
メンズスーツの正しい選び方とは?ちょっと意識しただけでこんなに変わる!
「スーツに興味はあるけど知識がなくて選べない」
「自分にはどんなスーツが適しているんだろう……」
スーツを買おうとしている人のなかには、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに働き方が多様化し、仕事でスーツを着る機会がめっきり減っている現代。だからこそ、スーツをおしゃれに着こなしている男性はカッコイイですよね。
しかしスーツをおしゃれに着こなすには、スーツの知識や選び方が大切になります。この記事では、自分にあったスーツの選び方や、オーダーメイドで作るスーツの魅力についてご紹介します。スーツ選びに迷っている人は、この記事を見れば自分に合った最適なスーツ選びができるようになりますよ。

- スーツ1着38,000円からオーダーでき、20〜40代の方に多くご来店いただいています
- 店舗で30分ほどの採寸を済ませたら、あとはPCやスマホからオーダーできます
- 「オーダースーツはハードルが高い」という方はFABRIC TOKYOがおすすめ

この記事を監修した人襟川 諒佑|ANSWER 編集部
FABRIC TOKYOの各店舗にて、お客さまのコーディネートをご提案しながら、ビジネスファッションの情報を発信するメディア「ANSWER」編集部に所属中。趣味は古着屋めぐり。カジュアルめなコーディネートを考えるのも好きです👔
1.メンズスーツの正しい選び方
メンズスーツを選ぶときに考慮したいポイントは生地、デザイン、サイズです。1つでも欠けるとスーツをおしゃれに着こなせないため、必ず押さえておきましょう。
1-1.生地で選ぶ
スーツの生地を選ぶとき、「何にこだわればいいの?」と悩むことがあります。生地を選ぶときには、「素材」「柄」「色」「糸」の4つのポイントを考慮しておくといいでしょう。
まず「素材」については、スーツの生地に使われている素材はナイロンやポリエステルなどもありますが、とくに押さえておきたいのは「ウール」です。ウールには、保湿性や吸湿性、肌なじみがいいなどの特徴があり、ほとんどのスーツはウールが使われています。スーツを選ぶ際は、素材の持つ特性を理解して選びましょう。
次は、スーツの「柄」についてです。スーツの柄の基本は「無地」です。素材の質感や色合いをストレートに表し、スーツのよさを引き立たせてくれます。最初は無地からスタートし、その後にストライプやチェックなどの柄ものを揃えていくのがおすすめです。
続いては、スーツの「色」です。スーツの色は、着用するシーンをイメージして決めるようにしてください。
シーン別の色の選び方
- 冠婚葬祭や就活などのフォーマルシーン:黒系
- ビジネスシーン:ネイビー、グレーなどのダークカラー
- カジュアルシーン:ダークカラーのほか、ブラウンやカーキ、ベージュ
最後は、スーツの「糸」についてです。スーツの糸は細ければ細いほど光沢感があり、シワになりにくいという特徴があります。
糸が細いかは、国際羊毛機構(IWTO)が定めた基準「SUPER120’s」を参考にしましょう。SUPER120’sとは、1グラムの原毛から120メートルの繊維を作れることを表した指標です。数字があがるほど、糸が細くなります。
丈夫で肌触りの良いスーツが欲しい人は、SUPER100~110の生地を目安にしてみると良いでしょう。

一方、糸が細いと耐久性に劣るといったデメリットもあります。糸を基準とする場合は、着用環境に応じて選ぶようにしましょう。
生地はスーツ選びの核となる部分ですので、自分の好みや用途に合わせて決めるようにしてください。
1-2.デザインで選ぶ

