スタンドカラーシャツが万能すぎる!おしゃれな着こなし方やコーデを紹介【メンズ編】

この記事は約9分で読めます

丸い襟元が特徴で、カジュアルなイメージがあるスタンドカラーシャツ。ノーネクタイ専用なので、選ぶ色柄や襟元の形で印象がガラッと変わるのが特徴のひとつです。

なかには、「おしゃれに着こなしたいけどコーディネートがむずかしい」「どうしてもダサい着こなしになってしまう」「ジャケットとの着こなし方が分からない」といった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

今回は、スタンドカラーシャツの特徴や各シーンに合わせた着こなし方、おしゃれなジャケットコーデの一例などを紹介しつつ、その魅力に迫ってみましょう。スタンドカラーシャツを着こなせるようになればおしゃれの幅もグンと広がりますので、ぜひ参考にしてください。


この記事を監修した人赤川 圭|ANSWER 編集部(FABRIC TOKYO 有楽町)

有楽町店の赤川と申します。スーツに限らず、カジュアルやジャケパンの着こなし全般について、自信を持ってご案内させていただきます!FABRICTOKYOのオーダーを通して、今までと違う自分を発見するお手伝いができればと思います👔

1. スタンドカラーシャツの特徴と歴史

スタンドカラーシャツについて理解するために、その特徴と歴史を簡単に説明します。「バンドカラー」や「ノーカラー」など、区別がつきにくいデザインの襟との違いにも触れるのでぜひ参考にしてくださいね。

1-1. スタンドカラーシャツは立て襟が特徴

standcollarshirt02

スタンドカラーシャツは折り返しのない立て襟が特徴です。一般的なレギュラーシャツとは違って襟の折り返しがないので、ノーネクタイ専用のシャツとして使います。

似たようなものに「バンドカラーシャツ」と呼ばれるシャツがあります。バンドカラーシャツはスタンドカラーよりも襟の高さがさらに低く、「ノーカラーシャツ」の襟に帯状の布をつけた形状をしたシャツのこと。バンドカラーもスタンドカラーの一種で、基本的に使い方や特徴は同じですが、バンドカラーの方がよりラフな印象になります。

「ノーカラーシャツ」とは?

ノーカラーシャツとは、襟なしのシャツのこと。バンドカラーの襟にある帯状の布がなく、よりシンプルな襟元が特徴です。

1-2. スタンドカラーシャツの歴史

スタンドカラーシャツには長い歴史があります。その起源は1300年頃で、フランスのノルマンディ地方の貴族が防寒と衣服の補強のために発明した襟の形が元となっています。以降も軍服の一つの形として受け継がれ、軍服から派生した学生服の詰襟(つめえり)などにも使用されていきました。

日本でスタンドカラーシャツがファッションアイテムとして人気になったのは1980年代。イッセイミヤケがコレクションで発表したことがきっかけの一つといわれています。ノーネクタイでありながらもドレッシーでおしゃれなスタイルの一つとしてその後、定番化していきました。

2. スタンドカラーシャツの魅力

スタンドカラーシャツには、主に3つの魅力があります。「着こなすのが難しい……」と敬遠している人も、魅力を知れば欲しくなっちゃいますよ。

2-1. ラフなスタイルで柔らかい雰囲気のスタイルになる

襟付きのシャツはきっちりとした印象があります。一方、スタンドカラーシャツは首回りがクルーネックのように丸いデザインなので、襟付きのシャツと比べると柔らかい印象になります。

スタンドカラーシャツはフォーマル過ぎず、ラフ過ぎない印象を演出できるのでコーディネートの幅が広がるのが強みです。定番のスーツスタイルに合わせるだけでも新鮮なアクセントになります。

2-2. 首周りがスッキリしてスリムな着こなしができる

スタンドカラーシャツは、襟がなく首回りがスッキリとした印象です。細身のスーツやジャケットを合わせると、全体的にスリムなシルエットになります。シャツ1枚でもスマートな印象になるので、暑い季節にもぴったりです。

スタンドカラーシャツでスマートなコーデを目指すなら、ジャストサイズで着用することがポイント。オーダーメイドで自分の体型に合わせたシャツを選ぶのもおすすめです。

FABRIC TOKYOでは、6,500円からシャツをオーダーでき、無料でスタンドカラーにカスタマイズできますよ。

2-3. ドレッシーからカジュアルまで着こなしの幅が広がる

ノーネクタイで着用するスタンドカラーシャツは、ジャケットだけでなくカーディガンなどのラフなアイテムとの相性も抜群です。

ジャケットと合わせてフォーマルに、カーディガンなどのニットと合わせてカジュアルに。さまざまな着こなしを楽しめます。ボトムは、きちんと感を出すならスラックス、カジュアルな雰囲気を出すならチノパンなど、シーンに合わせて選びましょう。

革靴だけでなく、スニーカーと合わせてもOK。フォーマル感とカジュアル感のあるアイテムをうまく組み合わせてみてくださいね。

STRETCH MILLED by SOLOTEX

少し起毛感のある生地のため、普段のコーディネートに取り入れるだけで、「秋冬らしさ」を手軽に演出することができるアイテムです。

¥ 46,800
商品をみる

3. スタンドカラーシャツを1枚で着こなすテクニック

スタンドカラーシャツを1枚でおしゃれに着こなすテクニックを紹介します。誰でもすぐにマネできるのでぜひ取り入れてください。

3-1. 第一ボタンの開閉で印象を変える

スタンドカラーシャツの最大の特徴である襟。第1ボタンを留めるか留めないかだけで印象を大きく変えられます。第1ボタンを留めるときちんと感、開けておくと一気にリラックス感のある印象に。

たったこれだけで正反対の雰囲気を演出できますよ。TPOはもちろん、その日の気分で使い分けて気軽におしゃれを楽しんでくださいね。

3-2. 腕まくりをして抜け感を出す

スタンドカラーシャツは、レギュラーシャツよりもラフな印象のアイテムなので腕まくりをしても違和感がありません。軽さが出ることで「抜け感」を演出できます。

ラフさをより演出したい場合は、シャツの裾をタックアウト(パンツの外に裾を出す)するのもありです。シャツの袖をまくったら、腕時計やバングルなどの小物を合わせてこなれ感を。

「抜け感」とは?

