クールビズシャツの超入門!プロ直伝の失敗しないコツとお手本コーデ6選
クールビズが導入されたのが2005年。最近ではすっかりクールビズスタイルが定着してきましたが、
「どんなシャツがいいの?」
「半袖はOK?」
「おしゃれな着こなし方は?」
など、よくわからないことが多いのも事実……。
今回は、クールビズシャツの迷いを解決するため、選び方やおすすめコーディネートなどを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
- オーダーシャツを1着6,980円からご用意
- 襟型や袖の長さも自由に選べる
- 汗ばむ季節でも涼しい生地をご提案
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. クールビズのワイシャツお手本コーデ6選
まずはクールビズにおすすめのシャツコーディネートをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
①ジャージー生地で快適な着心地
グレーのニュアンスが入ったネイビーストライプの生地は、暗くなりすぎないのがポイント。個性がありつつも、やりすぎに見えないバランスを保っています。
シャツの襟型はソフト芯のワイドカラーを選択。
通常のワイドカラーでももちろんOKですが、襟が小ぶりで柔らかい素材になるので、よりカジュアルさが際立ちます。
常にノーネクタイの方はソフト芯も検討してみてください。
②定番!オックスフォードのボタンダウンシャツ
オックスフォードは凹凸のある生地感が特徴です。
アレンジとしてニットタイを入れてますが、もちろんノーネクタイでもOK。第1ボタンを開けて、ロールアップをすることで、こなれた雰囲気を演出できます。
③ ホリゾンタルの襟でスタイリッシュに
ポイントになるのが、ホリゾンタルの襟型
第1ボタンを開けた時にきれいなアーチを描くので、シャツ1枚でもバランスよく着こなせます。
中に芯がしっかり入っているので、もちろんネクタイとの相性もバッチリです。スーツを着る時期にも活躍するので、年中着回したい方におすすめです。
④ クレリックシャツで着映えするデザインに
装飾が追加されることにより、1枚でも着映えするドレッシーな雰囲気が特長。通常のシャツに物足りなさを感じる方にぴったりです。
襟型はワイドやホリゾンタル、ソフト芯のワイドが華やかな印象でおすすめ。
ストライプはハケメストライプという、通常の規則性と異なるストライプ柄をチョイス。
クレリック仕様に加えてさらに個性を出しているので、周りと差をつけたい方におすすめです。
FABRIC TOKYO社員の着こなしについてさらに詳しく知りたい方は「クールビズが楽しくなる!シャツ&スラックスの上手な着こなし7選」も参考にして見てください。
⑤ 爽やかさMAX、サックスブルーの半袖シャツ
ジャージー生地は涼しいだけではなく、ストレッチ性も抜群なので、快適な着心地が魅力です。
半袖シャツは腕周りのサイズ感をスッキリさせて、野暮ったくならないように注意しましょう。ここを押さえておくだけで、見た目が見違えます。
ホワイトパンツが難しく感じる方でしたら、ネイビーやグレーなどの定番色で合わせてもOK。
⑥ 白シャツを半袖のボタンダウンでカジュアルに
シンプルな白シャツでもボタンダウンでしたら、ボタンのデザインがワンポイントになって寂しくありません。
ベルトと革靴をブラックでまとめて統一感を出しているのもポイント。全体をモノトーンでまとめているので、カジュアルになりすぎず、シックな印象を出せます。
グレーのパンツはモノトーンで合わせやすい上に、ブラックよりも印象が重たくならないので、1着持っていると非常に便利です。
2. クールビズ向けのシャツ選びでよくある質問Q&A
ここではクールビズ用のシャツを選ぶときのポイントを、袖の長さ、襟型、色柄、サイズ、生地に分けてそれぞれご紹介します。
Q. 襟型はどれが正解?
定番の3型
クールビズはノーネクタイでの着用が想定されるため、開きが狭い襟型よりも、開きが広い方が相性も良く、おしゃれな雰囲気を演出できます。
ボタンダウンは見た目の装飾性に加え、ボタンが襟の立体感をキープしてくれるのがポイント。
ワイドカラーは最も主流の襟型で、ビジネスだけでなく結婚式などのフォーマルシーンでも着用が可能な万能タイプ。
ホリゾンタルはワイドよりもさらに開きの広い襟型で、華やかでスタイリッシュな印象になります。
その他のおすすめ
また襟の大きさが芯のあるタイプに比べて小ぶりなため、さらにスッキリした印象になります。
ノーネクタイの着用で、よりカジュアルさを演出したい方はソフト芯タイプも検討してみてください。
Q. 半袖シャツは着ていいの?
結論としては半袖と長袖、どちらも着用OKです。それぞれにメリット、デメリットがあるので押さえておきましょう。
半袖
半袖は腕周りの通気性が良くなり、より涼しさを感じられるのがメリットです。
ビジネスで着用していいのか不安な方もいるかと思いますが、環境省は半袖の着用を認めています。また多くの企業でも取り入れられているため、基本的に心配する必要はありません。
