40代におすすめのオーダースーツとは?選び方やおすすめの色・柄をプロが解説

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「スーツをオーダーしてみたい」
「40代にはどんなオーダースーツがおすすめなんだろう?」

スーツのオーダーを検討している40代の方のなかには、このような疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。オーダースーツのお店はたくさんあり、何を基準にどこでオーダーすればいいのか迷ってしまいますよね。

そこでオーダースーツ専門店「FABRIC TOKYO有楽町(銀座)」のコーディネーター・石井龍さんにインタビュー。おすすめのオーダースーツや、おすすめの色・柄、素材、カスタマイズなどをお聞きしました。

1.40代こそオーダースーツがおすすめ。その理由とは?

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「あの先輩、なんか貫禄があるよね」
「雰囲気からして“仕事がデキる男”って感じがする」

まわりから憧れられる人の特徴として、こういった共通点があると思いませんか。こういう人は、仕事面だけではなく、“あること”にこだわりを持っていることがほとんど。それはスーツの着こなしです。

スーツは何よりもサイズ感が重要です。どんなに高額なスーツを着ていても、サイズが合っていないだけで残念な着こなしになってしまいます。一方、既製品のスーツは標準体型をベースにサイジングされているので、自身ではサイズが合っていると思っても意外と合っていないことも……。

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しかし、まわりから憧れられる人の多くは、スーツのサイズ感にまで気を配って身だしなみを整えています。とはいえ、サイズ感がよく分からない人も多くいますよね。そんな人におすすめなのがオーダースーツです。

オーダースーツなら自身の体型に合わせて仕立てるので、ジャストフィットのサイズ感のスーツが手に入ります。既製品のスーツからオーダースーツに変えるだけで、「いつもと違って貫禄がある」「デキる男っぽくなった」と思ってもらえるはずです。

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「どんなに高級で高品質のスーツを着ていても、袖が長いなどサイズが合っていないと台無しになってしまいます。生地感はもちろん着こなし、ディテール、そしてサイズ感すべてが合わさってこそ貫禄が出たり、デキる男っぽい雰囲気をまとえたりするはずです」。

とくに40代は管理職として部下を率いている人も多い年代です。仕事面はもちろん、服装や身だしなみも部下のお手本となる必要があります。これまで既製品のスーツしか着たことがない方は、ぜひオーダースーツのジャストフィットのサイズ感を体感してみてください。

2.40代におすすめのオーダースーツの予算

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数万円から百万円以上するものまで、オーダースーツの値段はじつにさまざま。石井さんいわく、「40代の方なら6〜7万円くらいを目安に選ぶのがおすすめ」とのこと。ちなみにオーダースーツの値段は、大きく「仕立て方」と「生地の違い」によって変わってきます。

オーダースーツの仕立て方には「フルオーダー」のほかに、「イージーオーダー」や「パターンオーダー」があります。フルオーダーは一から型紙を作って仕立てるので、工程も多くその分、高額になります。一方イージーオーダーとパターンオーダーは、サンプルのスーツをベースに自身のサイズに近づけるので、フルオーダーに比べると工程も少なく、リーズナブルにオーダーできるのがメリットです。

オーダーの種類については「【スーツ】パターンオーダー・イージーオーダー・フルオーダーの違いは?メリットやデメリットも解説!」で詳しく紹介しています。あわせてご確認ください。

【memo】

オーダースーツの専門店「FABRIC TOKYO」では、イージーオーダーを採用しています。お客さまと工場を最短ルートでつなげることで中間コストをカットした結果、オーダーにもかかわらず1着38,000円から高品質のスーツをオーダーできます。

3.40代におすすめのオーダースーツの色・柄

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オーダースーツの色・柄はさまざまあり、それぞれ与える印象はまったく異なります。ビジネスの定番といえばネイビー無地のスーツですが、40代になったら違った色・柄にもチャレンジしたいところ。そこで、40代におすすめのオーダースーツの色・柄を紹介します。

3-1.40代におすすめの色

ビジネスの定番の色・柄といえばネイビー無地。どんなシーンにも対応できる色・柄なので、1着は持っているのではないでしょうか。でも、石井さんが40代の方におすすめするのはグレーのスーツ。

