スーツに合わせるコートのきほん|秋冬向けの王道コーディネート8選

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肌寒くなる秋冬のビジネススタイルで欠かせないコート。

秋冬のビジネススーツの着こなしをスマートにかっこよく仕上げるためには、コートも重要なポイントの一つです。

せっかくコートを選ぶなら、ビジネスシーンはもちろん、オンオフ両方で着まわすことができるコートがいいですよね。

ここでは、ビジネススーツと相性のいいコートの基本をおすすめ度と合わせてご紹介します。

また、コートの王道の着こなしやよくある質問を解説しているので、秋冬のビジネススタイルだけでなく、オンオフでコートを着こなす参考にしていただけます。

ビジネススーツと相性の良いコートの基本

ビジネススーツと抜群に相性の良いコートは、
チェスターコート、ステンカラーコート、トレンチコートです。

1-1. チェスターコート

フォーマル度:★★★★★(5)

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1-1. チェスターコート

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チェスターコートは、コートの中でも最もフォーマルな着こなしができます。

襟がノッチドカラーになっており、胸ポケットや両脇にフラップポケットがあり、
スーツジャケットのようなデザインです。

丈はスーツジャケットよりも長く、基本的に膝上辺りまであります。

スーツの上に羽織ることを想定されたコートなので、身幅は広く作られていますが、
ウエストを絞ったシルエットでドレッシーな印象を与えます。

ビジネスシーンでは、チャコールグレーやダークネイビーといった暗めのトーンの色がおすすめです。

フォーマルな印象を残しながら、着用するスーツの色を選びません。

キャメルのチェスターコートの場合は、ダーク系のビジネススーツにすることでバランスが取りやすくなります。

また、素材はウールやポリエステルが定番です。
ポリエステルはビジネスシーンの印象が強くなるため、オンオフの着まわしには、
重厚感があり、温かみのあるウール(カシミヤ、ツイード)がおすすめです。

本来、格式が高いコートなので、ベーシックなシャツや暗めのスラックスでフォーマルな雰囲気も出すことができますが、デニムと合わせることでカジュアルに着ることもできます。

1-2. ステンカラーコート

フォーマル度:★★★★☆(4)

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1-2. ステンカラーコート

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ステンカラーコートは、ビジネスコートの定番の一つです。
正式にはバルマカーンコートと言います。

トラディショナルなコートの代表格として、幅広い年代に人気で一着は持っておきたいデザインです。

一番の特徴は、前方が低く後方が高い直線的に折り返された襟型です。
第一ボタンを開けても閉めてもスマートな印象になり、
ボタンを留めて衿をタブで閉めることで熱の逃げ道を塞ぐため、
マフラーなしでも暖かく着ることができます。

全体的にシンプルなデザインなので、色はベージュやネイビー、カーキがおすすめです。

ベージュはなかなかスーツに取り入れることが難しい色なのですが、
秋冬のビジネススタイルに華やかさを増すことができます。

ネイビーは、ウール素材にすることで艶感があり高級感が出て、とても上品な印象になります。

カーキは、ステンカラーコートだからこそミリタリー感が主張されずクリーンに着こなせます。

チェスターコートよりもフォーマルになり過ぎず、トレンチコートよりも着こなしが簡単なコートです。

オフの日は、パーカーのようなカジュアル要素の強いアイテムと合わせることで、
ビジネス要素が軽減されるため、オンオフの着まわしで汎用性があります。

1-3. トレンチコート

フォーマル度:★★★☆☆(3)

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1-3. トレンチコート

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トレンチコートは、年代や性別問わず着られているメジャーなデザインです。

第一次世界大戦の英国軍でレインコートとして採用されたルーツがあり、他のコートと比べてもディティールに特徴があります。

エポレットやガンパッチ、ストームフラップ、アンブレラヨークのように名残があるデザインです。

機能的で動きやすさを重視しているため、ボックスシルエットが基本です。

ベルトの捌き方をアレンジすることで与える印象を変えることができるので、様々な着こなしを楽しむことができます。

おすすめの色は、ベージュ、ブラック、ネイビーです。

ベージュは、ビジネスシーンだけでなく、カジュアルシーンでも使えるので、季節を問わずに活躍します。

ブラックやネイビーは、フォーマルな印象を強めることができるので、ディティールの多いトレンチコートをスマートに見せることができます。

トレンチコートは、ギャバジンという綿中心の丈夫な綾織の生地がおすすめです。

ギャバジンでも高密度に織られた生地は、艶感もありフォーマル感を出すことができます。

ビジネススーツと合わせることで威厳を出すこともできますが、カジュアルダウンでラフに着こなすこともできるので、オンからオフまで使うことができます。

オンオフ着たくなる、コートの王道着こなし8選

例1:コートとスーツの色味を合わせることでビジネスシーンで使える落ち着いたコーディネートになります

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例2:ネクタイとコートの色味をあわせることでまとまりが出ます。

