秋冬のジャケパンに迷ったらこれ!おすすめコーディネート9選を写真たっぷりでご紹介します
秋冬は素材やアイテムのバリエーションが増えて、よりファッションを楽しめるのが魅力ですよね。
そこで挑戦したくなるのが暖かみのある素材のアイテム。おしゃれ度が一段とアップして、違った印象を与えられますよ。
今回はFABRIC TOKYOがおすすめする、秋冬生地を使ったジャケパンスタイルをご紹介します。
あなたのお気に入りがきっと見つかるはず。ぜひ参考にして、秋冬ファッションを楽しんでください。
1. 秋冬生地を選ぶポイント3つ
まずは、秋冬生地の選び方を「素材」「色」「ジャケットの種類」に分けてご紹介します。
① 素材はウールかポリエステル
(左)ウールの生地/(右)ポリエステルの生地
FABRIC TOKYOでは、天然ウールの生地と、ポリエステルを起毛させてウールを再現した生地の2種類があります。
- 天然繊維ならではの風合いが魅力
- 保温性と吸湿性が高く快適
- 防臭性が高い
- 撥水性があり、表面に汚れがつきにくい
- シワの回復力が高い
- 物持ちが良い
- ストレッチや防シワに優れたものが多い
- 洗えるものが多い
- 軽くて着やすい
- 価格的に挑戦しやすい
ウールは価格がやや高いものの、天然の風合いと機能性が魅力で、ここぞの一着が欲しい方におすすめ。
SHETLAND WOOL TWEED by BISHUの生地
きちんとケアをすれば、10年選手として使えますので、長期的なコストパフォーマンスは高いといえます。
一方、ポリエステルは手軽に取り入れられますので、一着試してみたいという方におすすめ。
TECH TWEED JERSEYの生地
ウールに比べると生地の経年劣化は起こりやすいため、やや短期的な使用をイメージしておいた方が良いでしょう。
② 色の選び方
TECH TWEED JERSEYのグレー生地
グレー系はモノトーンで色合わせしやすく、クールで都会的な印象になります。特にツイードのグレージャケットは一着は持っておきたい秋冬の定番アイテムです。
より秋冬らしさを印象付けたい方は、暖かみのあるブラウン系やカーキ系がおすすめ。
ブラウンの生地
もし定番のネイビーから選ぶ場合は、柄物も選択肢として取り入れてみてください。いつもと違った雰囲気を演出すると、より着こなしが楽しめますよ。
③ 秋冬素材ならスーツジャケットもOK
写真は4PLY VINTAGEのスーツジャケット
織りの粗い生地感は艶が少なく、一般的なスーツよりもカジュアルな印象で、単品使いしやすくなります。
さらにスーツジャケットには「裏地」が付属しているので、カジュアルジャケットよりも暖かいというメリットも。
(左)スーツジャケット/(右)カジュアルジャケット
スーツジャケットとカジュアルジャケットの違い
- 肩パッド、裏地、毛芯(表地と裏地の間の副資材)が入っているのが特徴。形状が安定し、精悍でフォーマルな印象が際立つ。裏地があるので、より暖かい。
- 肩パッド、裏地、毛芯を極力少なくしているのが特徴。軽量で動きやすいので、快適性を求める方におすすめ。裏地がない分、スーツジャケットに比べると防寒性はやや低め。
2. おすすめの秋冬ジャケパンコーディネート9選
ここからは秋冬素材のおすすめコーディネートをご紹介します。
生地によってはスーツジャケットとカジュアルジャケットの両方でオーダー可能です。ぜひ自分に合ったコーディネートを見つけてみてください。
2-1. 長く愛用したい定番「本格ウールツイードコーデ」
SHETLAND WOOL TWEED by BISHUのジャケット
ツイードは「育てるジャケット」とも言われ、着ていくごとに柔らかく馴染むのも魅力の一つ。レザーやデニムのように、経年変化を楽しめます。
コーディネートは、全体をモノトーンで合わせてシックな印象に。
黒のコーデュロイパンツは合わせやすい上に、保温性も抜群。
秋冬コーデに活躍する黒のコーデュロイ
カジュアルジャケット
SHETLAND WOOL TWEED by BISHU
(※品切れのため色違いをご紹介します)。ざっくりと織り込まれた豊かな表情が魅力のツイードジャケット。年齢を重ねても合わせやすく、トレンドにも左右されないため一着。毛足の長い梳毛糸を使っているため、粗野になりすぎず、ビジネス使いしやすい仕上がりになっています。