フォーマルすぎず、カジュアル過ぎない範囲で肩の力を抜いた着こなしのこと。たとえばシャツの袖をまくって手首を見せるなど、わざと着崩してさりげないおしゃれを演出します。

4. スタンドカラーシャツおすすめコーデ

FABRIC TOKYOがおすすめする、スタンドカラーシャツのおしゃれなコーディネートを紹介します。思ったよりも簡単に着こなせるので、ぜひここで紹介するコーデを参考にしてください。

4-1. ホワイトスタンドカラーシャツ&グレースーツ

ビジネスシーンで定番のグレースーツに、白いスタンドカラーシャツを合わせた王道スタイル。

体のサイズにぴったりフィットしたサイズ感で、全体的にかっちり感のあるコーディネートなのでビジネスシーンでも通用します。結婚式の二次会やプライベートな食事など、少しカジュアルっぽさを取り入れたいシーンにもピッタリです。フォーマルからカジュアルまで幅広く活用できる、まさに万能型のコーディネートです。

4-2. ホワイトスタンドカラーシャツ&チャコールグレースーツ

白のスタンドカラーシャツに、チャコールグレーのスーツをコーディネートしました。ホワイトシャツはさまざまなカラーと組み合わせやすいアイテム。チャコールグレーのような濃い目のスーツと合わせれば、きちんと感を出しながらも適度な抜け感を演出できます。

第1ボタンを開けたり、スニーカーやローファーを合わせたり。カジュアルな着こなしもおすすめです。

4-3. ホワイトスタンドカラーシャツ&グレーカーディガン

standcollarshirt206

カーディガンと茶系のパンツ、白のスニーカーを合わせたビジネスカジュアルスタイルです。

シンプルな白のスタンドカラーシャツでよりリラックスした雰囲気に。ブラウン無地のチノパンは裾口をダブル、タックをツータックにすることで、腰回りにゆとりを出し、落ち着いた大人の雰囲気を出します。

4-4. 黒のスタンドカラーシャツ&ダブルブレストジャケット

tuck-out-shirt-coordinate13

艶と滑らかさのある高級綿のデニムシャツに、マットで軽やかな質感のジャケットを合わせたコーディネート。重厚感のあるイメージのダブルブレストジャケットに、あえてスタンドカラーシャツを合わせることで“抜け感”を演出しているのがポイント。

上品さとカジュアルさを両立させたい方へおすすめのコーディネートです。

5. FABRIC TOKYOでは、スタンドカラーシャツが6,500円から仕立てられます

ビジネスウェアのオーダー専門店「FABRIC TOKYO」では150近いシャツ生地をラインアップしていて、6,500円からオーダー可能です。

好きな色柄から、襟の形をカスタマイズして注文できるのも魅力で、スタンドカラーは無料でカスタマイズできます。ぜひ一度ご来店ください。お待ちしております。

「FABRIC TOKYO」でシャツをオーダーしませんか?

FABRIC TOKYOはビジネスウェアのオーダー専門ブランドです。シャツはもちろん、スーツやカジュアルジャケット、カジュアルパンツ、チノパン、セットアップなどもオーダー可能です。20代〜40代のオーダー初心者の方にも多くご利用いただいています。

◎「FABRIC TOKYO」が選ばれている理由

1.スマホでオーダー
店舗で採寸したサイズデータはオンライン上に保管されます。その後はPCやスマホからいつでもオーダーできます。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。

2.シャツが1着6,500円〜
「FABRIC TOKYO」では中間業者を介すことなく最短ルートで工場とお客さまをつなぐことで、品質にも妥協することなく、シャツ1着6,500円から体験できるオーダーメイドを実現しています。

3.お届けから50日間は無料でお直し
着心地やサイズ感に違和感がある場合は、お届けから50日間は無料で1回までサイズのお直しをさせていただきます。オーダー初心者でも安心してオーダーできます。

◎購入の流れ

「FABRIC TOKYO」のカスタムオーダー商品をご購入いただくには、採寸とサイズ登録が必要です。採寸にかかる時間は約30分。「まずはサイズ登録だけして、家でじっくり商品を検討したい」というご要望も承っております。

首都圏や関西エリア、名古屋、福岡にも店舗がございますので、お気軽にお近くの店舗までお越しください。

来店予約はこちら

KEYWORDS

ボタンカーディガンカジュアルチノパンコーディネートジャケット
シェア ツイート LINEで送る

ビジネスファッションの、
すべての答えがここに。

ANSWERは、ビジネスウェアの悩みを解決する情報をお届けし、あらゆる働く人を後押しするサイトです。ライフスタイルにフィットするアパレルブランドのFABRIC TOKYOが運営しています。

ANSWERANSWER