
【失敗しない!】ブレザーの選び方とおしゃれコーデ5選
コロナ禍をきっかけに職場の服装のカジュアル化が進んできて、ビジネスカジュアルの服装を求められるシーンが増えています。そんな時に活躍してくれるのが「ブレザー」です。
コーディネートにブレザーを取り入れるだけできれいめなビジネスカジュアルのコーディネートを作ってくれるので、1着は持っておきたいところ。
しかし、いざブレザーに挑戦しようと思っても、
「ブレザーとジャケットの違いってなんだろう?」
「ブレザーってどんなアイテムと合わせればいいんだろう?」
と悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事ではブレザーを正しくおしゃれに着こなすためにブレザーとジャケットの違いやブレザーのコーディネートなどについて説明します。FABRIC TOKYOでも約400種類の生地からお好みの生地でブレザーをオーダーできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1. ブレザーとジャケットの違い
「ブレザーってそもそも何?」という方のために、まずはブレザーと混同しやすいジャケットから解説します。結論を先にお伝えすると、ブレザーもジャケットの一種です。
本来、「ジャケット」とは上着全般を指す言葉です。一般的にはV字型の前開きになっているもの指し、昨今はコートと比較して「コートよりも着丈の短い上着」を指すことが多くなっています。
なかでも、軽量でスポーティなデザインのジャケットのことを区別して「ブレザー」と呼ぶことがあります。金属製のボタンとパッチポケット(腰部分についた張り付けポケット)もブレザーの特徴のひとつです。
「紺ブレ」という言葉がよく使われるように、「ブレザー」というとネイビーのブレザーを想像する方も多いと思います。
しかし色柄に関係なくブレザーと呼び、赤やベージュ、グレーなどはもちろん、ストライプのブレザーもあります。
少々、定義があいまいなところがあるブレザーですが、大きなポイントは以下の3つ。
メーカーなどによっても定義は異なるので、目安として覚えておいてくださいね。
- V字型前開きジャケット
- 金属製のボタン
- パッチポケット(腰部分についた張り付けポケット)
2. ブレザーの選び方
ひと口にブレザーといっても、生地や機能、デザインによってさまざまあります。ブレザーを選ぶ際にどのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。
2-1. 「生地」で選ぶ
ブレザーに色柄の定義はないと解説しましたが、やはり王道はネイビーブレザーです。特にこれからブレザーに挑戦する方は、コーディネートもしやすいネイビーやブルー系の生地を選ぶといいでしょう。
ほかとの違いを求める方は、生地の色だけでなく織り方を意識するのもあり。ブレザーには伝統的にフランネル生地が使われることが多かったことから、生地に凹凸や表情のあるものはブレザーとの相性が抜群です。フランネル以外には、ツイードやホップサックなどがおすすめです。
2-2. 「機能」で選ぶ
軽量でスポーティなジャケットをブレザーと区別してきたこともあり、ストレッチ性のあるものやシワになりづらい生地が定番です。
着ていてストレスが軽減され、お手入れが簡単という点からも、機能性に秀でた生地はブレザーを着る方から好まれています。
2-3. 「形」で選ぶ
ブレザーのデザインを大きく左右するのがボタンの配列です。フロントボタンが1列のものを「シングルブレスト」、2列のものを「ダブルブレスト」といいます。どちらを選ぶかで印象がかなり変わるのでこだわりたいところ。
シングルブレスト
シングルブレストのブレザーは定番で清潔感があり、ビジネスカジュアルのアイテムとしても使えるデザインです。
ブレザーに慣れていない、ビジネスでも使いたいという方はシングルがおすすめです。
ダブルブレスト
ダブルブレストのブレザーはプライベートなどのカジュアルなシーンにもおすすめです。シングルのブレザーよりもファッション性が強いため、ブレザーファッションを楽しみたい方にはぜひ試していただきたいデザインです。
3. FABRIC TOKYOのブレザー
FABRIC TOKYOではスーツだけでなくブレザーもオーダーできます。さまざまな生地や機能をラインナップしているだけでなく、ボタンやポケットなども自由にカスタマイズできます。好みやシーンに応じて選んでくださいね。
3-1. おすすめのブレザー生地
SUMMER WASHABLE WOOL
ざっくりとした織りのホップサック生地は、無地ながらもざらっとした表情でブレザーの定番の一着。
ウールが配合されているため上品な光沢感があり、ビジネスシーンで使いやすいアイテムです。
目を荒く生地を薄く仕上げることで、通気性がよく春から暑い夏にかけて快適に着ていただけるジャケットです。さらに、上下ともに自宅での洗濯が可能なので、汗をかく季節でも気軽にお手入れすることができます。