NON IRON COTTON BANSHU for FORMAL
ノンアイロンの形態安定性と、綿100%ならではの上質さを高次元で両立させたシャツ。透けにくく、肌あたりも良いため、欠点のないシャツといえます。
SILK TIE シルクニットソリッドネクタイ
(※品切れのため色違いをご紹介)。ジャケパンスタイルのアクセントに最適なのがニットタイ。シルクタイと異なり、素材がカジュアルなため、日常使いしやすいのがポイント。
2-2. 秋冬の人気ダントツ「ツイード調コーデ」
TECH TWEED JERSEYのジャケット
TECH TWEED JERSEYの生地
パンツはスタッフにも人気の高い、デニム調のチノパンをチョイス。色落ちせず、適度なフォーマル感もあるため、ジャケパンコーディネートの心強い味方です。
手軽にツイードを楽しみたい方は、こちらがおすすめ。
FORMAL カットソー タートルネック
メゾンブランドの取扱実績もある尾州のカットソーメーカー「NORITAKE」の生地を使用した、上質見えするタートルネック。適度な光沢があり、襟や袖が伸びにくいのが特徴です。
STRETCH DENIM
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)。高品質なデニム生地の生産で知られるジャパンブルー社で作られた生地。しっかりとしたハリと艶があり、上品で仕立て映えします。
2-3. 初心者でもかんたん「モノトーンコーデ」
TECH TWEED JERSEYのジャケット
そんな方におすすめなのがこちらのコーディネート。
カーキのニュアンスを持つチャコールグレーのジャケットと、ベージュのニュアンスを持つグレーシャツを合わせることで、モノトーンにナチュラルな印象をプラス。黒のパンツで全体を引き締めています。
チャコールと黒の合わせは落ち着いた印象
スタンドカラーの襟型を選ぶと、よりリラックスした雰囲気が出せますよ。
COTTON FLANNEL by BANSHU
秋冬らしい起毛感が魅力のフランネルシャツ。秋冬素材のジャケットと組み合わせるうことで、より防寒性が高まります。おしゃれなカラーバリエーションも魅力。
STRETCH by SOLOTEX
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)。ポリエステルを混紡した光沢感のあるきれいめなチノパン。伸縮性があり、シワになりにくく型崩れにも強いのが特長です。
2-4. ビジネス使いしやすい「フランネルコーデ」
STRETCH FLANNEL by BISHUのジャケット
艶のあるスラックスを選ぶと上品な印象に
ジャケットは、ウールを使用した本格的な風合いが魅力な上に、ポリウレタン混紡で、ストレッチ性が高いのも嬉しいポイント。
暗くなりがちな秋冬に、周りと違った印象を与えたい方におすすめです。
カジュアルジャケット
STRETCH THERMO FLANNEL
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)フトでやさしい質感が特長です。 表面の程よい起毛は、洗練された印象で見栄えが良く、秋冬の装いをワンランクアップさせてくれる一着です。
NON IRON BANSHU for DAILY
播州織の老舗生地メーカーである東播染工と協業開発。肌当たりが良く、手入れのラクな形態安定性を持つ生地となっています。ビジネスで使えるチェック柄は1着あるとマンネリ防止に便利です。
AUTHENTIC
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)FABRIC TOKYOのオリジナル生地。ウール100%のため艶がきれいで、ナチュラルなストレッチ性も備えています。明るすぎないネイビーで、やや落ち着いた印象に。
SILK TIE シルクモチーフネクタイ
1本の糸から縫製加工まで一貫して行う東京の伝統産業「八王子織物」のシルクタイ。小剣の後ろにさりげないワンポイントがあるのも魅力の一つ。
