ビジネス用のポロシャツは着こなし方でこんなに変わる!ビズポロを徹底分析
今やクールビズの定番として、すっかりビジネスシーンに欠かせなくなったポロシャツ。ポロシャツのなかでも、ビジネス仕様のものは一般的に「ビズポロ」と呼ばれています。
カジュアルなイメージが強いポロシャツをビジネスで着こなすうえで、どのようなタイプを選べばいいのか迷う人もいるのではないでしょうか。
今回は、ビズポロと一般的なポロシャツの違いから選び方、コーディネートまで詳しくご紹介します。
- オーダーポロシャツを1着9,800円から
- ワイシャツのようなきちんと感のある襟型
- 商談でも安心して着られる生地もご用意
この記事を監修した人鈴木 日出海|ANSWER 編集部
デザイナーズブランドからビジネスウェアまで、10年以上の接客経験を経て、現在ANSWERの記事を執筆。 わかりやすさを大切にしています。 趣味は70年代のロック。
1. ビジネス仕様のポロシャツ「ビズポロ」
「ビズポロ」は、ビジネスシーンに適した仕様になっています。ポロシャツの快適性や適度なラフさがありながら、ワイシャツに通ずるカッチリさを兼ね備えたビジネスウェアです。
まずは、通常のポロシャツとビズポロの違いを解説します。
1-1. ポロシャツとビズポロの違いは?
そもそもポロシャツとビズポロは目的とする着用シーンが異なります。それぞれの特徴を一言で表すと次の通りです。
- ポロシャツ:もともとはスポーツで着用されていたスポーツ仕様のポロシャツ
- ビズポロ:ビジネス仕様に仕立てたポロシャツ。ワイシャツに似た前開きタイプもある
スポーツウェアとして広まったポロシャツに比べ、当初からビジネス向けに作られたビズポロ。ビズポロは伸縮性に優れており、通気性や吸水性に優れた素材が使われているため、クールビズスタイルにぴったりです。
ビズポロの活用シーンは意外と多く、ややかしこまった場面では上からジャケットを羽織るだけでカッチリとした雰囲気になります。
1-2. ビズポロには2つのタイプがある
ビズポロには、大きく分けて「プルオーバータイプ」と「前開きタイプ」の2種類があります。長袖のビズポロもありますが、クールビズでは半袖のビズポロが主流です。それぞれのタイプについて説明します。
A. プルオーバータイプ
プルオーバータイプは通常のポロシャツと同様、ボタンが3つ付いていて首元だけが開くタイプのビズポロ。その名の通り、頭から被って着ることができます。
通常のポロシャツと同じ形で、前開きタイプよりもカジュアルな印象です。裾をズボンから出すタックアウトでも違和感なく着こなせるのがポイント。ビズポロの主流といえば、このプルオーバータイプですが、よりカッチリとしたビズポロを探しているなら前開きタイプもおすすめです。
B. 前開きタイプ
前開きタイプのビズポロはワイシャツのように上から下までボタンがあり、羽織るようにして着ることができます。ワイシャツと同じような着こなしができるため、ネクタイを締めても違和感がありません。
見た目はワイシャツに近いですが、素材はポロシャツなので、夏でも涼しげな印象で快適に着用できるのがポイントです。
2. ビジネスで着るポロシャツ選び方5つのポイント
カジュアル感が強い「ポロシャツ」をビジネスシーンで着用するなら、選び方をしっかりとおさえておきたいところです。ビジネスで着るポロシャツを選ぶ際に確認したい5つのポイントを紹介します。
2-1. 台襟があるタイプを選ぶ
台襟とは、シャツの首元で襟の土台となる帯状のパーツのこと。ワイシャツは台襟によって襟が立ち上がっていて、見た目が立体的になります。ビジネスシーンで着用するポロシャツも台襟があるタイプを選ぶのがおすすめです。
台襟によって首周りに立体感があるとフォーマル感が生まれ、ジャケットとの相性もよくなります。台襟のないポロシャツだと首元がのっぺりとして、カジュアルな印象を与えてしまうかもしれません。
2-2. ノータイでもキマる襟型を選ぶ
クールビズではノーネクタイが基本ですが、普段着ているシャツのネクタイをただ外すだけでは「だらしない印象」になってしまいがち。ビズポロでもこれは同じです。
ビジネスで着用するならノーネクタイでも着こなせる襟型のものを選ぶようにしましょう。おすすめは襟の開きが広い「ワイドカラー」や、襟先を小さいボタンで留める「ボタンダウン」です。この2つの襟型を選べばネクタイをしなくても首元を立体的に見せられますよ。
2-3. ベーシックな色柄を選ぶ
ビジネスシーンでポロシャツを着用するなら、カラーはベージュやブラック、グレー、ネイビーなどベーシックなものを選びましょう。
