クールビズが楽しくなる!シャツ&スラックスの上手な着こなし7選
「シャツとスラックスのコーディネートは何か物足りない...」
「もう少し着こなしに工夫がほしいけど、やり方がわからない...」
そんな悩みに答えるべく、今回はFABRIC TOKYO社員のリアルな着こなしをご紹介します。
コーディネートのポイントや選んだ理由もお伝えするので、コツをつかめばすぐに取り入れられますよ!
ぜひ最後までごらんください。
この記事を監修した人鈴木 日出海|ANSWER 編集部
デザイナーズブランドからビジネスウェアまで、10年以上の接客経験を経て、現在ANSWERの記事を執筆。 わかりやすさを大切にしています。 趣味は70年代のロック。
1. 夏の着こなしはディテールにあり!
クールビズ期間は基本的にトップスとボトムスの上下の着こなしのみ。シンプルだからこそおしゃれに着るのが難しいですよね...
そこで大事になるのがディテールです。
特にシャツは襟型、素材、色、着こなし方など、ちょっとした部分で印象に差がつきます。
一方、スラックスは生地の表情や色味が大事なポイントです。お手持ちのスーツをそのまま使うのもありですし、1本買い足すだけでコーディネートの幅が広がるものもあります。
上下のバランスも見ながらチェックしてみてください。
2. FABRIC TOKYO社員のリアルコーディネート紹介
ここからは実際のコーディネートを紹介します。それぞれの着こなしポイントもまとめているので、参考にしてみてください。
2-1. ネイビーシャツを落ち着いたトーンで
身長173cm
◎社員Kのこだわりディテールポイント
「ホワイトシャツやサックスシャツは手持ちがあったので、新しい色が欲しくてこのシャツを選びました。ネイビーながらもグレーに近いニュアンスがあるところが気に入っています」
「個性がありつつも、やりすぎに見えないスタイルが好きなので、スラックスは近い色味のチャコールグレーで合わせました。全体のトーンが落ち着いた印象でまとまります」
「ちなみに、スラックスはよく見ると生地に少しだけ表情があります」
「バーズアイはほどよい織り柄があるので、コーデにメリハリがつくのが好きなところです。遠目から見るとほぼ無地なので、柄物のシャツと合わせられるのもポイントです」
「シャツの襟は『ソフトワイド』を選んで、ほどよくカジュアルさを出しています」
「襟が小ぶりで柔らかくなるので、こなれた印象になります。こういった部分を少し変えるだけでも印象を変えられますよ」
- いつもと違うニュアンスネイビーを選ぶ
- 上下の色のトーンをまとめる
- ソフトワイドの襟でカジュアルさを出す
- バーズアイは、ほどよいメリハリがつく
NON IRON QUICK DRY JERSEY
見栄えと機能を高い次元で両立させた生地。ジャージー生地ながらも編みの密度が細かく、フォーマル見えするのが特長です。「ストレッチ」「接触冷感」「吸水速乾」に優れているため、快適な着心地が継続します。
FLX WOOL
機能、見た目、コストパフォーマンス、すべてのバランスを兼ね備えたスーツ生地です。バーズアイは無地に近い見た目ながら、織り目にアクセントがあるので、少し変化をつけたい方にもおすすめ。
2-2. 定番のサックスは着こなしで変化を
身長178cm
◎社員Kのこだわりディテールポイント
「持っている方も多いと思われる定番のサックスシャツとネイビースラックスでまとめました」
「コーディネートが寂しくならないように、シャツの生地は凹凸のあるオックスフォード系を選び、襟はボタンがアクセントになる『ボタンダウン』を選びました」
「着こなしのポイントは袖のロールアップや、ニットタイで変化をつけたところです」
「ロールアップをすると手首のくびれが強調されるので、シャープでスッキリとした印象になります。
ニットタイは通常のシルクタイよりもカジュアルなので、夏コーデのワンポイントとして活躍します」
「ちなみに首元はボタンの装飾があるので、ネクタイなしでも寂しくなりません。第1ボタンを開けたスタイルでも映えるので、ぜひ使い分けてバリエーションを増やしてみてください」
「袖のロールアップは、職場でNGでしたらアフター5で変化をつけたい時にやるのもありだと思います!」
- 記事に凹凸のあるオックスフォードを選ぶ
- 上下の色のトーンをまとめる
- 袖のロールアップで変化をつける
- ニットタイをアクセントに使う
WEEKDAY
人気のノンアイロンシリーズ。形態安定性の程度を測るW&W性が3.2級をクリアしている為、洗濯後はアイロンなしでもシワがほとんど目立たちません。コストパフォーマンスの良さと色柄の豊富さが魅力。
FABRIC TOKYO MODEL X
ウールならではのツヤと、ポリエステルならではの耐久性を兼ね備えた生地です。シワになりにくく、ケアを気にせず使いやすいのが魅力。ピンヘッドの柄は、さりげないアクセントが魅力。