2-5. 意外な魅力「ブラウンネイビージャケットコーデ」
TECH TWEED JERSEYのジャケット
ミックスカラーの柄物ジャケットなので、一見合わせにくく見えますが、実はかんたん。
同系色のブルーとカーキのアイテムで合わせれば、統一感のある着こなしが完成します。
秋冬にぴったりな、濃いめのカーキ
ジャケット以外のアイテムはブルー、ネイビー、カーキ、ブラウンあたりの色が相性が良くおすすめ。ぜひアイテムをアレンジして楽しんでみてください。
NON IRON BANSHU for DAILY
播州織の老舗生地メーカーである東播染工と協業開発。肌当たりが良く、手入れのラクな形態安定性を持つ生地となっています。サックスのオックスフォードシャツはジャケパンコーデで持っておきたい一着。
COLOR WOOL
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)ウールが配合された生地のため、一見するとスラックスのようなきれいな艶があります。軽くて柔らかな肌ざわりと落ち感で、ビジネスシーンでの着こなしに重宝します。
2-6. 実は合わせやすい「明るめカーキコーデ」
STRETCH MILLED by SOLOTEX
起毛感のある明るいカーキの表情は、周囲からの視線を集めること間違いなしです。
写真はセットアップでの着用
STRETCH MILLED by SOLOTEXのジャケットは、他にもパープルブラウンやグレーネイビーといった個性的な色を展開。
グレーネイビー/パープルブラウン/カーキ
STRETCH MILLED by SOLOTEX
色で被りたくない方におすすめ。秋冬らしい起毛感に加えて、機能素材「SOLOTEX」によるストレッチの効いた着心地が特徴です。
SUPER SOFT DENIM
(※品切れのため他のデニムシャツをご紹介)世界初の撚糸工場である「浅野撚糸」が開発した最先端素材、「SUPER ZERO®」を使用。 柔らかい風合いのため、デニムシャツながらもビジネスで使いやすい着心地に。
OFFICE CHINO
しっかりと目が詰まったヘビーウェイトの生地です。目が詰まることで生地に厚みやハリ、艶が生まれ、仕立て映えしするのが特徴です。混紡されたポリウレタンがストレッチ性に富んでいるため、動きやすさも損いません。
2-7. これぞ秋冬「ブラウン × ベージュコーデ」
CASHMERE BLEND WOOL FLANNEL
ジャケットはリサイクルウールを使用することでコストカットを実現。さらにカシミヤを入れて生地に柔らかさを加えています。
コーディネートのポイントは、ブラウンジャケットに合わせたボルドーのネクタイ。深みのあるボルドーは、暗めの秋冬生地と相性ぴったりなので、一本持っておくと重宝しますよ。
チノパンは人気の高いSTRETCH by SOLOTEXのベージュ。FABRIC TOKYOのラインアップの中では、比較的濃いめのベージュなので、秋冬の暗めコーデにもおすすめです。
TECH FLANNEL JERSEY
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)TECH FLANNEL JERSEYはポリエステルの生地ながらも、起毛加工を施すことでフランネルのような風合いを出しているのが特長。またポリエステルを用いたジャージー素材のため、ストレッチ性が高いのも魅力です。
STRETCH by SOLOTEX
「SOLOTEX(ソロテックス)」という高機能な糸を用いた生地を使っているため、適度な光沢とストレッチ性に優れているのが特徴。色の濃さがちょうど良く、初めてのベージュチノパンはこちらがおすすめです。
2-8. 今季注目アイテム「コーデュロイジャケットコーデ」
KUMOI BEAUTY ORGANIC COTTON CORDUROY
身にまとっただけで主役とわかる、太い畝(うね)の表情が魅力です。
ネイビージャケットを選べば野暮ったくなりすぎず、全体を引き締めてくれますので、カーキのパンツと合わせてもOK。
コーデュロイの重厚感に負けない濃いめの色がおすすめ