デザインで選ぶ際に考慮するポイントはいくつかありますが、「ボタン」「ラペル(襟)」「ベント」「ポケット」の4つに絞って紹介します。
ボタンは、数や色合いを重視しましょう。ビジネスやカジュアルシーンで着用するなら、2つ・3つボタン。ボタンの色はスーツと同系色が無難です。
ラペルとは、正面から見える下襟のことを指します。ラペルにも種類や幅があり、定番からはやりの形までさまざまです。定番は「ノッチド」で、流行に関係なくどんなシーンでも利用できます。
ベントとは、ジャケットの後ろやサイド部分にある切れ目(スリット)のことを指します。センターベントは腰の中央に切れ込みがあり、すっきりとした印象。くせのないシンプルなデザインなので、多くのスーツに採用されています。
一方サイドベンツは、腰の左右に切れ込みが入っていて、クラシカルな印象の仕立てです。30代以上のエレガントな装いを好む人や、体型が影響しないためヒップが大きめの人におすすめです。
ポケットも種類があり、その形によってウエストを細く見せたり、印象を変えたりする効果があります。「ノーマル」は定番のデザインで、センターベントとの相性もばっちり。「スランテッド」は、ハの字に傾いたデザインで、ウエストを細く見せます。
「チェンジポケット」はクラシックなデザインが特徴。腰の位置が少し高く見えます。「スランテッドチェンジ」はエレガントでクラシックな印象を与えます。「パッチポケット」はポケットを貼り付けたようなカジュアルなデザインが特徴です。
スーツをおしゃれに着こなす秘訣は、細部にまでこだわることです。スーツの色や柄だけでなく、生地や襟、ベント、ポケットなども確認してから選ぶようにしてください。
1-3.サイズで選ぶ

いくらデザインが良くてもサイズが合っていなければ、スーツをおしゃれに着こなしているとはいえません。ジャケットとスラックスそれぞれにサイズの目安があります。ジャケットのチェックポイントは下記を参考にしてください。
ジャケットサイズの目安
- 肩はひとつまみできるか
- 袖口から1.0cm~1.5cm程度シャツが見えるか
- ウエスト周りはこぶしが一つ分入るか
- 着丈はお尻が9割隠れる程度か
とくに肩回りは、着心地を左右しやすい箇所のため重点的に確認してください。次は、スラックスのチェックポイントです。
スラックスサイズの目安
- ウエストは手のひらが入るゆとりがあるか
- 太ももはひとつまみできる余裕があるか
- サイドポケットは広がっていないか
- 裾はハーフクッション~ワンクッションか
ハーフクッションは裾が足の甲に触れるぐらいの長さで、スッキリした印象になります。ワンクッションは裾が甲に当たって一つ折りができる長さで、ビジネスからフォーマルまで幅広く使えます。
ジャケットとスラックスのサイズ感を参考にして、自分の体形にあったスーツを選びましょう。
2.【シーン別】スーツを選ぶときの注意点
スーツを選ぶ際のシーン別の注意点について解説します。どのような場所でスーツを着る予定なのか、想像しながらご覧ください。
2-1.職場で着用するビジネススーツの場合
職場で使用するビジネススーツは、適度にカジュアルな印象を与えられるものにしましょう。
スーツの柄は、無地やストライプがおすすめです。ストライプには種類があり、ピンストライプやシャドーストライプが定番。無地に近い薄いラインです。一方、ペンシルストライプやチョークストライプは、ラインの主張が激しいといった特徴があります。柄ものを選ぶ際は、その柄の特徴を掴んでから選びましょう。











次は、スーツの色です。ビジネスシーンにおすすめの色は、定番のネイビーや落ち着いた印象のあるグレー、秋冬で活躍するブラウンがあります。ブラックは冠婚葬祭のイメージが強いため、ビジネスシーンでは避けたほうがいいでしょう。ビジネススーツは相手に与える印象を考えて選ぶようにしてください。
2-2.就活で着用するリクルートスーツの場合
リクルートスーツは飾らないことを意識して選びましょう。スーツの柄は無地がベター。ストライプやチェックなどの柄が入っているスーツは面接官にいい印象を持たれないこともあるので、避けるのが無難です。
次は、スーツの色です。リクルートスーツはブラックが基本です。グレーやネイビーなど明るめの色は避けてください。ただし、ブラックグレーやチャコールグレーなど黒に近い色なら着用可能です。
最後に、スーツのデザインですが二つボタンが主流になっています。柄と色だけでなく、ボタンの数も気にしましょう。
3.既製スーツとオーダースーツ。どっちがいいの?
既製スーツとオーダースーツにはそれぞれメリットがあります。両者を比較し、最適なスーツを選べるようになりましょう。
3-1.既製スーツは買ったらすぐに着用できる
既製スーツは、メーカーが一定の規格で大量生産したスーツのことを言います。既製スーツのメリットは、買ったらすぐに着られることです。急遽スーツが必要になっても、お店に行けばすぐに手に入れられます。大量生産によって原価を抑えているので、お手頃な価格で買えるのもメリットの一つです。
一方デメリットは、デザインやサイズに限りがあること、品質面でオーダーメイドに劣ってしまうことです。
3-2.オーダースーツは体にぴったりフィットする