PAULO OLIVEIRA STRETCH PREMIUM FABRIC
スーツのようなしっかりとした印象の生地。ビジネスシーンでブレザーを着たいけど、カジュアルになりすぎたくない方におすすめです。無地のジャケットは使いやすい反面、シンプルになりすぎてしまうため、メタルボタンでアクセントを加えることでコーディネートをさり気なくおしゃれに仕上げてくれます。
ストレッチ性があり着心地がよく、自宅で洗えるという機能性も備えているため日々の仕事で活躍してくれます。スタッフにも人気の高い一着です。





FRATELLI TALLIA DI DELFINO PREMIUM FABRIC
定番でありながら上質なウール100%の生地。言わずと知れた世界3大ミル(毛織物工場)LFRATELLI TALLIA DI DELFINOの生地はワンランク上のブレザーを求める方から選ばれています。
ブレザーに最適なホップサックの生地と艶やかな表情は、メタルボタンとの相性が抜群です。
ビジネスシーンにもプライベートにも幅広く、間違いなく活躍してくれる逸品です。





TECH TWEED JERSEY
秋冬ブレザーの定番として長く愛されているツイードのような表情のジャケット。
ツイードの独特の風合いを再現しつつ、ジャージーの素材を用いることで着心地と動きやすさも兼ね備えています。
ジャケットを羽織ることの多い秋冬にブレザーとして取り入れることで、メタルボタンとさり気ない織柄がアクセントとなり、コーディネートのマンネリを解消してくれます。





3-2. おすすめのカスタマイズ
ビジネスシーンに最適なシングルジャケットと、プライベートで活躍するダブルジャケットに合わせたカスタマイズを紹介します。
シングルジャケットのカスタマイズ
・ジャケットボタン:2つボタン
ビジネスシーンで間違いないのが2つボタン。どんなコーディネートにも万能に利用できます。
・ポケット:パッチポケット
ポケットのデザインが変わるだけでも印象は大きく変わります。ブレザーのラフさを演出するなら、カジュアルの定番であるパッチポケットがおすすめ。
・ベント:センターベント
ビジネスシーンで使うなら定番のセンターベントがおすすめ。シングルジャケットとの相性も○。
ダブルジャケットのカスタマイズ
・ジャケットボタン:ダブルブレスト
人とは少し違った印象にしたいという方にはダブルブレストは、コーディネートをおしゃれにしてくれます。
・ベント:サイドベンツ
ダブルジャケットにはサイドベンツが定番。カジュアルで動きやすさもあるサイドベンツはプライベートシーンに最適。
ボタン:メタルボタン/ゴールド
ブレザーではシングルジャケットでもダブルジャケットでも、メタルボタンは必須なカスタマイズです。王道であるゴールドのメタルボタンからヴィンテージ感のあるアンティークゴールド、人と被りたくない方にはシルバーのメタルボタンまで、3パターンのメタルボタンをラインナップしています。
4. すぐにマネできるブレザーコーディネート
最後に、FABRIC TOKYOがおすすめするブレザーコーデを5例ご紹介します。職場の雰囲気やどんな印象に見せたいかに合わせて取り入れてください。
4-1. シャツ+ノーネクタイコーデ
ビジネスシーンで使いやすい、シャツにスラックスを合わせたコーディネート。ネイビージャケットにグレースラックスというシンプルなコーディネートに、ブレザーを取り入れることで清潔感を保ちつつ一味違った印象になります。間違いのないコーディネートのため、初めてブレザーに挑戦するという方にもおすすめです。
ビジネスシーンを想定し、あえてポケットをカジュアルなパッチポケットではなくフォーマルなノーマルポケットのカスタマイズにしています。
ノーネクタイのコーディネートには色や柄のあるシャツを合わせると「ネクタイを外しただけ」のような寂しい印象にならないため、サックスストライプシャツを合わせています。





