【就活】リクルートスーツに合わせるネクタイの色や柄・結び方を徹底解説!
これから就活を始めようとする人のなかには、リクルートスーツに合わせるネクタイ選びで悩んでいる人もいるのではないでしょうか。ネクタイの色や柄はさまざまあるので、スーツを着慣れていないと何を選べばいいか悩みますよね。
ネクタイは種類によって相手に与える印象が異なります。場合によっては、相手に不快な印象を与えることもあるので注意が必要です。
この記事では、就活用のネクタイの選び方やおすすめの色・柄について紹介します。就活に適したネクタイの結び方についても触れていますので、ぜひ参考にして就活を成功に導いてくださいね。
この記事を監修した人赤川 圭|ANSWER 編集部(FABRIC TOKYO 有楽町)
有楽町店の赤川と申します。スーツに限らず、カジュアルやジャケパンの着こなし全般について、自信を持ってご案内させていただきます!FABRICTOKYOのオーダーを通して、今までと違う自分を発見するお手伝いができればと思います👔
1.就活リクルートスーツにおすすめのネクタイの色
ネクタイは色のバリュエーションが豊富で、つい自分の好みで選びたくなりますが、じつは就活に好まれにくい色や柄があるのをご存じですか。ここでは、就活時のリクルートスーツに合わせるべきおすすめの5色と、避けたほうが良いとされるネクタイの色を紹介します。
1-1.ブルー(青)系
就活用のネクタイとして人気の高い青やネイビーなどのネクタイは、誠実・勤勉・清潔な印象を与えます。ブルー系のネクタイは王道で、かつさまざまなシーン、業界で幅広く対応できるため、1本目に購入するネクタイとしておすすめです。
一方、青系のなかでも水色のネクタイは爽やかな印象で就活用にもしばしば選ばれますが、冬に着用すると季節はずれの印象を与えるので注意が必要です。
1-2.グレー系
グレー系のネクタイは、知的で落ち着きがあるイメージを与えます。金融機関や公務員などフォーマルさが求められる業界の面接では、特にグレー系がおすすめです。
しかしグレーは落ち着いた色である反面、あまり目立たないので印象に残りにくくなります。グレー系のネクタイを選ぶときは、面接する業界を吟味したうえで選ぶようにしましょう。
1-3.レッド系
レッド系のネクタイは前向きさや、やる気がある印象を与えます。営業や商社など活力がアピールポイントになる業界や、最終面接で熱意をアピールしたい時などにおすすめです。
1-4.グリーン(緑)系
グリーン系のネクタイは、安心感や穏やかな印象を与えます。フレッシュさもありながら、落ち着いた印象にまとまるので就活にもぴったりです。
緑色は協調性もアピールできるので、チームワークを求められる職種の面接やグループワークが行われる選考では、特におすすめと言えます。
1-5.イエロー系
黄色や橙(だいだい)色などは、親近感や社交的な印象を与えます。コミュニケーション力や協調性をアピールできる色なので、グループ面接やグループディスカッションなどの場面で活用するのもよいでしょう。
しかしブルー系やグレー系とは異なり、ややカジュアルな印象になるので、服装の規定が厳しい業界の面接では注意が必要です。
ここまで紹介した5色が、就活におすすめのネクタイの色になります。それぞれ相手に与える印象や着用シーンが異なるので、アピールしたい自身の人柄と合わせてネクタイの色を決めてくださいね。
1-6.【注意】就活では紫色を避けるのがベター
就活に好まれにくい傾向の色もあります。それは紫色です。紫色のネクタイは神秘的・芸術的という印象を与えてしまいます。その結果、掴みどころがない印象を持たれてしまうこともあり、濃淡を問わず面接には好まれないことがあります。面接では紫色は避けたほうがよいでしょう。
その他、避けたほうがよい色としては、冠婚葬祭でつける黒や白、シルバーグレー、そしてカジュアルで派手な印象になるゴールド系などです。ネクタイの色によっても相手に与える印象が変わるため、慎重に選ぶ必要があります。
2.就活リクルートスーツにおすすめのネクタイの柄
次に、就活におすすめのネクタイの柄について紹介します。ネクタイの柄は色と同様に、多くの種類があります。例えば、定番の無地やストライプ、チェック、ドット柄、小紋柄、ペイズリーなどさまざまです。