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例3:ラフにマフラーを巻いてクリーンな印象のカジュアルコーディネートです。

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例4:コントラストのあるインナーを入れることで、重くなりすぎず軽やかな印象になります。

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例5:ステンカラーコートはインナーもシンプルにすることでクリーンな印象になります。

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例6:ジャケットにセーターを合わせるとカジュアルでも知的で大人っぽいコーディネートになります。

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例7:シャツスタイルにトレンチコートを来ても男らしく無骨さが出てかっこいいです。

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例8:トレンチコートは複雑なデザインなものが多いので、シンプルなコーディネートがおすすめです。

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コートの着こなしによくある質問

Q1. サイズ選びで特に気にすべき点はどこですか?

A:スーツの上に着用する場合、肩幅、着丈、袖丈の3点を気をつけましょう。

まず、肩幅は自分の体型に合ったものを選び、着丈はジャケットよりも長く膝上辺りが理想です。

さいごに、袖丈の長さはジャケットから出るシャツを隠すぐらいの長さを選ぶのがおすすめです。

Q2. ビジネスシーンにふさわしくないコートはありますか?

A:最近では様々な着こなしが増えていますが、ビジネスシーンではモッズコートやダッフルコート、ダウンコートはカジュアル要素が強いため、適さない場合があります。

Q3. 素材別のメリット・デメリットは何ですか?

A. 代表的な素材の「ウール」「ギャバジン」を例に解説していきます。

<ウールの場合>

ウールには、サラサラしたカシミヤのような素材とツイードのようにゴワゴワした素材があります。

カシミヤのように肌触りの良い素材は繊維が非常に細く、希少性があるため価格も高価になります。

ツイードのようにハリのある素材は、滑らかな感じや光沢感はありませんが、耐久性に優れています。

<ギャバジンの場合>

撥水性や耐久性がある生地なので、とても頑丈で少しぐらい手荒な扱いをしても生地が駄目になることはありません。また、ドレープ感もあり非常に綺麗な素材です。

デメリットは特にありませんが、あえて言うならば、洗濯すると縮むためドライクリーニングが必須です。

Q4. コートのベルトはどのように結べばいいですか?

A:コートのベルトの取り扱いのおすすめです。

・コートの両脇にあるポケットに入れる

・コートのフロントを閉じて左前で結び

・コートのフロントを開けて左前で結ぶ(ガウンのような着こなし)

・コートのフロントを閉じてベルトのバックルを留める

また、以下のようなコートのベルトの取り扱いは避けましょう。

・ベルトを後ろで結ぶ

・後ろでベルトをバックルで留める

・ベルトサイドで垂らす

Q5. 大人っぽい着こなしにするためにはどうしたらいいですか?

A:スーツとコートを同色系でまとめるのがコツです。

特に、コートにダーク系のビジネススーツを合わせることで大人っぽい印象になります。首元にすっきりした無地のマフラーを入れると、都会的で洗練された感じを出すこともできます。

Q6. オフの時はどのような着こなしをしたらいいですか?

A:カジュアルシーンではオーバーサイズが主流になっています。

オフの時はスーツジャケットを着用することは少ないので、その差分がちょうど良いサイズ感として着こなすことができます。

4. まとめ

秋冬のビジネススタイルでは、スーツだけでなくコートまでこだわることでワンランク上のスマートな着こなしになります。

・ビジネススーツの相性が良いコートはチェスター、ステンカラー、トレンチで決まり

・ブラック、グレー、ネイビー、ベージュの落ち着いた色味が汎用性あり

・不恰好にならないためには、肩幅、着丈、袖丈のサイズ感に注意

このポイントを抑えて、あなたにぴったりのコートで自信に溢れたビジネスライフをお過ごしください。

text by 藪 佑樹(事業推進グループ コーディネーター)

KEYWORDS

ベルトチェスターコートコーディネートジャケット
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