PAULO OLIVEIRA STRETCH PREMIUM FABRIC
ウールを使用した光沢感のある生地は、ビジネスシーンに最適。ストレッチ性、防シワ性、自宅で洗えるなどの多数の機能性を持っているため、「着心地の良さ」「シワになりにくさ」「お手入れのしやすさ」が実現されています。








LONDON STRIPE JAPAN SHIRT from BANSHU
細長くしなやかな超長綿を100%使用することで、肌当たりの優しい仕上がりに。使いやすいベーシックなストライプから、ややカジュアルで全体的にベージュがかったストライプなど幅広いバリエーションをご用意しました。






WASHABLE WOOL STRETCH AIR
大人気のWASHABLE WOOL STRETCHシリーズと同じ素材を使い、平織で仕上げた薄手で軽量な暑い季節のちゃんと見えビジカジスタイルに最適な生地。「水の都」と呼ばれる岐阜県大垣市にある生地工場「三甲テキスタイル」と共同開発した、FABRIC TOKYOオリジナルの生地です。
4-2. シャツ+ネクタイコーデ
グレーのブレザーを使いネクタイを締めたクラシックなコーディネートです。「紺ブレ」と言われるネイビーのブレザーが多い中、あえてグレーのブレザーを取り入れることで人と被らないおしゃれな印象になります。
MIYUKI HYBRID FACE WOOLはウール特有の光沢感のある生地のため、ブレザーとして仕立てても上品な仕上がりです。ネクタイを締めたコーディネートは光沢感のある上品なブレザーと相性が抜群です。
カーキのパンツに緑味の入ったネクタイを合わせることで色に統一感を持たせ、全体的にまとまりを持たせています。





MIYUKI HYBRID FACE WOOL
ウールとキュプラの二種類の繊維を使い、生地の表と裏を変えることで、美しい光沢としっとりとした袖通しの良さを実現しています。100年以上続く国内毛織物メーカーだからこその逸品。








NON IRON COTTON JAPAN SHIRT from BANSHU
約220年続く伝統織物「播州織」の老舗工場 と共同開発したオリジナル生地。コットン100%ならではの肌触りの滑らかさとノンアイロンという機能性を実現しました。






COLOR WOOL
きれいめなジャケパンスタイルに最適なウールパンツ。豊富なカラーバリエーションの中でも使いやすいカーキをチョイスしました。50%がリサイクル繊維を使用し、環境への配慮もされた一着。



SILK TIE シルクレジメンタルネクタイ
東京の伝統産業「八王子織物」のシルクタイです。職人との直接取引のためクオリティーやデザイン、コストにも妥協のない自慢のネクタイが完成しました。
4-3. ダブルブレストコーデ
ネイビーのジャケットにベージュのチノパンを合わせた定番のジャケパンスタイルも、ジャケットをダブルブレストのブレザーにすることでファッション性の強い印象に様変わりします。
暗いネイビーのブレザーを選ぶことで、メタルボタンが引き立ちます。ネクタイはブレザーと同系色のネイビーをチョイスし統一感のあるコーディネートに。





SUMMER WASHABLE WOOL
ホップサック特有の、無地ながらもざらっとした表情のジャケット。様々なアイテムに合わせやすい上に、シンプルになりすぎないバランスの良い一着。ウールの適度な光沢感があり、ビジネスシーンにも○








NON IRON QUICK DRY JERSEY
ストレッチ性とノンアイロンの機能性を兼ね備えたジャージー生地。コットンシャツのような見た目で、ビジネスシーンから少しカジュアルなシーンまで幅広く対応します。






STRETCH by SOLOTEX
光沢感とストレッチ性が特徴のチノパン。ビジネスシーンでの初めてのチノパンとしても履きやすいため、FABRIC TOKYOのチノパンラインナップの中でもっとも選ばれています。(※2020年10月〜2021年9月販売実績)