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左からライトグレー、(ミディアム)グレー、チャコールグレー

「40代になったら貫禄のある雰囲気をまといたいですよね。ネイビーにはない貫禄を演出できるのがグレーなんです。グレーにはトーンの違いによってライトグレー、ミディアムグレー、チャコールグレーの3色がありますが、ライトグレーだと着こなしが難しいので、ミディアムグレーかチャコールグレーがおすすめです」。

3-2.40代におすすめの柄

スーツには無地以外にもストライプやチェックがありますが、石井さんが40代の方にとくにおすすめするのはストライプ。ストライプにもさまざまな種類がありますが、なかでもワイドストライプがおすすめとのこと。

「ピッチの細いストライプと太いストライプがありますよね。ピッチの太いストライプをワイドストライプというのですが、40代になって貫禄を印象付けたいのでしたら、ピッチが太く主張の強いワイドストライプがおすすめです。ピッチの太いチェックもおすすめですが、ストライプのほうがより貫禄のある着こなしができますよ」。

3-3.40代におすすめの素材

スーツの定番の素材といったらウール。しかし、もし手持ちのスーツの数が増えてきたらウール以外のスーツにも挑戦したいところ。そこで石井さんがおすすめするのが、ウールにシルクを混紡したシルクウールのスーツ。

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「シルクが少し混ざるとウールにはない艶感が生まれ、いっきに華やかな装いになるんです。しかも、ウールは温度調節機能を持つ天然素材なので、暑い日には冷たい感触が心地よく、寒い日には保温効果もあるんですよ」。

また、季節感を取り入れた素材もおすすめとのこと。スーツには通年用のほか、春夏用や秋冬用など、季節に応じた素材があります。なかには、「1年を通して着れる通年用のスーツしか買わない」という方もいるのではないでしょうか。

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「スーツの手持ちが少ない場合は通年用スーツでも構いませんが、40代くらいになるとスーツの手持ちも増えてきますよね。そんなときは、季節に応じた素材を選ぶのがおすすめです。たとえば春夏はリネンだったり、秋冬は高級素材のカシミヤだったり。季節ごとに異なる素材のスーツを着ているだけで、いつもとは違う雰囲気をまとえますよ」。

4.40代におすすめのオーダースーツのカスタマイズ

色・柄や素材だけでなく、スーツのディテールにもこだわりを持ちたいところ。そこで40代の方におすすめのカスタマイズを石井さんに指南していただきました。

4-1.ダブルブレスト

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ダブルブレスト

ジャケットにはフロントボタンが1列に並んだ「シングル」と、2列に並んだ「ダブルブレスト」があります。主流は1列に並んだ「シングル」ですが、40代の方には「ダブルブレスト」がおすすめとのこと。FABRIC TOKYOでは+3,000円でダブルブレストにカスタマイズできます。

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「貫禄のある印象を与えたいときには効果的なデザインです。少数派ではありますが、ファッション感度の高い方はダブルブレストにカスタマイズすることも増えています。シングルとはまた違った印象を与えられますので、ぜひチャレンジしてみてください」。

4-2.ハンドステッチ加工

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ラペル(襟)部分にステッチ加工が入ったカスタマイズです。ラペル(襟)の反り返りや型崩れを防ぐだけでなく、石井さんいわくハンドステッチ加工にはまた違った効果があるとのこと。FABRIC TOKYOでは3,000円でハンドステッチ加工をプラスできます。

「40代の方の場合、ツヤ感のある生地のスーツをお選びいただくことが多いのですが、ハンドステッチが入ることで生地に凹凸が生まれるんです。その結果、よりツヤ感が強調されるのでハンドステッチをおすすめしています」。

4-3.本切羽

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(左)本切羽加工あり (右)なし

本切羽は袖口を実際に開けられるようにできるデザインのこと。量販店で販売されているスーツの多くは袖口のボタンは飾りで、袖口は実際に開け閉めできないことがほとんどです。一方、FABRIC TOKYOでは+3,000円で実際に開けられる「本切羽」にカスタマイズできます。

