ビジネススーツのコーディネートのイメージ

ビジネススーツを買う前に確認しておきたい10項目。選ぶポイントは?マナーは?

ビジネススーツは多くの社会人の必須アイテムであり、着こなし方によって相手に与える印象も変わってきます。着用時のマナーや選ぶときのポイントなどを押さえ、スマートに着こなしたいですよね。

この記事ではビジネススーツのマナーや選び方、コーディネート例などを紹介します。最後まで読めば、自分に合ったビジネススーツの探し方がわかるようになりますよ。

1. ビジネススーツの基本知識

ビジネススーツを選ぶ前に、まずは基本的な知識を身に付けておきましょう。

ここではビジネススーツの色や、リクルートスーツとの違いについて解説します。

1-1. 色は「ネイビー」か「グレー」が定番

ビジネススーツの色はネイビーまたはグレーが定番です。色に迷ったときは、この2色のどちらかを検討しましょう。 business-suit01

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日本では、黒のスーツをビジネスシーンで着用している人がいます。しかし欧米では、黒のスーツをビジネスシーンで着ることはなく、着たとしてもデザイナーズスーツに限られます。

「デザイナーズスーツ」とは?
ブランドの個性が強く打ち出された、デザイン性の高いメンズスーツのことをデザイナーズスーツと言います。

 

日本の場合、黒のスーツは基本的に冠婚葬祭用なので、とくに外資系の企業に勤めている人にはビジネスシーンでの着用はおすすめできません。

1-2. ビジネススーツとリクルートスーツの違い

リクルートスーツとビジネススーツの違いは、主に色と生地にあります。

ビジネススーツはネイビーやグレーが定番ですが、リクルートスーツの主流は黒です。また、多くのリクルートスーツには「ポリエステル」が使われています。主に「ウール」が使われるビジネススーツに比べると安っぽい印象があります。

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(左)ポリエステル (右)ウール

 

新入社員のうちはリクルートスーツでも問題ありません。しかし、研修が終わるタイミングでビジネススーツに切り替えるのが賢明です。

 

リクルートスーツについては「新入社員のスーツに関する9個の疑問をスーツのプロがお答えします!」で詳しく紹介しています。合わせてご確認ください。

2. ビジネススーツのマナー

ビジネススーツをスタイリッシュに着こなすためには、着用時のマナーを知ることが大切です。

ここからは、ビジネススーツを着るときのマナーについて解説します。

2-1. ボタンはすべて留めない

ビジネススーツでは、ジャケットの一番下のボタンを外しておくのがマナーです。これを「アンボタンマナー」と言います。

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一番下のボタンを留めると、スーツの美しいシルエットが崩れるので気を付けましょう。ボタンをすべて留めると窮屈になり、スーツにシワがつく恐れもあります。

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2-2. スーツポケットのフラップは屋外では外に出し、屋内では中に入れる

ジャケットのポケットには「フラップ」と呼ばれるふたが付いています。このフラップを中に入れるか、外に出すかはシーンによって異なります。

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フラップはもともと、雨やホコリなどがポケット内部に侵入するのを防ぐための仕立てです。屋外では外に出し、屋内では中に入れるのが基本のマナーとなります。

2-3. ジャケットの下に半袖シャツはNG

ジャケットの下に着るシャツは、必ず長袖を選んでください。

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暑い時期は半袖シャツを着る機会が増えますが、その上からジャケットを羽織るのはあまりおすすめできません。

スーツ着用時は、腕を下ろしたときにジャケットの袖からシャツが1〜1.5cmほど見える形が美しいとされています。半袖だとシャツの袖が見えなくなり、だらしない印象を与えるので注意が必要です。

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シャツが半袖だとジャケットが素肌に直接触れ、汗や皮脂などの汚れが付きます。不潔なだけでなく、ジャケットが傷む原因にもなるので避けましょう。

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2-4. ベルトとシューズの色は合わせる

スーツスタイルでは、ベルトとシューズの色を合わせるのがおしゃれな着こなしです。同じ革小物であるベルトとシューズの色を「黒」または「茶」にそろえることで、全体に統一感が生まれます。

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ベルトとシューズの色は特に見落としがちなポイントです。おしゃれにスーツを着こなすためにも重視すべき部分だといえます。

3. ビジネススーツを選ぶ時のポイント

ビジネススーツをスマートに着こなすために、選ぶときのコツも押さえておきましょう。

ここでは、ビジネススーツを選ぶときのポイントを紹介します。

3-1. サイズ感

スーツはサイズ感が命です。サイズ感によって見た目の印象が大きく変わるため、妥協せずにジャストサイズを目指しましょう。

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サイズを選ぶとき、特に重要なのが肩幅と着丈です。肩幅は、ジャケットを着たときに肩の生地(肩山)を軽くつまめる程度の余裕を残しておきましょう。着丈はヒップが9割隠れる程度の長さが適切とされています。

