結婚式の靴下にもマナーが!3つの正解とNGポイントとは?
結婚式や披露宴などの冠婚葬祭にゲストとして参列するときのスーツやネクタイ。「何を着ていこうか?」「シャツやネクタイは何をあわせる?」と悩んでしまいますよね。
しかし、注意すべきポイントはそれだけではありません。意外と忘れがちですが、大切なのが「靴下」です。靴下は「パンツの裾で隠れるからどれでもいい」と考えていませんか。結婚式や披露宴など冠婚葬祭の場では靴下にもマナーがあります。
今回は、結婚式や披露宴などのフォーマルシーンに最適な靴下の選び方やマナーなどに注目していきます。意外と大切な「靴下選び」の参考にしてください。
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. 結婚式の靴下マナー3つの正解
立っている時はパンツの裾で隠れていても、座って足を組んだ時などに意外と見えてしまう靴下。結婚式や披露宴など、冠婚葬祭の場に参列する場合、靴下のマナーを知っておくと安心です。
まずは、結婚式や披露宴で履く靴下の選び方やマナーについて解説します。
1-1. 色は黒がベスト
結婚式や披露宴のような冠婚葬祭の場では、何色の靴下を選べばよいのでしょうか。基本的に黒を選ぶのがマナーです。
靴下の色はスーツの色に合わせるのが一般的とされています。結婚式や披露宴で着るスーツや靴は基本的に黒なので、靴下もスーツに合わせて黒を選ぶのが正解です。黒色以外のスーツを着用する場合は、スーツの色に合わせて濃紺やこげ茶など濃い色の靴下であれば問題ありません。
もし、何色にするか迷った時は「黒」を選びましょう。
1-2. 柄は無地を選ぶ
次に結婚式や披露宴の場に適した靴下の「柄」を解説します。結婚式や披露宴のような冠婚葬祭の場では、シンプルな「無地」の靴下を選ぶのがマナーとされています。
もしワンポイントのロゴが入った靴下を選ぶ場合は、できるだけ柄が小さいものを選びましょう。その他にも無地に近いストライプやリブ編みの靴下であれば問題ありません。
フォーマル用の靴下には、白と黒のストライプ柄が入ったものがあります。これらはモーニングコートなどに合わせて着用するもので、ゲストが着用するものではありませんので選ばないようにしましょう。
昼の正礼装。黒い上着とベストやコールズボンと呼ばれる「縦じま」入りのグレーのスラックス。主に新郎、新婦の父親が結婚式で着用するもの。
1-3. 素肌が見えない長さの靴下を選ぶ
結婚式や披露宴のような冠婚葬祭の場では、標準的な「ミドル丈」の靴下を選びましょう。ミドル丈とはふくらはぎまでの長さのことで、椅子に座った状態でもパンツの裾から素肌が見えない長さがポイントです。
パンツの裾や靴下のズレ落ち方によっては、ミドル丈の靴下だと素肌が見える場合もあります。その際はロング丈の靴下を選んで素肌が見えないようにしましょう。パンツの裾と靴下の間に素肌が見えてしまうと、下品な印象になってしまうため注意が必要です。
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2. 結婚式でNGな靴下をチェック!
結婚式や披露宴に参列する場合、避けたい靴下のタイプがあります。恥をかかないためにも、しっかりと確認しておきましょう。
2-1. 色柄のNGポイント
「オフホワイト」の靴下は新郎が身に着ける色なので、結婚式のゲストとしてはふさわしくありません。また、赤や黄色、オレンジなど派手な色の靴下もNGです。
柄に関しては、キャラクターものや動物柄、ポップな水玉模様などはカジュアルすぎる印象なので避けるようにしましょう。
2-2. 素材のNGポイント
モコモコした毛糸素材など厚手の靴下は履かないようにしましょう。寒い時期は履きたくなるアイテムですが、結婚式ではマナー違反です。スーツに合わせてコットン素材のスッキリとしたものを選びましょう。
一方で、素肌が透けるような薄手の靴下も、結婚式や披露宴など冠婚葬祭の場で履くのはNGです。たとえスーツをカッコよく着こなしていても下品な印象になってしまいます。
2-3. 丈・長さのNGポイント
カジュアルすぎる靴下は基本的にNGです。例えば、くるぶしやスニーカーソックスはカジュアルなスタイルに合わせる靴下です。結婚式や披露宴などフォーマルなシーンには適さないので、履かないようにしましょう。
結婚式にふさわしい靴下の丈はすでに説明しましたが、靴下を選ぶときには、パンツの裾から素肌が見えない「丈・長さ」かどうかを事前に座ってチェックすることがポイントです。
2-4. 状態のNGポイント
最後に、避けるべき靴下の「状態」に関するポイントですが、毛玉のついた靴下や穴が空いた靴下は絶対に避けるようにしましょう。
その他にも、靴下の色あせにも注意が必要です。特に和風の神前式や料亭披露宴などでは、靴を脱ぐこともあるので脱いでも恥ずかしくない状態の靴下を履きましょう。
「素足」はもちろんマナー違反なので、必ず靴下を着用することが大切です。
3. 二次会からならOKの靴下とは?
結婚式や披露宴に参列する際に知っておきたい靴下選びのポイントを解説しました。二次会から参加する場合も同じ基準なのでしょうか。
一般的に、友人同士で開催するようなカジュアルな二次会に参加する場合は、少し遊びゴコロがあるおしゃれなタイプの靴下を選んでも問題ありません。例えば、あえてスーツと異なるカラーの靴下を選んで差し色にしたり、ドット柄やアーガイルのチェック柄などの派手な柄を選んだり。おしゃれを楽しむのもよいでしょう。
ただし、二次会から参加する場合も「スーツ」「ネクタイ」「シューズ」など、他のアイテムとバランスを考えた靴下を選んでコーディネートを楽しんでください。
4. 靴下と合わせたい! 結婚式の二次会コーデ
最後に、おしゃれな靴下と合わせたい、結婚式の二次会におすすめのコーデをご紹介します。
おしゃれな靴下選びに迷った際は、ぜひ参考にしてください。
4-1. 靴下の差し色とポケットチーフのカラーを合わせる
二次会では、カジュアルなスーツやジャケットにポケットチーフを合わせるスタイルがおしゃれです。
参考画像のようにインナーはTシャツでも違和感がなく、その際にポケットチーフの色と靴下の差し色を合わせてこなれた印象にすることもおすすめです。
4-2. ネクタイやポケットチーフのカラーに合わせる
ネクタイやポケットチーフと靴下のカラーを合わせたスタイルもおしゃれです。差し色のカラーを合わせることによって、パンツの裾からさりげなく見える同色に目を引くはず。
靴下の差し色とポケットチーフのカラーを合わせるか、靴下自体の色をネクタイやポケットチーフのカラーに合わせてみてください。
5. 結婚式では靴下にも気配りを!二次会では遊びゴコロを!
結婚式や二次会など冠婚葬祭の場では、あくまでもゲストとして服装のマナーを守ることが大切です。意外と忘れがちな靴下にも気を配ることを忘れないようにしておきましょう。カジュアルな二次会では、結婚式や披露宴とは違って靴下に遊び心をプラスしてもOKです。
FABRIC TOKYOではスーツやシャツのオーダーもあります。豊富な種類から自分に合った服装を選べます。スーツや小物をスマートにスタイリングして結婚式や披露宴、二次会に気持ちよく参加しましょう。
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