ネクタイの柄についても、就活に適するものは決まっているので、リクルートスーツに合わせるネクタイを選ぶ際は、柄にも注意するようにしてください。
小紋柄は同じ柄が等間隔にデザインされた柄のこと。ペイズリー柄は勾玉(まがたま)模様とも言われ、曲線や草花などがある一定の規則でデザインされた柄のこと。ネクタイの他、カーテンやソファなどにも用いられます。
2-1.無地
無地は就活では定番で、清潔感や誠実さといった印象を与えます。柄で悩む必要がないため、柄を選ぶのが不安な人におすすめです。
しかし柄がない分、色の印象が強くなるため、色選びがより重要になることには注意が必要。無地であれば青やネイビー、ワインレッドなどオーソドックスなカラーがおすすめです。
2-2.ストライプ
ストライプ柄のネクタイは、無地と同じく就活では定番の柄。ビジネスの世界ではもっともベーシックな柄であり、就活にもおすすめです。ストライプ柄は、知的で洗礼された印象を与えます。
同じストライプでも線の太さや使っている色の数によって、与える印象は少し変わってくるので注意が必要です。基本的に、線が太ければ太いほど、色が多ければ多いほどカジュアルで派手な印象になります。
ストライプのなかでも就活でおすすめなのは、「レジメンタルストライプ」です。レジメンタルストライプとは、斜め右上に向かうストライプの柄で、知的で落ち着いた雰囲気があり、就活用のネクタイでは定番の柄の1つとなっています。
レジメンタル(Regimental)は「軍服・軍隊の」という意味があり、レジメンタルのネクタイはもともと「所属している隊を表すデザイン」という由来があることから、欧米のビジネスシーンではレジメンタルタイの着用を避ける風潮があります。そのため、外資系企業の面接では避けたほうがよいケースもあります。
レジメンタルネクタイについて、詳しくは「レジメンタルタイの基本|意味や歴史をFABRIC TOKYOがやさしく解説」で紹介しています。あわせてご確認ください。
2-3.ドット
ドットは、落ち着きや誠実な印象を与えます。ストライプと比べて色数が少なく、コーディネートがしやすいのも特徴です。
しかし、大きめのドットはカジュアル感が強くなるため避けたほうがよいでしょう。ドット柄を選ぶ際は、小さめのドットであるピンドットを選ぶのがおすすめです。
2-4.チェック
チェックは親しみやすく活発なイメージを与えます。太いチェック柄はカジュアルな印象を与えるので、細かいチェック柄を選ぶのがポイントです。また、落ち着いた印象を与えるため、地色と合わせて3色以内にまとめるとよいでしょう。
チェックは他の柄と比べてカジュアルな印象になるため、比較的服装が自由な業界なら許容されますが、金融業界や公務員など堅い業界では避けるほうが無難です。
3.就活リクルートスーツにおすすめのネクタイの結び方
就活では、もっとも基本的なネクタイの結び方である「プレーンノット」がおすすめです。就活だけでなくビジネスから冠婚葬祭などのフォーマルシーンまで対応できるため、一度覚えてしまえばあらゆるシーンで使えます。
いくら就活に適したネクタイを選んでも、きちんと結べていなければ意味がありません。動画を参考に、ネクタイを結ぶ練習をしておきましょう。
≪結び方の手順≫
- ネクタイを首にかける(右側に小剣、左側に大剣を持つ)
※小剣とは、ネクタイの幅の細いほうの部位。大剣は、ネクタイの幅の太いほうの部位を指します。 - 大剣を上にして重ね、小剣に一周巻きつける
- 首元のスペースに内側から大剣を通す
- 大剣でつくった輪の中に小剣を通す
- ティンブル(くぼみ)の形を整える
4.リクルートスーツに合うおしゃれなネクタイを5,800円から用意
ネクタイは、相手に与える印象を左右する大切なアイテムです。就活のネクタイを選ぶポイントは、自分のアピールしたい人柄に色を合わせることと、面接する業界に応じて使い分けることです。面接官によい印象を持たれるためにも、自分に合った就活用ネクタイを選ぶようにしてください。
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