「ハンドステッチ加工と本切羽は、着心地ではなく見た目を重視したカスタマイズです。手元は人目につきやすい部分なので、本切羽であることが分かった人から『いいスーツを着ている』『スーツにお金をかけている』というのがぱっと見で分かるんです」。

4-4.水牛ボタン

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FABRIC TOKYOでは、プラスチックからメタル、水牛ボタンまでさまざまなボタンを選ぶことができます。デフォルトはプラスチックボタンですが、石井さんのおすすめは、+3,000円でカスタマイズできる「水牛ボタン」。

「マットな質感の水牛ボタンにカスタマイズすることでメリハリがプラスされ、スーツの生地がより艶やかに見えるんです。意外とボタンひとつでスーツの見た目に大きく影響します。せっかく本切羽にカスタマイズするのでしたら、ボタンも水牛ボタンにカスタマイズしていただくのがおすすめです」。

4-5.シングルタック

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左からノータック、ワンタック、ツータック

タックはパンツのウエスト部分から下に向かって入っているヒダのこと。タックが1本入っているデザインのことを「ワンタック」といいます。ワンタックのほか、タックが入っていない「ノータック」、タックが2本入っている「ツータック」があります。なかでも石井さんが40代の方におすすめするのは「ワンタック」。FABRIC TOKYOでは無料でワンタックにカスタマイズできます。

「20代のころは清涼感や若々しさを求めてノータックを選んで履いていた方が多いと思います。一方で、こなれ感みたいな雰囲気を演出したい40代の方にはワンタックをおすすめしています。腰回りにゆとりが生まれるのもそうなんですが、デザイン面で少しだけほかとの違いを出すのにちょうどいい。それがワンタックなんです」。

4-6.ダブル(裾)

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(左)シングル (右)ダブル

パンツの裾の部分を折り返したデザインのことをダブルといいます。足元に重厚感を出したいときにおすすめのデザインで、FABRIC TOKYOでは無料で裾をダブルにカスタマイズできます。

「ワンタックのパンツとダブルの裾はすごく相性がいいんです。ワンタックにするのでしたら、合わせて裾をダブルにするのがおすすめです」。

5.40代におすすめのオーダースーツ

オーダースーツの専門店「FABRIC TOKYO」では、スーツ用の生地を300近くラインアップしています。なかでも40代の方におすすめのオーダースーツを石井さんに選んでもらいました。

5-1. 見た目の美しさと機能性を両立「MARLANE STRETCH PREMIUM WOOL」

マルラーネは1952年に創業したイタリアの高級生地メーカー。こちらのMARLANE STRETCH PREMIUM WOOLは、イタリアブランドらしい生地特有の艶感と柔らかな風合いに定評がある1着です。

また、“1日24時間快適に着用する”をコンセプトに、ストレッチや防シワ、撥水、防汚機能を兼ね備えているので、長時間のスーツ着用はもちろん、長距離移動時にもストレスフリーな着心地を実現しています。春夏用のスーツ生地なので、素材でほかと差をつけたい40代の方にとくにおすすめです。

5-2.シルク混で華やかさをプラス「KUZURI PREMIUM SILK WOOL」

ウール62%にシルク38%をぜいたくに混ぜ合わせた素材で、ドレッシーなたたずまいが魅力の1着。上品な光沢があるので、ビジネスはもちろん大切な人のお祝いなど、「ここぞ!」というときにも活躍してくれます。

「シングルで仕立てるのもありですが、ダブルブレストで仕立てたら貫禄やできる男っぽい雰囲気をまとえます。40代の方にかなりおすすめの1着ですのでぜひ検討してみてください」。

6.まとめ

これまで既製品のスーツしか着たことがない40代の方も、これを機にオーダースーツを検討してみてはいかがでしょうか。FABRIC TOKYOでは30分ほどの採寸を済ませたら、あとはECサイトからお好きな生地を選んでネットでオーダーできます。

ジャストフィットのサイズ感のスーツを着ているだけでほかとの違いを演出できるだけでなく、この記事で紹介したワイドストライプのスーツやシルク混のスーツを着用すれば「貫禄」や「できる男」っぽい雰囲気をまとうこともできます。お気軽にお越しください。お待ちしております。

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ボタンダブルダブルブレストオーダースーツストライプ
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