オーダースーツは既製品より高価でハードルが高いイメージがあるかもしれません。しかし、オーダースーツには既製品にないメリットがあります。
オーダースーツのメリット
- 生地や色・デザインなどを細かく決められる
- 自分の体型にあった世界で1着だけのスーツを作れる
値段が高いイメージがありますが、「FABRIC TOKYO」ではスーツ1着38,000円からオーダーできます。中間業者を介さず、工場とお客さまを最短ルートでつなぐことで高品質のスーツを適正価格でお届けできます。
4.FABRIC TOKYOでオーダースーツを作ってみよう!
FABRIC TOKYOでは38,000円からオーダースーツが作れるので、気軽にオーダーメイドを試したい方におすすめです。ここでは、FABRIC TOKYOのオーダースーツを一部ご紹介します。
4-1.エントリーに最適「FABRIC TOKYO MODEL X」

「FABRIC TOKYO MODEL X」は、現代のライフスタイルにフィットするように作られたモデルです。
ウールにポリエステルを混紡した素材で、ウールの機能性とポリエステルの耐久性を合わせて持っています。44,800円とFABRIC TOKYOのラインアップのなかではリーズナブルな価格帯なので、はじめてのオーダースーツにもおすすめです。











4-2.間違いのない王道の1着「AUTHENTIC」

AUTHENTICは、国内の工場で糸から生地まで一貫した生産工程で作られたスーツです。
生地にはオーストラリア産の上質なウールだけを使用しており、ウールが持つ効果を最大限発揮してくれます。高品質なスーツを持ちたい方におすすめの1着です。











5.FABRIC TOKYOならスーツ1着38,000円からオーダーできる!
スーツの特徴や選び方について紹介しました。スーツの特徴を細かく知ると、自分好みで作ってみたくなりませんか?
ビジネスウェアのオーダー専門店「FABRIC TOKYO」なら高品質のスーツを1着38,000円からオーダーできます。お店で実際の生地を手に取って確認してから、インターネットで購入することも可能です。FABRIC TOKYOで世界に1着だけのスーツを作りませんか。

FABRIC TOKYOはビジネスウェアのオーダー専門ブランドです。スーツはもちろん、シャツやカジュアルジャケット、カジュアルパンツ、チノパン、セットアップなどもオーダー可能です。20代〜40代のオーダー初心者の方にも多くご利用いただいています。
1.スマホでオーダー
店舗で採寸したサイズデータはオンライン上に保管されます。その後はPCやスマホからいつでもオーダーできます。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。
2.スーツが1着38,000円〜
「FABRIC TOKYO」では中間業者を介すことなく最短ルートで工場とお客さまをつなぐことで、品質にも妥協することなく、スーツ1着38,000円から体験できるオーダーメイドを実現しています。
3.お届けから50日間は無料でお直し
着心地やサイズ感に違和感がある場合は、お届けから50日間は無料で1回までサイズのお直しをさせていただきます。オーダー初心者でも安心してオーダーできます。
「FABRIC TOKYO」のカスタムオーダー商品をご購入いただくには、採寸とサイズ登録が必要です。採寸にかかる時間は約30分。「まずはサイズ登録だけして、家でじっくり商品を検討したい」というご要望も承っております。
首都圏や関西エリア、名古屋、福岡にも店舗がございますので、お気軽にお近くの店舗までお越しください。