Silk Navy Regimental Neck Tie 8cm
東京の伝統産業「八王子織物」のシルクタイです。職人との直接取引のためクオリティーやデザイン、コストにも妥協のない自慢のネクタイが完成しました。
4-4. ブレザー×Tシャツコーデ
職場の服装のカジュアル化が進むにつれて、ジャケットにTシャツを合わせたコーディネートをする人も増えてきました。しかしジャケットにTシャツを合わせたコーディネートはワンパターンになりがちです。そこでジャケットをブレザーにすることで、マンネリを解消することができます。
ブルーのブレザーにホワイトのTシャツを合わせたコーディネートは、明るく爽やかな印象で春から夏にぴったりです。プライベートシーンなどではスニーカーを合わせるのも◯





SUMMER WASHABLE WOOL
ホップサック特有の、無地ながらもざらっとした表情のジャケット。様々なアイテムに合わせやすい上に、シンプルになりすぎないバランスの良い一着。ウールの適度な光沢感があり、ビジネスシーンにも○








FABRIC TOKYO JOB T モックネックTシャツ
ジャケパンスタイルのインナーウェアに最適なTシャツ。細身のシルエットはジャケットの中でTシャツがもたつきません。※コーディネート画像では長袖ですが、シーズンに合わせ、コーディネートで使用しているTシャツと同素材の半袖Tシャツを表示しています。






STRETCH by SOLOTEX
光沢感とストレッチ性が特徴のチノパン。ビジネスシーンでの初めてのチノパンとしても履きやすいため、FABRIC TOKYOのチノパンラインナップの中でもっとも選ばれています。(※2020年10月〜2021年9月販売実績)
4-5. タートルネックコーデ
秋から春先にかけて活躍してくれるのが、ブレザーとタートルネックを合わせたコーディネートです。SHINNY COTTON JERSEYは肉厚なもっちりした生地のため、タートルネックが活躍する秋から春先にぴったりです。
ダークネイビーのブレザーにシルバーのメタルボタンを合わせることでモードな印象になるため、トレンドのタートルネックとも相性抜群です。パンツにもグレーベージュのニュアンスカラーを取り入れることでアーバンライクなコーディネートに仕上げています。





SHINY COTTON JERSEY
カットソーのような着心地で、オフィスシーンが快適になる一着。FABRIC TOKYOのジャケットの中でも最もストレッチ性の高いジャケットの一つです。尾州のカットソーメーカーNORITAKEに別注したアイテムです。








FORMAL カットソー タートルネック
ジャケットのインナーとして最適なタートルネックカットソー。滑らかな綺麗めな生地はジャケットと合わせても清潔感を損いません。タートルネックの高さもジャケットとのバランスを意識しています。






COLOR WOOL
きれいめなジャケパンスタイルに最適なウールパンツ。豊富なカラーバリエーションの中でも使いやすいカーキをチョイスしました。50%がリサイクル繊維を使用し、環境への配慮もされた一着。
5. FABRIC TOKYOでブレザーをオーダーしませんか?
ジャケットを使ったコーディネートはマンネリになりがちですよね。ここで紹介したアイテムとコーデを参考にし、マンネリを解消してくれるブレザーコーディネートを楽しんでくださいね。
1. スマホでオーダー
店舗で採寸したサイズデータはオンライン上に保管されます。その後はPCやスマホからいつでもオーダーできます。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。
2. 400種類の生地から選べるでブレザー
FABRIC TOKYOではジャケットだけでも約400種類の生地をご用意しております。自分好みの生地からブレザーをつくれるのはオーダーメイドならでは楽しみです。
3. お届けから50日間は無料でお直し
着心地やサイズ感に違和感がある場合は、お届けから50日間は無料で1回までサイズのお直しをさせていただきます。オーダー初心者でも安心してオーダーできます。
「FABRIC TOKYO」のカスタムオーダー商品をご購入いただくには、採寸とサイズ登録が必要です。採寸にかかる時間は約30分。「まずはサイズ登録だけして、家でじっくり商品を検討したい」というご要望も承っております。
首都圏や関西エリア、名古屋、福岡にも店舗がございますので、お気軽にお近くの店舗までお越しください。