2-3. グレーベージュで足元から印象を変える
身長175cm
◎社員Yのこだわりディテールポイント
爽やかなストライプのシャツに、グレーベージュのスラックスを合わせました。
「ポイントは襟型の『ホリゾンタル』です」
「ホリゾンタルはワイドカラーより少し広い襟型が特徴です。第1ボタンを開けた時にきれいなアーチを描くので、シャツ1枚でもバランスよく着こなせます」
「中に芯がしっかり入っているので、ネクタイとの相性もバッチリです。スーツを着る時期にも活躍するので、年中使えるところが気に入っています」
「そしてもう1つのポイントがスラックスの色」
「グレーベージュという絶妙な色味で、ベージュほどカジュアルすぎず、かといってグレーほど重たくならない。着用するだけで雰囲気の出る感じが気に入っています」
「足元から印象を変えたい人にぴったりですし、なかなか他では見つけられない色だと思います」
- ホリゾンタルはネクタイありなし、両方OK
- グレーベージュで足元から印象を変える
掲載の商品は販売を終了しました。
掲載の商品は販売を終了しました。
2-4. ビジネス使いしやすい艶のデニム生地
身長169cm
◎社員Kのこだわりディテールポイント
「デニムシャツにグレーベージュのスラックスを合わせました。ポイントはデニムシャツの素材感です」
「高級なエジプト綿の生地は艶があるので、デニムシャツながらも上質でビジネス使いしやすいところが気に入っています」
「襟型は『カッタウェイ』を選びました」
「カッタウェイはホリゾンタルよりもさらに開いた襟が特徴で、スタイリッシュな雰囲気を演出できます。さらに前立てを『プラケットフロント』にすることで、デザインを足しています」
「デニムシャツに合わせたスラックスは、社内でも人気のグレーベージュです」「この色はトップスが明るくても暗くても合わせやすいので、コーディネートで重宝してます」
- 上質なデニムシャツで差をつける
- カッタウェイはスタイリッシュな印象になる
- プラケットフロントで装飾を足す
DUNGAREE DENIM
(※品切れのため、似寄りの生地をご紹介)カジュアルな印象が魅力のダンガリー素材。「抜け感」を簡単に演出できるので、コーディネートのアクセントとして重宝できます。
掲載の商品は販売を終了しました。
2-5. クレリックシャツなら1枚で主役級に
身長182cm
◎社員Aのこだわりディテールポイント
「コーディネートのポイントはシャツのデザインです。1枚で着て主役になるよう、ストライプの柄とカスタマイズそれぞれに遊びをきかせてみました」
「柄は『ハケメストライプ』という通常の規則性と異なるストライプ柄を選び、さらにカスタマイズで『クレリック』を選んでいます」
「クレリックシャツは襟と袖口が白くなり、デザイン性が高くなるので、シャツ1枚でも着映えする仕上がりになります。通常のシャツに物足りなさを感じている方におすすめです」
「シャツに合わせるスラックスは、少しニュアンスのあるグレーネイビーを選びました」
「スーツで上下セットで持っているのですが、今回はスラックス単品で活用しています。ミックスカラーで生地に少し表情が出るところが気に入っています」
「この生地はスラックス単体でも着映えするので、遊び心を取り入れたい方はぜひ試してみてください」
- 規則性の異なるストライプを選んでみる
- クレリックでシャツのデザインに変える
- グレーネイビーのスラックスを取り入れる
THOMAS MASON PREMIUM COTTON
英国シャツ生地メーカーの名門として知られるTHOMAS MASONの生地を使用。細番手で高密度に仕立てられた高級生地は、パリッとした着心地の良さがあります。多彩なストライプ柄も魅力。
AUTHENTIC
FABRIC TOKYOオリジナルの王道の1着。ウール100%のため艶が綺麗で、ストレッチ性も兼ね備えています。グレーネイビーは、グレーとネイビーをバランス良くブレンドして、生地に表情があるのが魅力。使いやすい上に個性も出せます。
2-6. モノトーンでまとめるミニマムコーデ
身長172cm
◎社員Mのこだわりディテールポイント
「コーディネートのポイントはグレーのシャツです。黒のスラックスに白シャツを合わせてしまうと、色の対比が強く、また式典のような雰囲気が出てしまうので、グレーのシャツで色を馴染ませました」
「グレーは都会的な印象を与えつつ、落ち着きもある色なので、ほどよく印象を変えたい方にぴったりです」
「黒のスラックスで合わせれば、シックなモノトーンコーデの完成です」
「シャツとスラックスという最低限の組み合わせなので、モノトーンのシンプルさが際立つと思います。普段からモノトーンが好きなので、ミニマムな感じが気に入っています」
- グレーシャツは都会的で落ち着いた印象
- モノトーンでまとめるとシックな雰囲気
WEEKDAY
