上下色違いのレディーススーツを試したい!初心者向けお手本コーデ4選
スーツの定番は上下同色であることが多いですが、「上下色違いのスーツで少しカジュアル感を出してみたいな…」と考えたことはありませんか?
ビジネスシーンでスーツを着慣れている方でも
「上下色違いの着こなしって難しそう…」
「会社の雰囲気的にどこまで許容されるのかな…」
など、気になることは多いですよね。
この記事では、「上下色違いのスーツの着こなし」に悩む女性のために、ビジネスシーンで使える着こなしやポイント、よくある質問をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. 上下色違いのスーツを着る時に知っておきたいこと
1-1. 職場で上下色違いのスーツを着ても大丈夫!
上下色違いのスーツは、ビジネスシーンでは問題ない着こなしとなります。
男性の場合は、上下色違いのスーツの着こなしのことを「ジャケパンスタイル」と呼び、主にジャケット + チノパンを合わせることが多いです。
ビジネスカジュアルの着こなしが以前よりも推奨されるようになり、目にする機会も増えたと思います。
一方で女性の場合は、ビジネスシーンでの服装の自由度が高い傾向があるため、上下色違いのスーツは比較的一般的な着こなしとなります。
しかし、上下同色のスーツと比べるとカジュアルダウンした雰囲気になるため職場の雰囲気に合わせることが重要です。
不動産や金融業界など信頼関係を前提に取引を行う業界は、かっちりとしたスーツの着こなしを求められる印象ですよね。
ですが、そのような業界にお勤めのお客さまでも上下色違いのスーツを希望される方は一定数いらっしゃる印象です。職場がオフィスカジュアルを推奨していたり、周りの同僚や上司が上下色違いのスーツを着用していたりする場合は、相談の上、お試しいただくのがおすすめです!
1-2. 王道のコーディネートはこれ!
上下色違いスーツの王道コーディネート
① ジャケットの色は「グレー」や「ネイビー」など定番色にする
...定番色のジャケットであればフォーマルな場面にも対応できるため、急な来客や会議でも問題なく着用することができます。
② 「黒」と「ベージュ」のボトムスが使いやすい◎
...ダークカラーのパンツはしまった印象に、ベージュのパンツは柔らかい印象になるため、シーンによって使い分けるのがおすすめです。
1-3. 周りへ与えるイメージの違い
ジャケットの色によって、与える印象は大きく変わります。
着こなしのイメージの違いが一目でわかる写真を作ってみたので、ぜひ参考にしてください。
【スーツ寄りのスタイル】
...ジャケットの色がダークトーンの場合
ネイビーやグレー、黒などスーツにおいて定番色となるダークカラーのジャケットは、落ち着いた印象を与えてくれます。
そのため、営業や社外での会議などフォーマルな場面でも使いやすく汎用性が高いです。
少し華やかさを出したい場合は、パンツの色を明るいグレーやベージュにするのがおすすめです。
【オフィスカジュアル寄りのスタイル】
...ジャケットの色が明るい場合
ベージュやアイボリーなど、明るい色のジャケットは華やかな印象になります。
定番色のジャケットと比べるとカジュアルダウンするため、オフィスワーク時の着こなしにおすすめです。
パンツの色は黒やネイビーなど、濃い色を選ぶとコーディネートにメリハリが出ます。
2. こんな着こなしはNG!気をつけてほしいポイント
① オーバーサイズのジャケットやワイドすぎるパンツはNG
ワイドすぎるものは、だらしない印象につながります
あくまで、ビジネスシーンで着用する服装です。
カジュアル感を出すために肩幅の合っていないジャケットや、ワイドすぎるパンツを着用することは控えるのがおすすめです。
サイズの合っていない幼い印象やだらしない印象を与えてしまう可能性があるので、ビジネスパーソンとして恥ずかしくない着こなしを心がけましょう。
ジャケットのサイズ感の目安はこちら
ジャケットは肩幅に合うサイズがおすすめ
- 肩先が落ちていないかを見る
- 二の腕にゆとりが出すぎていないかを見る
ワイドパンツではなく、スリムストレートパンツがおすすめ◎
② 上下で色をしっかり分ける
ジャケットとパンツの色味はしっかり分ける
「黒とダークネイビーは近い色ではあるものの、同じ色ではない…」といった視覚的に違和感を感じやすい組み合わせになります。
また、濃い色のコーディネートはシックで大人っぽい印象を作ることができますが、重たい印象になってしまうことも多いです。
ダークネイビーではなく、パンツの色を明るくしてコーディネートにメリハリをつけるのがおすすめです。
③ 柄 × 柄をさける
チェックのジャケットにストライプのパンツなど、上下ともに柄の入ったものを着用すると派手な印象になるため、オフィス内で浮いてしまうことも…
柄物を取り入れたいという場合は、ジャケットかパンツのどちらかを無地にするようにしましょう。
3. 【上下色違い】レディーススーツお手本コーデ4選
ジャケット(グレー)× パンツ(黒)
フォーマルな場面でも活躍するスタイル
- ベーシックな着こなしも、淡い色のブラウスを合わせることで柔らかい印象をつくることができます
- 少しゆとりのあるストレートのシルエットは、落ち着いた印象になります
ジャケット(黒)× パンツ(ベージュ)
レディーススーツでは定番の組み合わせ
- 黒のジャケットもカットソーと合わせることで、カジュアルな印象で着られます
- 細身のパンツに、ローファーを合わせて「動きやすさ」と「きちんと感」を両立させるのがおすすめです
ジャケット(ネイビー)× パンツ(ベージュ)
【スーツスタイル寄り】きちんと感と華やかさを両立
- ジャケット以外の色みを揃えることで、統一感を出すことができます
- スッキリしたノーカラージャケットに、首元の開きすぎないインナーを合わせると上品に着られます
ジャケット(アイボリー)× パンツ(ネイビー)