ジャストサイズのビジネススーツをお探しなら、既製品ではなくオーダースーツを利用するのもありかもしれませんね。

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3-2. 色

先述したように、ビジネススーツの色はネイビーかグレーが定番です。

同じネイビーでも、ライトネイビーやダークネイビーといったバリエーションがあります。トーンが明るくなるにつれてカジュアルな印象になるので、相手に与えたい印象まで考慮しながら、自分に合った色を選ぶことが重要です。

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ネイビースーツとグレースーツの詳しい内容は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

「ネイビースーツを格好よく着こなすたった4つの方法!ネクタイや靴はどう合わせる?」

「【グレースーツ】着こなし方でこんなにおしゃれになるって知ってましたか?」

3-3. 柄

ビジネススーツの柄は、無地もしくはストライプが定番です。チェック柄はおしゃれなイメージがありますが、カジュアルな印象が強いので初心者には着こなしの難易度が高くなります。

ストライプにも、「チョークストライプ」や「ペンシルストライプ」など、いくつかの種類があります。線の太さや間隔によって与える印象が変わるため、シーンに合わせて使いこなしてみてくださいね。

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ストライプスーツについてもっと詳しく知りたい人は、「ストライプスーツに合わせるシャツやネクタイの正解は?明日からマネできるテクニックを紹介」を参考にしてみてください。

3-4. 形

ビジネススーツは、大きく「シングルスーツ」と「ダブルスーツ」に分けられます。フロントボタンが1列に並んでいるものがシングルスーツ、2列に並んでいるものがダブルスーツです。

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(左)シングル (右)ダブル

 

ダブルスーツの起源は、指揮官が着ていた軍服にあるとされています。重厚で威厳のあるスーツスタイルというイメージが定着しているため、役職がついてから着るなど、タイミングや状況を考慮して選ぶといいでしょう。

どちらにするか迷ったときは、オーソドックスなシングルスーツを選ぶのが無難です。

4. ビジネススーツのおしゃれコーデ5選

ビジネススーツの着こなしはなにかとルールが多いもの。実際のコーディネート例を参考に着こなし方を学んでいきましょう。

ここからは、ビジネススーツのコーディネート例を5つ紹介します。

4-1. 定番の「グレースーツ」でフレッシュな印象

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癖のないグレースーツを取り入れた、スタンダードなスタイリングです。

ピンヘッドの織り柄を採用したチャコールグレースーツは大人の落ち着きを感じさせます。ストライプのクレリックシャツと明るめのソリッドタイを合わせ、Vゾーンで華やかさを演出しています。

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4-2. 「ダークネイビースーツ」は幅広いシーンで活躍

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ダークネイビースーツを活用した王道のコーディネートです。

スーツには光沢があり、生地の質感で上品な雰囲気を漂わせています。清潔感があるライトブルーシャツには、シャープな印象のホリゾンタル(襟の開きがほぼ水平の襟型)を選んでいるのもポイントの一つ。

華やかな柄のネクタイを取り入れることで、王道でありながら飽きさせない着こなしとなっています。

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4-3. 「ネイビースーツ」にストライプシャツで信頼感と力強さをプラス

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ダークネイビースーツにストライプシャツを合わせて貫禄を演出しています。

ダークネイビースーツはどうしても無難にまとまりがちなアイテムです。しかし、ブルーのロンドンストライプシャツを合わせれば、風格が漂う力強いスタイルになります。

ブラウンのシルクタイがさりげなくブルーを引き立てているのもポイントです。

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4-4. 「グレンチェック柄」でこだわりを演出

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グレースーツにグレンチェック柄を取り入れた、上級者見えするコーディネートです。

グレンチェック柄の上質なグレースーツは、おしゃれへのこだわりを感じさせるアイテムです。スーツでチェック柄を使っている分、インナーには白無地シャツを合わせてバランスを取っているのもポイント。

オレンジとサックスブルーの鮮やかなネクタイを合わせ、親しみやすさも演出しています。

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4-5. 深みのある「グレースーツ」でできる大人感を演出

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深い色味のグレースーツを使うことで、できる大人の空気感を漂わせる着こなしです。

重厚感があるグレースーツに爽やかなライトブルーシャツを合わせ、シャープな印象を加えています。Vゾーンのアクセントとなっているのが小紋柄のカーキネクタイ。グレーと相性のいいグリーンを取り入れ、控えめながらも洗練された印象を演出しています。

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5. まとめ

ビジネススーツを着るときは1番下のボタンを外すなど、基本的なルールを守る必要があります。また、スーツの印象はサイズ感で決まります。スーツをジャストサイズで仕立てたい場合は、オーダースーツを検討してみてくださいね。

FABRIC TOKYOでは、気軽にオーダースーツが注文できるサービスを提供しています。店舗でサイズを測定すれば、あとはご自宅などいつでもどこでもスマホなどからジャストサイズのスーツが購入できます。おしゃれなビジネススーツを探している人は、FABRIC TOKYOをぜひご利用ください。

この記事を監修した人:襟川 諒佑(FABRIC TOKYO秋葉原店)