選び方3つのポイント

羽織るだけでスマートな印象を与えてくれるステンカラーコートですが、選ぶ時に着目したい3つのポイントがあります。

「季節に合わせて」「着用シーンに合わせて」「カラーや柄で」といった3つのポイントを深堀りしていきます。

3-1. 季節に合った素材で選ぶ

ステンカラーコートは主に秋冬、春と3シーズンにわたって着用できる優れものです。

そこで注目したいのが使用されている素材。季節ごとのおすすめの素材は下記です。

・秋冬…温かみのある「ウール素材」
・春(スプリングコート)…軽快な印象の「コットン素材」

それぞれのシーズンで最適な素材選びをすることがステンカラーコートを楽しむポイントの一つ。

ロングシーズン着用したい場合は、「ライナー」が取り外しできるタイプがおすすめです。

「ライナー」とは?
アウターに付属している裏地で、着脱できる仕様となっているもの。

取り外しできるタイプであれば、季節や天候によっても着こなし方を調整できます。

3-2. 着用シーンに合わせて選ぶ

素材や色合いによっては、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも着こなせるステンカラーコート。

ビジネスシーンでまず注目したいのが着丈の長さです。

ジャケットの裾がはみ出るようなショート丈や膝下よりも長い丈は避けましょう。ひざ上程度のミドル丈で「きちんと感」をキープするのがおすすめです。

カジュアルシーンでは、シンプルなデザイン・カラーのステンカラーコートだと、さまざまな服装に合わせやすく、コーディネートの幅も広がります。

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トレンドを意識したオーバーサイズやロング丈を選べば一気にしゃれ感がアップ。

選ぶシルエット次第で個性的なおしゃれが楽しめます。

3-3. カラーや柄で選ぶ

着用シーンや理想の着こなしに合わせて、カラーや柄で選ぶのもポイントの一つです。

定番色はブラック、ネイビー、ベージュといったベーシックなカラーリング。

汎用性が高く、落ち着いた印象が大切なビジネスシーンにぴったりなので、1着目のコートにもおすすめです。

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フォーマル感を強調したい場合はダークトーンをセレクトするといいでしょう。

また、ほどよく個性をアピールしたい場合や、カジュアルなシーンには、チェックなどの柄物がおすすめ。

カジュアルなチェック柄でもブラックやネイビーを基調とした色を選べば、きちんと感のあるスタイリングになります。

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4. ステンカラーコートをおしゃれに着こなすには?

ビジネス感が強いステンカラーコートは、私服ではおしゃれに着こなせないと思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、合わせるボトムスを意識したり、コーディネイトアイテムを黒で統一したり、着こなし方によってカジュアルでもおしゃれに仕上がります。

ここではステンカラーコートのおしゃれな着こなし方を紹介します。

4-1. チノパンとあわせてカジュアルライクに

ステンカラーコートをカジュアルでおしゃれに着こなすには、ビジネス感が出てしまうきれいめパンツではなく、チノパンとコーディネートするのがおすすめ。

全体的にきれいめにまとめるより、適度にカジュアル感を演出するほうがおしゃれに着こなせます。

気をつけたいポイントはメリハリのある色合わせ。

例えばベージュのコートにはネイビーやブラックのチノパンを、ネイビーやカーキのコートにはベージュのチノパンを組み合わせて、モダンな雰囲気に仕上げましょう。

インナーにシャツやパーカーなどを合わせ、カジュアル度を調整するのもテクニックです。

4-2. アイテムを黒でそろえてスタイリッシュに

合わせるインナーやシューズ、バッグなどを黒で統一したコーディネートに仕上げるとスタイリッシュで大人っぽい雰囲気を演出できます。

その場合、ステンカラーコートの色はブラックなどのダークカラーを選ばないようにすることがポイント。

ベージュやカーキなどをセレクトすれば、ほどよく軽やかさを出せます。

合わせるパンツはタイトなシルエットを意識して、全体的にすっきりとした印象のスタイリングを目指しましょう。

4-3. 素材によってスタイリングを変える

素材によってスタイリングに変化をつけるのもステンカラーコートをおしゃれに着こなすポイントです。

コートの素材で多いのがナイロンやウール。ナイロン素材はビジネス感がでやすいので、合わせるアイテムでカジュアル度を高くするといいでしょう。

ウールはカジュアルにもビジネスにもあわせやすい万能素材。

合わせやすいネイビーやブラックを選べば、オンのスーツスタイルにも、オフの週末コーデにも、両シーンで楽しめます。

5. ステンカラーコートをオンでもオフでもおしゃれに着こなそう

ステンカラーコートの特徴やおしゃれに着こなすポイントを紹介しました。

ステンカラーに限らず、コートは選ぶ素材や色合い、スタイリング次第でオンでもオフでもおしゃれに着こなせるアイテムです。

店頭で手に入るコートはもちろんですが、スタイルにこだわりのある人におすすめなのがFABRIC TOKYOが提案しているオーダーコート。

サイズもデザインも自分らしさにこだわったコートを手に入れてスタイリッシュに着こなしましょう。


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この記事を監修した人: 清水 優(FABRIC TOKYO横浜店)

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