ドレスシャツとは?ワイシャツとの違いや選び方についてもご紹介【メンズ】
「ドレスシャツってどういうシャツのこと?」
「ワイシャツとどう違うの?」
普段からスーツを着ている人でも、このような疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか。ドレスシャツとは、フォーマルシーンやビジネスシーンで着るシャツのこと。最近ではカジュアルシーンにも取り入れられるようになってきています。
本記事では、ドレスシャツの定義から選び方、シーン別の着こなし方、またおすすめのドレスシャツを5つご紹介します。ドレスシャツの理解を深めたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. ドレスシャツの定義
ビジネスシーンやフォーマルシーンで着用されるドレスシャツは、ワイシャツとどう違うのでしょうか。結論としては、ドレスシャツとワイシャツに大きな違いはなく呼び方が異なるだけ。ただし、ニュアンスが微妙に異なります。
装飾がない白いシャツを「ドレスシャツ」といい、一方、「ワイシャツ」はストライプや色物など、カジュアル感が強いものも含まれています。ワイシャツは「ビジネスシャツ」や「カッターシャツ」と呼ばれることもあります。
最近ではドレスシャツがカジュアルシーンでも取り入れられるようになってきています。ドレスシャツを取り入れることで、カジュアルななかにも「きちんと感」をプラスできる点が人気の理由です。
2. ドレスシャツの選び方
自分にぴったりのドレスシャツを見つけるために、覚えておきたいポイントがいくつかあります。
2-1. 生地で選ぶ
ドレスシャツにはさまざまな生地(織り方)があります。本記事では、代表的な下記の5つをご紹介します。
- ブロード
- オックスフォード
- ツイル
- ドビー
- ヘリンボーン
ドレスシャツの定番の生地である「ブロード」は1本1本の糸が細く、しっとりとした触り心地や光沢感が特徴です。糸が細ければ細いほど光沢感が増し、上質なシャツに仕上がります。
「オックスフォード」は細めのコットン糸で織られていて、程よい厚みがありながらも上品な雰囲気を演出できます。ビジネスシーンはもちろん、チノパンなどと合わせればカジュアルシーンにも着用可能です。
「ツイル」は綾織りの別名で、斜めのでこぼこした織り方が特徴的。厚みのある生地なので、シワになりにくい点もポイントです。
DAILY ACTIVE
【ツイル】繊維業の発展が著しく、ASEANでも注目されているベトナムで生地から縫製まで一貫して生産をすることで、オーダーシャツでありながら6,500円という価格が実現しました。
「ドビー」は平織りや綾織りの生地に細かい模様を織り上げているため、遠目で見ると無地に見えます。光沢を持つ模様が多く、おしゃれな雰囲気をまとえます。
- 平織り:縦の糸と横の糸を交互に浮き沈みさせるもっともベーシックな織り方
- 綾織り:縦の糸と横の糸を何本か抜かして交差させた織り方
掲載の商品は販売を終了しました。
「ヘリンボーン」は、斜めの線が交互に並んだ模様が特徴です。交互に組み合わされているため耐久性に優れており、洗濯をしても変形しにいといったメリットもあります。
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ビジネスシーンならどの生地を選んでも問題ありません。最初に紹介した「ブロード」はビジネスだけではなく、冠婚葬祭にもぴったりですよ。
2-2. 襟型で選ぶ
印象を大きく左右する襟型。ここでは、ドレスシャツに用いられる代表的な4つの襟型をご紹介します。
- レギュラーカラー
- ワイドカラー
- ホリゾンタルカラー
- ウイングカラー
「レギュラーカラー」はドレスシャツの定番のデザイン。襟の長さや開きがスタンダードで、もっとも広く知られている形です。どんなスーツやシーンでも合わせられます。
「ワイドカラー」もレギュラーカラーと同じように定番です。襟の開きが100〜120度と広く、首回りをすっきり見せられます。こちらも、幅広いデザインのスーツやシーンにぴったり。ワイドカラーについては「ワイドカラーとは?おしゃれな着こなし方についても徹底解説!」で詳しく紹介しています。合わせてご確認ください。
「ホリゾンタルカラー」は、ワイドカラーよりもさらに襟の開きが広く、ほぼ水平の180度に開いた襟型のことをいいます。ネクタイの結び目が目立ちやすく、太めのネクタイとの相性が抜群です。
ホリゾンタルカラーはビジネスシーンやフォーマルシーンにおすすめですが、個性的な印象を与えるため、お葬式やお通夜などでは基本的に避けたほうが無難でしょう。
ホリゾンタルカラーについて詳しく知りたい人は、「ホリゾンタルシャツの魅力とは?カッタウェイとの違いやネクタイの結び方も紹介」も合わせてご確認ください。
「ウイングカラー」は襟先が前に折れたデザイン。タキシードなどのフォーマルなスーツや蝶ネクタイとよく合います。結婚式などではしばしば見かけますが、華やかな印象になるのでビジネス向きではありません。
「ウイングカラーシャツとは?ネクタイの合わせ方や着こなしを解説」もチェックしてみてくださいね。
2-3. サイズで選ぶ
ドレスシャツを選ぶときは、サイズにも気を付けなければなりません。サイズが合っていないと、だらしなく見えてしまいます。
ここでは、「首回り」と「裄丈」の測り方、注意点をご紹介します。
<首回り>
首回りは、喉仏(のどぼとけ)の下あたりをメジャーで測ります。
