黒のレディーススーツの着こなし術|失礼に当たらないお手本コーデ5選
レディーススーツの定番色といえばネイビーやグレーになりますが、お仕事柄スーツにフォーマルさを求められたり、式典に参加されることが多い方は黒のスーツを着用する機会も多いと思います。
黒はフォーマルな色なので一着持っていると安心ですが、着こなしによって新卒感が出てしまったり雰囲気が重たくなってしまうので、ビジネスシーンにふさわしい着こなしって難しいですよね...
そこで、この記事では「黒のスーツの着こなし」に悩む女性のために、ビジネスシーンで使える着こなしやポイント、よくある質問をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- オーダースーツが1着49,800円から
- 新卒感がなく、ほどよく綺麗な見た目
- 職業別にお客さまの声もご紹介
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. 【女性向け】ブラックスーツを着こなすポイント
1-1. フォーマルな場に黒のスーツがおすすめな理由
社会人は着用シーンに合わせたスーツの着こなしが必要のため、式典や学会など相手に失礼な印象を与えたくないという時には黒のスーツがおすすめです。
一般的に黒のスーツはネイビーやグレーに比べるとフォーマル感が強くなるため、ほどよいカッチリ感を持たせることができます。
一方で、着こなしによってはリクルートや冠婚葬祭などお堅い印象を与えてしまう可能性が高くなるため、スーツとシャツの組み合わせには注意が必要です。
1-2. インナーの合わせ方
レディーススーツに合わせるインナーの定番として
・シャツ
・ブラウス
・カットソー
の3つがあります。
・シャツ
...最もフォーマルで堅実な印象を与えるのは、襟付きの白いシャツです。シャツで少し抜け感を出したい場合は、第一ボタンを開けたり薄手のカラーシャツを取り入れてみるのもおすすめです。
・ブラウス
...ブラウスは女性らしく優しげな印象で着られます。淡い色を選ぶとさらに柔らかい印象になるので、黒のキリッとした印象をおさえることができます。
・カットソー
...カットソーは上記2つと比べると1番カジュアルな印象です。そこまで服装規程が厳しくなく、普段のビジネスシーンで少しカジュアルな着こなしがしたいという方におすすめです。