柄は無地もしくはストライプのものがおすすめ。胸元にある小さな刺繍など、ワンポイント程度の装飾であれば問題ありません。
JOB POLO SOFT 機能性鹿の子を使用した上品POLO
風合いの柔らかなコットンと、ペットボトルからリサイクルされたCOOLMAX EcoMadeを使用した素材です。コットンの配合率が高いので、やわらかい肌触りが特徴です。
2-4. 裾をインしてもスマートなサイズを選ぶ
ポロシャツは、裾をタックアウト(パンツから出すこと)するとラフな印象になり、タックイン(パンツの中に入れること)するとスマートできっちりとした着こなしになります。
ビジネスシーンでシャツを着用するならタックインが基本。ビズポロもタックインすることを考えて、裾が短すぎないものを選びましょう。
2-5. 快適に過ごせる機能素材を選ぶ
クールビズで着用するなら涼しく快適なことはもちろん、見た目にも涼しげな印象を与える素材を選びたいところです。快適なビズポロを上手に着こなせば、暑い夏でも清潔感のあるスマートな印象になります。
ポロシャツの定番である鹿の子編みのコットン素材のほか、ニット素材やパイル素材もおすすめ。最近では吸汗速乾性に優れた新素材のポロシャツもあるので、合わせてチェックしておきましょう。
2-6. ディティールにこだわる
ポロシャツは基本的にシンプルなアイテムであるがゆえ、ディティールが大切。特に意識したいのが、首元の印象を決める「襟」とアクセントになる「ボタン」です。
ビジネスウェアのオーダー専門店「FABRIC TOKYO」のポロシャツは、コンパクトな襟によってシャープで洗練された首元を演出。高級感のある貝ボタンをあしらうことで、ビジネスに適した上品さときちんと感が生まれます。
3. ビジネスでポロシャツ!おすすめコーデ5選
ビズポロを選ぶ際のポイントを解説してきましたが、着こなしがわからない人も多いはず。ここからはビジネスでポロシャツを着用するにあたって参考にしたい、おすすめコーディネートを5つ紹介していきましょう。
3-1. ベージュ × ネイビーの定番ビジカジスタイル
ベージュのカジュアルパンツにネイビーのポロシャツを合わせた夏の定番のコーディネート。ドレスシャツのような生地のポロシャツなので、きちんと感を求められるシーンにも対応できるのがポイントです。
もう少しカジュアルな印象にしたい場合は、靴とベルトを茶色で統一するのがおすすめ。シーンによって使い分けてみてくださいね。
3-2. ブルーのポロシャツを取り入れた夏の爽やかコーデ
ブラックのセットアップに合わせたのは、爽やかかつ清潔感のあるブルーのポロシャツ。コンパクトなショートワイドのポロシャツを合わせることで、全体のバランスも申し分なし。簡単に取り入れられる夏の定番コーデです。
3-3. シックできちんと感のあるポロシャツスタイル
ブラックのスラックスにサックスのポロシャツを合わせたコーディネート。ポロシャツの襟がボタンダウン仕様なので、きちんと感を備えたいシーンにも活躍します。
シャツのような立体感のあるポロシャツなので、ポロシャツとは思えない上品なコーディネートに仕上がりました。
3-4. ワントーンでまとめたおしゃれポロコーデ
ブラックのセットアップに、これまたブラックのポロシャツを合わせたワントーンコーデ。黒1色で合わせることで、モダンでスマートな印象になります。都会的なコーディネートをしたい方にはおすすめのコーディネートです。
3-5. グレーポロで落ち着きと爽やかさを演出
グレーのポロシャツは、シックで落ち着いた雰囲気をもたらしてくれるアイテム。ネイビーやブラックなど濃い色のスラックスと合わせれば、見た目にも涼しげで暑い日にピッタリの爽やかコーデが完成します。
タックアウトでカジュアルに着こなすもよし、タックインで上品にまとめるもよしです。
4. まとめ
ビジネスシーンに合わせるポロシャツの選び方や、おすすめコーディネートについて紹介しました。ビジネスシーンでポロシャツをカッコよく取り入れたいなら、自分にフィットするサイズ感のものを選ぶのが大切です。
FABRIC TOKYOのオーダーポロシャツなら、お客様の体型にフィットするサイズをご提案。ポロシャツをよりスマートに着こなせます。
クールビズに不可欠なビジネス仕様のポロシャツ。
上手に取り入れて、ほどよくきちんと感のあるおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- オーダーポロシャツを1着9,800円から
- ワイシャツのようなきちんと感のある襟型
- 商談でも安心して着られる生地もご用意