一方で会議や商談などの大事なシーンでは少しカジュアルな印象になってしまうことがあるので、重要な場面では長袖の方が無難といえます。
長袖
長袖はフォーマルシーンでも対応できる「きちんと感」と、年中着回せるというコストパフォーマンスの良さがメリットです。
半袖に比べると通気性や涼しさという点で劣るものの、袖を腕まくりすることで、ある程度の涼しさは出せます。
腕まくりの着こなしは、少しこなれた雰囲気も出るので、スタイリッシュな印象を与えたい方にお
Q. 色と柄で注意するポイントは?
夏は見た目にも涼しげな色を選ぶのがポイント。白はもちろんですが、清涼感のあるブルー系もおすすめ。サックスブルーやパステルブルーといった軽い色味ならより爽やかな印象になります。
もし見た目に物足りなさを感じる場合は、柄物のシャツを選びましょう。清涼感があり、スタイリッシュに見せてくれるストライプがおすすめです。
また、汗染みが気になる方は濃淡差に注意が必要です。
特に無地のグレーや淡めのサックスブルーは目立ちやすいので、白シャツやネイビーなどの無地、もしくはストライプなどの柄物を選びましょう。柄物であれば、淡めの色でも比較的目立ちにくくなりますよ。
Q. サイズで気を付ける部分は?
ジャケットを脱ぐクールビズ期間はシャツが主役なので、シルエットがとても重要になります。
首周りや袖の長さはもちろんのこと、特に注意したいのが半袖シャツの腕周り。
大きめサイズを選んでしまうと、とたんに子供っぽい印象になってしまいます。二の腕周りがシュッとすることでスタイリッシュなシルエットが完成します。
なかなか自分にぴったりのサイズが見つからないという方は、オーダーのご検討もオススメです。
Q. どんな生地がおすすめ?
クールビズ用のシャツ生地を選ぶポイントは、涼しく、乾きやすく、手入れがラクなものです。
ここでは実際にFABRIC TOKYOで展開している生地を参考にご紹介します。
ジャージー生地
ビジネス用のシャツ生地は一般的に織り物の生地が主流ですが、近年ではジャージー生地も多く見られるようになりました。
ジャージー生地は通気性、速乾性はもとより、シャツでは珍しいストレッチ性があるのが魅力。シワにもなりにくいので、洗濯後の手入れも簡単です。
クールビズの主力としておすすめ。
リネン生地
清涼感があるので、自分だけではなく、周りの人も涼しい気分にさせてくれます。
シワになりやすいため、手入れ面ではジャージーに劣るものの、夏らしさを感じる生地と言えます。
おしゃれさを取り入れたい方におすすめ。
オックスフフォード生地
オックスフォードは数本の糸をまとめて織るので、通常の目の詰まった平織りシャツよりもすき間が多くなるのが特徴。ジャージーやリネンには譲るものの、通気性が良くなり、肌あたりも柔らかくなります。
コットン100%のものとポリエステル混紡の2種類がありますが、上質さ重視ならコットン100%、コストパフォーマンス重視でしたらポリエステル混紡がおすすめ。
ベーシックなシャツ生地が安心!という方はオックスフォードを選びましょう。
3. クールビズ用シャツの着こなし注意ポイント
次は着こなす際のポイントをご紹介します。細かい部分ですが、印象の良し悪しが分かれる部分なので、きちんとチェックしていきましょう。
3-1. 開けるボタンは第1ボタンまで
開けるボタンは第1ボタンまでにしておきましょう。
ボタンを開けると通気性も良くなりますが、第2ボタンまで開けてしまうと、だらしない印象を与えてしまいます。
正面から見て目線が行きやすい部分でもあるので、特に注意が必要です。
3-2. 袖の腕まくりはきれいに
長袖を涼しく見せるのに有効な腕まくりも、適当にやってしまうと印象を台無しにしてしまいます。
特に折り幅を太くしたり、肘が見えるくらい折り返してしまわないように注意しましょう。
折り幅は細く、全体の7分丈くらいがおすすめです。
また一度腕まくりをしたら、その日は袖を戻さないようにしましょう。シワがかなり目立ってしまうので、こちらも印象を台無しにしてしまいます。
3-3. インナーは見えないように
クールビズのシャツは第1ボタンを外して着用するので、首元から肌着やインナーシャツが見えないようにすることが大切です。
Vネックや深めのUネックのインナーで、色は透けにくく、肌に馴染む白やベージュ系を選ぶと良いでしょう。吸水速乾性のあるインナーなら、汗ジミやベタつきを防いでより快適に過ごせますよ。
3-4. 置きジャケットがあると便利
急な来客で人と会わなければならなくなった時や、冷房が効きすぎて寒くなってしまった時に活躍するのがジャケットです。
オフィスに1着置いておくと非常に便利です。選ぶ際はお手入れがラクなウォッシャブルや防シワ機能のあるもの、軽量で持ち運びしやすいものがおすすめです。
4. まとめ
ジャケットなどの上着を着用しなくてもOKなクールビズだからこそ、シャツにはこだわりたいもの。
清涼感があっておしゃれに着こなせる、クールビズにぴったりのシャツを選べば暑い夏も涼し気に乗り切れるはずです。
デザインはもちろん、シャツ選びはサイズ感が何よりも重要。もしサイズ選びに自信がない人はオーダーがオススメです。
FABRIC TOKYOなら自分のサイズにぴったりのクールビズ用シャツが6,980円からオーダーいただけます。機能性が高い半袖シャツのバリエーションも豊富ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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