シャツの一番上のボタンを留め、すき間に指を入れてみましょう。2本ほど入るゆとりがあれば、ジャストサイズです。もう少し首回りに余裕が欲しい人は、指が3本入るくらいのゆとりを作りましょう。指3本以上のゆとりを作ってしまうと、今度は首元がだらしなくなってしまうので、注意が必要です。
基本的に、首回りのジャストサイズは実寸+3cmです。例えば首回りが35㎝なら、首回りが38cmのシャツがぴったりです。
<裄丈>
裄丈は、首のつけ根の中心から手のくるぶしまでをメジャーで測ります。首の後ろから肩先、袖口までの長さが裄丈です。裄丈を測ると、体にぴったりな袖の長さが分かります。
洗濯やクリーニングをすると生地が縮むため、縮む分をあらかじめ計算しておくことがポイント。例えば綿100%のシャツなら、1~2㎝ほど余裕を持たせておくとよいでしょう。
3. ドレスシャツは私服にもおすすめ!カジュアルに着こなすポイント
私服にドレスシャツを取り入れると、きれいめカジュアルに仕上げられます。ここでは、カジュアルに着こなすポイントをご紹介します。
3-1. 袖をまくり上げてアクセントをプラス
ドレスシャツの袖をまくり上げればすっきりした印象に。袖部分のちょっとしたアクセントになり、抜け感も演出できるので、カジュアルなコーデにぴったりです。
- ①袖口のボタンを外す
- ②袖口を1回折り返す
- ③もう2回、同じ厚みで折り返す
3-2. デニムと合わせてカジュアル感アップ
デニムにドレスシャツを合わせるのもあり。カジュアルなデニムでも、フォーマルなドレスシャツによってきちんと感をアピールできます。
おすすめは、ドレスシャツにシンプルなデニムを合わせたコーデ。シャツの裾をパンツにしまいこむことで、清潔感のある大人カジュアルな印象になります。
4. おすすめのドレスシャツ4選
最後に、ビジネスウェアのオーダー専門店「FABRIC TOKYO」のおすすめドレスシャツを4つご紹介します。
4-1. NON IRON EASY CARE ホワイトブロードシャツ
ドレスシャツの定番であるブロード生地を採用していて、しっとりした触り心地が特徴です。
コットンとポリエステルが混ざっており、通気性と吸水性に優れています。冠婚葬祭からビジネスまで、幅広いシーンで着用可能です。
4-2. NON IRON EASY CARE ホワイトオックスフォードシャツ
上品な印象を演出できるホワイトオックスフォードシャツです。シワができにくくアイロンも不要。お手入れが簡単なので、ビジネス用のドレスシャツを探している人におすすめです。
4-3. EASY CARE JAPAN SHIRT by BANSHU ホワイトツイルシャツ
播州織の老舗生地工場である東播染工と協業開発した生地。形態安定性を持つ生地に液体アンモニア加工を施しているため、シワになりにくいことも特徴です。
メンテナンスの手間もそこまでないので、デイリーユースしていただきやすい1着に仕上がりました。
NON IRON BANSHU for DAILY
東播染工は昭和18年に創業した老舗の生地工場です。染めから織り、仕上げ加工まで一貫して生産を行うことができ、伝統を守りながら新しい技術を取り入れ、時代のニーズに合わせて物作りを行っています。
4-4. DAILY ACTIVE ホワイトヘリンボーンシャツ
まずはオーダーシャツにもかかわらず6,500円というリーズナブルな価格が特徴。はじめてのオーダーで、オーダーシャツのフィット感を試してみたい人にもおすすめの1着です。
とはいえ、クオリティも申し分なし。生地の密度が高いことでハリが生まれるため、自宅でお洗濯をしてもシワがほとんど気になりません。日々のメンテナンスに煩わしさを感じている人からも選ばれています。
5. ドレスシャツが1着6,500円からオーダーできる
ドレスシャツは基本的にビジネスシーンやフォーマルシーンで着用するためのシャツです。しかし最近では、私服でも取り入れられるなど、幅広いシーンで大活躍してくれます。一枚持っておくと便利ですよ。
FABRIC TOKYOでは自分にぴったりなドレスシャツを6,500円からオーダーできます。店舗で30分ほどの採寸を済ませたら、あとはネットでオーダーするだけ。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。お気軽にお越しください。お待ちしております。
FABRIC TOKYOはビジネスウェアのオーダー専門ブランドです。シャツはもちろん、スーツやカジュアルジャケット、カジュアルパンツ、チノパン、セットアップなどもオーダー可能です。20代〜40代のオーダー初心者の方にも多くご利用いただいています。
1.スマホでオーダー
店舗で採寸したサイズデータはオンライン上に保管されます。その後はPCやスマホからいつでもオーダーできます。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。
2.シャツが1着6,500円〜
「FABRIC TOKYO」では中間業者を介すことなく最短ルートで工場とお客さまをつなぐことで、品質にも妥協することなく、シャツ1着6,500円から体験できるオーダーメイドを実現しています。
3.お届けから50日間は無料でお直し
着心地やサイズ感に違和感がある場合は、お届けから50日間は無料で1回までサイズのお直しをさせていただきます。オーダー初心者でも安心してオーダーできます。
「FABRIC TOKYO」のカスタムオーダー商品をご購入いただくには、採寸とサイズ登録が必要です。採寸にかかる時間は約30分。「まずはサイズ登録だけして、家でじっくり商品を検討したい」というご要望も承っております。
首都圏や関西エリア、名古屋、福岡にも店舗がございますので、お気軽にお近くの店舗までお越しください。