KUMOI BEAUTY ORGANIC COTTON CORDUROY
世界的にも有名なコーデュロイの産地である浜松で作られた生地。細い畝の立体感や見た目のしっとりとした質感が魅力。インパクト重視の方におすすめ。
WEEKDAY
(写真の生地が品切れのため、似寄りの生地をご紹介します)。ノンアイロンの形態安定性が魅力のシャツ。グレーシャツは落ち着いたトーンで合わせやすく、ジャケパンコーデのアクセントしてピッタリです。
COLOR WOOL
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)ウールが配合された生地のため、一見するとスラックスのようなきれいな艶があります。軽くて柔らかな肌ざわりと落ち感で、ビジネスシーンでの着こなしに重宝します。
2-9. 足元が主役「ツイードパンツコーデ」
AUTHENTIC WASHABLE WOOLのジャケット
秋冬コーデに一味違った変化をつけたい時は、パンツの印象を変えるのもおすすめ。特にツイードは、ざっくりと粒だった風合いが魅力で、季節感を演出してくれます。
立体感のある生地の表情が魅力
ツイードパンツは、組み合わせによっては野暮ったい印象を与えてしまうため、濃い色のジャケットで引き締めましょう。
AUTHENTIC WASHABLE WOOL
(写真の生地が品切れのため、色違いをご紹介します)。岐阜県大垣市の三甲テキスタイルと共同開発をした、深みのあるオリジナルの色味が特長。きれいな光沢のあるウール100%の生地に起毛加工を加えて、柔らかい印象に仕上げました。自宅洗いできるのも魅力のひとつ。
WEEKDAY
人気のノンアイロンシリーズ。形態安定性の程度を測るW&W性が3.2級をクリアしている為、洗濯後はアイロンなしでもシワがほとんど目立たちません。サックスのオックスフォードシャツはジャケパンのインナーとして定番。
SHETLAND WOOL TWEED by BISHU
ざっくりと織り込まれた豊かな表情が魅力のツイードパンツ。毛足の長い梳毛糸を使っているため、粗野になりすぎず、ビジネス使いしやすい仕上がりになっています。
3. 秋冬の本番はこれから!
秋冬生地のおすすめジャケパンコーディネートをご紹介しました。バリエーション豊富な秋冬素材。温もりのある素材感は、周囲の人も暖かい気持ちにしてくれますよ。
「今まで試してみたかったけど、なかなか挑戦できなかった」──そんな方はこちらの記事を参考にして、ぜひ秋冬のファッションを楽しんでみてください。
今回ご紹介したジャケットはこちら
SHETLAND WOOL TWEED by BISHU
(※品切れのため色違いをご紹介します)。ざっくりと織り込まれた豊かな表情が魅力のツイードジャケット。年齢を重ねても合わせやすく、トレンドにも左右されないため一着。毛足の長い梳毛糸を使っているため、粗野になりすぎず、ビジネス使いしやすい仕上がりになっています。
STRETCH THERMO FLANNEL
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)フトでやさしい質感が特長です。 表面の程よい起毛は、洗練された印象で見栄えが良く、秋冬の装いをワンランクアップさせてくれる一着です。
TECH FLANNEL JERSEY
(※品切れのため似寄りの生地をご紹介します)TECH FLANNEL JERSEYはポリエステルの生地ながらも、起毛加工を施すことでフランネルのような風合いを出しているのが特長。またポリエステルを用いたジャージー素材のため、ストレッチ性が高いのも魅力です。
KUMOI BEAUTY ORGANIC COTTON CORDUROY
世界的にも有名なコーデュロイの産地である浜松で作られた生地。細い畝の立体感や見た目のしっとりとした質感が魅力。インパクト重視の方におすすめ。
AUTHENTIC WASHABLE WOOL
(写真の生地が品切れのため、色違いをご紹介します)。岐阜県大垣市の三甲テキスタイルと共同開発をした、深みのあるオリジナルの色味が特長。きれいな光沢のあるウール100%の生地に起毛加工を加えて、柔らかい印象に仕上げました。自宅洗いできるのも魅力のひとつ。