オフィスカジュアルにおすすめの着こなし
- パンツ丈を足首が見える長さにしていることによって、より軽やかな雰囲気で着られます
- 柔らかい色味のジャケットには、濃い色のパンツを合わせることで着こなしにメリハリがつきます
4. よくある質問Q&A
Q. 上下で色が違う中でも、かっちり見えするコーデは...?
A. 定番のコーディネートとしては、
・ジャケット:グレー
・パンツ:黒
または、
・ジャケット:ネイビー
・パンツ:グレー
などがおすすめです。
スーツの定番色はネイビーやグレー、黒になります。
この3色の色の間でコーディネートを組んでいただくと、比較的かっちりとした雰囲気を出すことができます。
「1-3. 周りへ与えるイメージの違い」に写真付きの解説があるので、ぜひ参考にしてくださいね。
Q. フォーマルな場面で、上下色の違うスーツはNGですか?
A. 避けていただくのがおすすめです。
上下で色の違うスーツは、基本的にオフィスカジュアルな着こなしとなり、オフィスカジュアルの定義としては、「社内で過ごすのに相応しい服装であるか」が基準となります。
会社の服装規程に合わせて「より崩した着こなし」が許容されるイメージです。
フォーマルな場面で上下色の違うスーツを着用してしまうと周りと浮いてしまう可能性がありますので、上下同色のスーツが安心です。
Q. ヒール以外で合わせる靴は、何がおすすめですか?
A. ローファーがおすすめです。
ローファーを合わせたコーディネート
レディーススーツに合わせる靴として、ヒールのあるパンプスが定番で最もフォーマル度が高いですが、フラットタイプのパンプスやローファーはスーツとの相性がよいです。
合わせる靴によって全体のバランスや印象も変わりますので、パンツの丈感は靴に合わせて変えると、よりスタイルアップして綺麗にご着用いただけます。
ローヒールの場合
- 足首が見える:アクティブな印象
- 足首がすこし見える:ベーシックな印象
- 足首がすべて隠れる:落ち着いた印象
Q. 新卒です。気をつけた方がいいマナーはありますか?
A. ベルトや靴、鞄など小物の色味を統一するのがおすすめです。
トータルの色味を3色に抑えたコーディネート
- インナー:白
- ジャケット:ネイビー
- パンツ:ベージュ
- ベルト:ベージュ
- 靴:ベージュ
スーツやインナー、小物を合わせてトータルの色味が3種類になるように意識をしましょう。
コーディネート全体に統一感がうまれ、清潔感があり落ち着いた印象を与えることができます。
Q. インナー選びに悩んでいます。おすすめはありますか?
A. ブラウスやキレイめカットソーがおすすめです。
レディーススーツに合わせるインナーの定番として、シャツ、ブラウス、カットソーの3つがあります。
より失礼のない着こなしには襟付きのシャツがおすすめですが、かっちりした印象にしたくない場合は、ブラウスやカットソーがおすすめです。
ブラウスだと女性らしく柔らかい印象に、きれいめカットソーだとよりカジュアルな雰囲気になります。
色味としては白のインナーであれば、どんなシーンでも困ることがないので1着あれば安心です。
- ジャケットと同色、もしくはダークトーンのインナーを選ぶと、全体的に引き締まった印象をつくれます
- ジャケットよりも淡いトーンのインナーを選ぶと、爽やかで明るい印象をつくれます
5. まとめ
最後に、上下色違いのスーツで悩む方のために、ビジネスシーンで使える着こなしやポイントをおさらいします。
・ジャケットの色は「グレー」や「ネイビー」、「黒」など定番色が使いやすくておすすめ
・パンツの色は、「黒」と「ベージュ」が使いやすくておすすめ
・あくまで仕事着のため、オーバーサイズのジャケットやワイドすぎるパンツを避け、サイズ感の合うものを選ぶ
もし、「既製品だと、満足いくサイズが見つからない...」という方はオーダーという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。
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