1-3. 合わせる靴
黒のスーツを着用する際にはパンプスの色も黒にすることで統一感が出るため、よりフォーマルなシーンに適した組み合せになります。
服装の規定が厳しくない場合は、ベージュやグレーなどのカラーを取り入れると華やかな印象になりますので、コーディネートを楽しみたい方にはおすすめです。
装飾についてですが、華美なデザインはビジネスのシーンでは適さないためシンプルなデザインのものを選んでくださいね。
またきれいめに着こなすコツですが、パンツ丈は履く靴に合わせるのがおすすめです。
ハイヒールの場合
- 足首が見える:カジュアルな印象
- 足首がすこし見える:ベーシックな印象
- 足首がすべて隠れる:落ち着いた印象
ローヒールの場合
- 足首が見える:アクティブな印象
- 足首がすこし見える:ベーシックな印象
- 足首がすべて隠れる:落ち着いた印象
2. 【女性向け】失礼のない着こなしをするためのコツ
スーツで失礼のない着こなしをする場合は、まずサイズ感をしっかり合わせることがポイント。
サイズが合っていないと、どうしても着られている感が出てしまい、周りからの印象も悪くなりますので、体型に合うサイズ感を選んでくださいね。
女性の場合、スーツにはスカートとパンツの2タイプがありますが、フォーマルなシーンでスーツを着用される場合は、以下のポイントを意識してみてください。
① ジャケットは自分の肩幅にあったサイズを選ぶ
② スカートの場合は、目安として、座った時に膝が露出しすぎない長さのものを選ぶ
③ パンツスーツの場合は、ぴったりすぎるサイズだとシワが強く出てしまうため、適度にゆとりのあるものを選ぶ
3. 【女性向け】ブラックスーツのお手本コーデ5選
- フォーマルに着たい時には白シャツで合わせるのが安心です
- シャツのボタンを上まで閉める場合は、足首を少し出すことでメリハリをつけることができます
- 靴や鞄などの小物も、黒で合わせるとよりフォーマルで堅実な印象になります
- シャツの第一ボタンを開けたり薄手のカラーシャツを取り入れることで、かっちり目のスーツでも抜け感が出ます
- ベージュの鞄やパンプスなど明るい色味の小物を合わせると、シンプルながらもエレガントに着こなすことができます
- デコルテが少し見える淡い色味のブラウスを合わせることで、新人感をおさえつつ、こなれた印象を出すことができます
- 落ち着いた印象にしたい時は、少しゆとりのあるストレートのシルエットのパンツを選ぶのがおすすめです
- 色物のインナーを合わせる場合は、淡い色味のブラウスを合わせることで柔らかい雰囲気が出せます
- ノーカラージャケットには、胸元があきすぎないブラウスを合わせると上品な印象に◎
- ほどよくゆとりのあるシルエットのストレートパンツなら、マニッシュな印象になります
- 少しカジュアルな着こなしがお好みな方は、ローファーを合わせるのもおすすめです
4. よくある質問Q&A
Q. 職場でリクルートスーツを着ても大丈夫ですか?
A. 着用いただいても大丈夫ですが、サイズが合っていない場合は避けるのが無難です。
サイズが合ってないスーツを職場や取引先で着用すると、だらしない印象に繋がってしまうことも...
ある程度仕事に慣れて、取引先と打ち合わせをする機会が増えてきたタイミングなど、インナーを変えてみたり、ビジネススーツに切り替えるのがおすすめです。
Q. ストライプ柄の黒スーツは職場にふさわしいですか?
A. 着用いただいても大丈夫です。
基本的に着用いただいてもOKですが、もしスーツを着て仕事をするのが初めてという場合、はじめの一着は無地をお選びいただくと安心です。
黒の無地スーツはかなりフォーマルですが、さりげないラインが入っていることによって、堅すぎる印象を和らげてくれる効果もあります。
また、ラインは太い幅のものを選ぶと派手な印象を与えてしまうため、細いものを選ぶのがおすすめです。
Q. ヒール以外で合わせる靴って、何がおすすめですか?
A. ローファーがおすすめです。
ただ、ローファーは種類によって少しカジュアルな印象を与えてしまうこともあります。
少しヒールのあるローファーを選んでいただくことで、フォーマルなシーンでの利用もしやすくなるのでおすすめです。
Q. ジャケットの襟のありなしで印象は変わりますか?
A. 襟のあるタイプの方がフォーマル度は高くなります。
服装規定が固くない、オフィスカジュアルOKな職場ではノーカラージャケットを着用いただいても大丈夫です。
※商談時など、取引先の雰囲気によっては失礼に当たりませんが、初対面の場合や大切な商談では、襟ありのジャケットを着用するのがおすすめです。
Q. スーツを長持ちさせるコツって、何かありますか?
A. 風通しが良く、直射日光を避けられる場所で保管しましょう。
スーツの主な素材であるウールは湿気に弱いため、風通しの悪い場所で保管をするとカビやニオイの原因になります。
直射日光が当たるところで保管すると、スーツが変色する可能性が高くなります。クローゼットの中で保管する場合は、適度に扉を開け換気をするように心がけてくださいね。
また、日常的にできるスーツの基本的なケア方法は「ブラッシング」で、おすすめな理由は、
・スーツについた汚れやほこり、花粉を落とす
・繊維の流れを整えて、毛玉やテカリを防ぐ
・カビや虫食いを防ぐ
の3点です。
ブラッシングしてみたいけど、どうしたらいいの...?という方のために、FABRIC TOKYOの公式YouTubeで解説動画をご用意しています。
こちらもぜひ合わせて見てみてくださいね。
5. まとめ
最後に、ビジネスシーンで失礼に当たらない着こなしのポイントをおさらいします。
・社会人はシーンに合わせたスーツの着こなしが求められるため、会社の式典やイベントなど、フォーマルな場では黒のスーツがおすすめ
・一般的に黒のスーツはフォーマル度が高くなるため、固すぎる印象を与えないためにも、スーツとシャツの組み合わでほどよいフォーマル感を作るのがおすすめ
・インナーは襟付きのシャツかブラウス、靴は黒のパンプスを合わせるのがおすすめ
もし、「既製品だと、満足いくサイズが見つからない...」という方はオーダーという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。
FABRIC TOKYOではウィメンズラインをご用意していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- オーダースーツが1着49,800円から
- 新卒感がなく、ほどよく綺麗な見た目
- 職業別にお客さまの声もご紹介