べージュレディーススーツの着こなし術|おしゃれで上品なお手本コーデ5選
スーツの定番色といえばネイビーやグレー、ブラックですが、社会人歴を重ね「ベージュスーツに挑戦してみたいな...」と考えている人も多いのではないでしょうか。
スーツを着慣れている方でも、
「ベージュスーツは職場でも問題ないかな...」
「おしゃれに着こなすコツってあるかな...」
など、気になることもありますよね。
そこで、この記事では「ベージュスーツの着こなし」に悩む女性のために、信頼感がありつつ、おしゃれに着こなすコツやお手本コーデ、よくある質問をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
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この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. 【脱マンネリ】ベージュスーツがおすすめな理由
スーツの定番色といえばネイビーやグレーですが、スーツに着慣れてくると雰囲気を変えて違う色に挑戦してみたくなりますよね。
ベージュは「アースカラー(ナチュラルカラー)」なので、安定感や安心感のある雰囲気をつくることができます。
アースカラーの代表的な色にはベージュの他、ブラウン、カーキ、モスグリーン、ブルーなどがあります。
- ネイビーやグレーの定番色に比べると、安心感とこなれた印象を演出できる
- ビジネスからプライベートまでシーンを選ばずに着用でき、汎用性が高い
女性の場合、スカートとパンツの2タイプがありますが、得意先やお客さまの訪問が多い営業職などの場合は、パンツスーツがおすすめです。
2. 【女性向け】ベージュスーツを上品に着こなすコツ
2-1. 色の種類
ベージュスーツと一言でいっても、ベージュにはいくつか種類があり、大きく分けると
・ライトベージュ
・ベージュ
・グレーベージュ
の3種類があります。
色の濃さによって、着用時に与えるイメージや印象が異なりますので、それぞれ解説していきます。
ライトベージュ
- 色味の薄いライトベージュは軽やかで明るい印象を与えます
- ベージュの中では最もカジュアルな印象に◎
- 白に近いライトベージュは、全体を明るく見せてくれるため、顔まわりの印象が大事なオンラインMTGにもおすすめです
ベージュ
- 柔らかく女性らしい印象を与えます
- 明るすぎず、色味の濃すぎないベージュはビジネスシーンに馴染みやすく、きちんと感がありつつも、かしこまりすぎない印象に◎
グレーベージュ
- ベージュの中で最も色味の暗いグレーベージュは、品のある落ち着いた印象を与えます◎
- 定番色であるグレーにベージュが混ざった色のため、重要な商談や会議など、フォーマルな場でも着用いただけます
2-2. インナーの合わせ方
レディーススーツに合わせるインナーの定番はシャツ、ブラウス、カットソーの3つがありますが、よりお洒落な印象と信頼感を与えるなら、ブラウスかカットソーがおすすめです。
ブラウスだと柔らかく女性らしい印象に、カットソーだとカジュアルでこなれた印象になります。
色味としては、白と黒のインナーがあればどんなシーンでも困ることがないので安心です。
- スーツよりもダークトーンのインナーを選ぶと、全体的に引き締まった印象をつくれます
- スーツよりも淡いトーンのインナーを選ぶと、爽やかで明るい印象をつくれます
2-3. 合わせる靴
レディーススーツに合わせるパンプスの定番色といえば、黒とベージュですが、明るくこなれた印象で着るなら同色系のベージュのパンプス、大事な商談や会議などのフォーマルな場面で着るなら黒のパンプスがおすすめです。
よりお洒落に着こなすコツですが、パンツ丈は履く靴に合わせるのがおすすめです。
こちらの記事では、パンツ丈がもたらす印象を種類別に解説していますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ハイヒールの場合