人気のノンアイロンシリーズ。形態安定性の程度を測るW&W性が3.2級をクリアしている為、洗濯後はアイロンなしでもシワがほとんど目立たちません。コストパフォーマンスの良さと色柄の豊富さが魅力。
FLX WOOL
(※着用生地が品切れのため、似寄りの生地をご紹介します)機能、見た目、コストパフォーマンス、すべてのバランスを兼ね備えたスーツ生地です。ポリエステル混ながら、柔らかい質感ときれいな光沢を兼ね備えています。
2-7. あえてカジュアルな生地を選ぶ
身長176cm
◎社員Iのこだわりディテールポイント
「コーディネートのポイントは素材感です。シャツはダンガリー、スラックスはデニムを選んで、あえてカジュアルめなコーディネートに仕上げました」
「カジュアルな素材でもオーダーのフィットしたサイズ感でしたら、ゆったりしすぎず、ビジネスでも使いやすくなります」
「ベージュのシャツは顔まわりを優しい印象にしてくれるので、ナチュラルな雰囲気を出したい人におすすめです」
「少し平面的でのっぺりしてしまうことがあるので、そんな時はニットタイと組み合わせるとメリハリがついてバランス良くまとまります」
「元々古いワークウェアが好きなので、使い込んだ風合いや、デニムの色抜けも楽しみたいと思っています」
「職場によっては難しいかと思いますが、服装規定の厳しくない職場でしたら、周りと差がつくコーディネートなので、ぜひ試していただきたいです」
- デニムなどのカジュアルな生地を選ぶ
- ベージュで優しい印象を出す
- トップスが平面的な時はニットタイが◎
DUNGAREE DENIM
(※品切れのため、色違いをご紹介)カジュアルな印象が魅力のダンガリー素材。「抜け感」を簡単に演出できるので、コーディネートのアクセントとして重宝できます。反応染という色落ちしにくい染め方をしているので、色移りの心配もありません。
3. まとめ
夏のシャツ&スラックスのコーディネートをご紹介しました。
シャツの襟型や素材、色、着こなし方など、細かい部分を意識するだけでおしゃれでこなれた雰囲気が出せますよ。
今までマンネリ気味になっていた方は、今回ご紹介したポイントを押さえて、ぜひ夏のビジネススタイルを楽しんでみてください。
今回ご紹介したシャツとスラックスの生地
NON IRON QUICK DRY JERSEY
見栄えと機能を高い次元で両立させた生地。ジャージー生地ながらも編みの密度が細かく、フォーマル見えするのが特長です。「ストレッチ」「接触冷感」「吸水速乾」に優れているため、快適な着心地が継続します。
FLX WOOL
機能、見た目、コストパフォーマンス、すべてのバランスを兼ね備えたスーツ生地です。バーズアイは無地に近い見た目ながら、織り目にアクセントがあるので、少し変化をつけたい方にもおすすめ。
WEEKDAY
人気のノンアイロンシリーズ。形態安定性の程度を測るW&W性が3.2級をクリアしている為、洗濯後はアイロンなしでもシワがほとんど目立たちません。コストパフォーマンスの良さと色柄の豊富さが魅力。
FABRIC TOKYO MODEL X
ウールならではのツヤと、ポリエステルならではの耐久性を兼ね備えた生地です。シワになりにくく、ケアを気にせず使いやすいのが魅力。ピンヘッドの柄は、さりげないアクセントが魅力。
掲載の商品は販売を終了しました。
DUNGAREE DENIM
(※品切れのため、似寄りの生地をご紹介)カジュアルな印象が魅力のダンガリー素材。「抜け感」を簡単に演出できるので、コーディネートのアクセントとして重宝できます。
掲載の商品は販売を終了しました。
THOMAS MASON PREMIUM COTTON
英国シャツ生地メーカーの名門として知られるTHOMAS MASONの生地を使用。細番手で高密度に仕立てられた高級生地は、パリッとした着心地の良さがあります。多彩なストライプ柄も魅力。
AUTHENTIC
FABRIC TOKYOオリジナルの王道の1着。ウール100%のため艶が綺麗で、ストレッチ性も兼ね備えています。グレーネイビーは、グレーとネイビーをバランス良くブレンドして、生地に表情があるのが魅力。使いやすい上に個性も出せます。
WEEKDAY
人気のノンアイロンシリーズ。形態安定性の程度を測るW&W性が3.2級をクリアしている為、洗濯後はアイロンなしでもシワがほとんど目立たちません。コストパフォーマンスの良さと色柄の豊富さが魅力。
FLX WOOL
(※着用生地が品切れのため、似寄りの生地をご紹介します)機能、見た目、コストパフォーマンス、すべてのバランスを兼ね備えたスーツ生地です。ポリエステル混ながら、柔らかい質感ときれいな光沢を兼ね備えています。
DUNGAREE DENIM
(※品切れのため、色違いをご紹介)カジュアルな印象が魅力のダンガリー素材。「抜け感」を簡単に演出できるので、コーディネートのアクセントとして重宝できます。反応染という色落ちしにくい染め方をしているので、色移りの心配もありません。