- 足首が見える:カジュアルな印象
- 足首がすこし見える:ベーシックな印象
- 足首がすべて隠れる:落ち着いた印象
ローヒールの場合
- 足首が見える:アクティブな印象
- 足首がすこし見える:ベーシックな印象
- 足首がすべて隠れる:落ち着いた印象
3. 【女性向け】ベージュスーツのお手本コーデ5選
ライトベージュ
- 同色系のインナーとパンプス、鞄を合わせることで統一感があり柔らかく女性らしい印象になります
- パンツ丈を足首が見える長さにしていることによって、アクティブな雰囲気で着られます
ベージュ
- ベージュスーツに黒のインナーとパンプスを合わせることで、引き締まって落ち着いた印象になります
- ぼやけた印象になりがちなベージュスーツも、ダークカラーの小物で合わせるとビジネスシーンに馴染みやすく、上品な印象に◎
- 色物のインナーを合わせる場合は、淡いブルーのブラウスを選ぶことで大人っぽくこなれた印象になります◎
- シャープな印象のノーカラージャケットを華やかに見せるなら、胸元にアクセントのあるブラウスを合わせるのがおすすめです
グレーベージュ
- トーンの落ち着いたグレーベージュに黒のインナーとパンプスを合わせることでメリハリが出るため、のっぺりした印象にならずにクールな印象で着られます
- スッキリしたノーカラージャケットに、首元の開きすぎないインナーを合わせると上品な印象に◎
- フォーマルな雰囲気で着用したい方は、白の襟付きシャツを合わせてかっちりした印象にまとめるのがおすすめ◎
- グレーベージュに同色系のパンプスと鞄を合わせることで、統一感が出るので、大人っぽく落ち着いた印象で着られます
4. よくある質問Q&A
Q. 20代でも貫禄を出しすぎない着こなし方はありますか?
A. 前提として、ベージュスーツは明るく華やかな印象を与えます。
ですが、着こなしを一歩間違えると老けて見えたり、貫禄がある印象を持たれてしまいます。
ベージュスーツを老け見えせず洗練された印象で着こなすためには、ご自身の体型に合ったサイズを選ぶことが大切です。
サイズが合っていないと、スーツに着られてる感が出てしまい、頼りなく老けて見えてしまう原因にも...
サイズ選びで最低限おさえていただきたいポイントは、以下の3つとなります。
① ジャケットは肩幅に合うサイズを選ぶ
肩幅の適正サイズを見るときは、肩先が落ちていないか、二の腕にゆとりが出過ぎていないかを確認しましょう。
② ジャケットの袖丈の長さを合わせる
特に袖丈の長さが合っていないと、垢抜けない印象を与えてしまいます。ジャケットの袖丈は手首が隠れ、親指が完全に見える長さで合わせましょう。
③ パンツ丈は履く靴に合わせる
「2-3. 合わせる靴」で解説したとおり、パンツ丈と合わせる靴の高さで与える印象が変わります。
より若々しくフレッシュな印象なら足首が見える長さ、落ち着いた印象で大人っぽく見せたいなら足首が隠れる長さを選ぶのがおすすめです。
Q. 着膨れが気になります。おすすめの色はありますか?
A. グレーベージュがおすすめです。
ベージュスーツは明るい色味のため、ネイビーやグレーの定番色に比べると膨張して見えてしまったり、着こなしによってはのっぺりした印象になってしまうことがあります。
すっきり見せたい方は、色味の落ち着いたグレーベージュを選ぶのがおすすめです。
ベージュの中では一番色味が暗く、落ち着きがあり締まった印象を与えられるため、膨張やぼやけた印象を避けることができます。
Q. 汗染みやボールペンの汚れのケアはどうしたらいいの?
A. 汗染みとボールペンの汚れケアについて、それぞれお答えします。
・汗染みの場合
...汗染みができてしまった場合は、クリーニング店での染み抜きが確実ですが、ご自宅でケアする場合は、汗染み部分を蒸しタオルで優しく叩くように拭きとってください。
また匂いが気になる汗染みには、スチームアイロンがおすすめです。蒸気には匂いを取り除く力があり、汗染みに効果的です。
・ボールペンの場合
...水性ボールペンの場合は、汚れた部分を水で濡らし、その上にペーパータオルなどを置き、染み込んだインクを浮かせます。
それでも汚れが落ちない場合は、クリーニング店での染み抜きが安心です。
...油性ボールペンの場合は、アルコールを使用するのが効果的です。
油性ボールペンのインクに含まれる油分はアルコールに溶けやすいため、汚れのついたスーツの下に汚れてもいいタオルを敷き、消毒用のアルコールをつけた綿棒などでシミを叩くと汚れが落としやすいです。
Q. スーツを長持ちさせるコツって、何かありますか?
A. 風通しが良く、直射日光を避けられる場所で保管しましょう。
スーツの主な素材であるウールは湿気に弱いため、風通しの悪い場所で保管をするとカビやニオイの原因になります。
直射日光が当たるところで保管すると、スーツが変色する可能性が高くなります。クローゼットの中で保管する場合は、適度に扉を開け換気をするように心がけましょう。
また、日常的に行えるスーツの基本的なケア方法として「ブラッシング」で、おすすめな理由は
・スーツについた汚れやほこり、花粉を落とす
・繊維の流れを整えて、毛玉やテカリを防ぐ
・カビや虫食いを防ぐ
の3点です。
ブラッシングしてみたいけど、どうしたらいいの...?という方のために、FABRIC TOKYOの公式YouTubeで解説動画をご用意しています。こちらも合わせてご覧ください。
5. まとめ
最後に、グレースーツを着こなすポイントについておさらいします。
・ネイビーやグレースーツに飽きた方へベージュスーツがおすすめな理由は、安心感とこなれた印象を作れるため
・ベージュスーツには、ライトベージュ、ベージュ、グレーベージュの3種類がある
・インナーはブラウスかカットソーを選び、靴は黒かベージュのパンプスを合わせことで、こなれた印象と信頼感を与えることができる
もし、「既製品だと、満足いくサイズが見つからない...」という方はオーダーという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。
FABRIC TOKYOではウィメンズラインをご用意していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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