女性管理職にふさわしい服装は?信頼感とこなれ感を両立した着こなし7選
「管理職として働き始めたけれど、どんな服装をすればいいかわからない...」
と悩んだ経験はありませんか?
特に、管理職になったばかりの方は、管理職にふさわしい服装などは分からないですよね。
この記事では、「管理職の服装」に悩む女性のために、ふさわしい服装や選び方、コーディネート例、よくある質問をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
※本記事では、パンツスーツの着こなしに特化しています。スカートの着こなしは別記事で解説予定です。
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. 管理職になりたての女性へおすすめの服装はこれ!
ネイビースーツ×シンプルなインナーが定番
結論、ネイビースーツに白や黒の落ち着いた色味のインナーを合わせるのがおすすめです。
管理職は立場や責任が伴うため、取引先や部下、上司から不快感を持たれない「信頼感」がありつつも、若手社員感のない「余裕のある」程よくこなれた着こなしが重要です。
外勤、内勤別でおすすめの服装をご紹介します。
① 外勤
外勤時は、ダークネイビーのスーツにシンプルなカットソーがおすすめです。
ネイビーに黒のカットソーを合わせることで、「きちんと感」はありつつも、程よくこなれたクールな印象で着られます。
フォーマルな場面ではインナーを襟付きシャツに変えるのがおすすめですが、シンプルなカットソーなら余裕のある落ち着いた着こなしができます。
② 内勤
内勤時は、ノーカラージャケットに白のブラウスがおすすめです。
ノーカラージャケットは襟付きのジャケットに比べ、首元がすっきり見えて程よくカジュアルな印象を与えます。
白のブラウスを合わせると、オンラインでの商談でも顔まわりが明るくスッキリ見える効果があります。
長時間デスクワークをする方は、ゆとりがあるストレートパンツを合わせると快適に過ごせます。
2. 【管理職になりたて】服装選びの3つのポイント
2-1. スーツの選び方
管理職の服装で特に大事になるのが、「きちんと感(信頼感)」です。
長年管理職をされている方の場合、明るい色味の華やかなスーツを着用されていることも多いですが、管理職になって間もない方はダークカラーのスーツを着用しましょう。
また、営業職の方の場合、移動等でアクティブに動き回ることも多いため、パンツスーツが最もおすすめです。
ただし、適切なサイズを選ばないと、逆効果になることも...
スーツ選びのコツですが、
・生地は艶があるものを選ぶ
・ジャケットは肩幅に合うサイズを選ぶ
・パンツ丈は履く靴や、仕事のシーンに合わせる
の3点をおさえていただくと、好印象と着心地を両立した1着を手に入れることができます。
① 生地は艶があるものを選ぶ
スーツの生地選びは、見た目と着心地の両方に関わるので、「サイズ選び」と同様に重要なポイントの1つです。
管理職の場合、艶のあるウール素材のスーツがおすすめです。
艶のあるウール素は、「高級感」があり上品な印象を与えることができます。
スーツの素材にはウール(羊毛)とポリエステルがよく使用されています。
それぞれの特徴を解説しているので、是非参考にしてくださいね。
- シワになっても戻りやすい
- 夏は涼しく、冬は暖かい着心地
- ほどよく光沢感があり、仕立て映えする
- 合成繊維のため、価格が比較的安い
- シワに強く、お手入れが簡単
- ウールと比べ、長期的には耐久性は劣る
② ジャケットは肩幅に合うサイズを選ぶ
- 肩先が落ちていないかを見る
- 二の腕にゆとりが出すぎていないかを見る
③ パンツ丈は履く靴や、仕事のシーンに合わせる
ハイヒールの場合
- 足首が見える:カジュアルな印象
- 足首がすこし見える:ベーシックな印象
- 足首がすべて隠れる:落ち着いた印象
ローヒールの場合
- 足首が見える:アクティブな印象
- 足首がすこし見える:ベーシックな印象
- 足首がすべて隠れる:落ち着いた印象
2-2. インナーの選び方
初対面の取引先への訪問や商談など、フォーマルな着こなしが求められるシーンでは白の襟付きシャツがおすすめです。
一般社員と異なり、役職が高い方とお会いする場面も多くなりますので、「きちんと感」が演出できる白の襟付きシャツを1枚持っておくと安心です。
また、普段のお仕事やデスクワークの際は、シンプルなブラウスやカットソーがおすすめです。
襟付きシャツほど堅い印象にならず、こなれた余裕のある着こなしができます。
2-3. ノーカラージャケットもおすすめ
ノーカラージャケットは顔まわりがスッキリ見えて◎
さらにこなれた印象でスーツを着こなすなら、ノーカラージャケットもおすすめです。
ノーカラージャケットは、襟付きジャケットに比べ、襟がなく、首元がスッキリ見えるため、程よく抜け感がでてカジュアルに着られます。
ノーカラージャケットの着こなしについて、より詳しく知りたい方はこちらも参考にしてくださいね。
3. 女性管理職のお手本コーディネート7選
ネイビー
ダークトーンでまとめてクールな印象に
- ダークネイビーのスーツに黒のカットソーを合わせることで、引き締まったクールな印象で着られます
- 全体的にダークトーンにし、パンプスで足の甲を見せると、重くならずにメリハリが出ます
大事な場面ではネイビースーツ × 襟付きシャツが安心
- 重要な商談や謝罪などの場面では、白の襟付きシャツを合わせることで、よりフォーマルに着こなすのがおすすめです
- パンプスや鞄をベージュで合わせることで、シンプルながらも新卒感のない、こなれた印象で着られます
ネイビースーツも千鳥柄でほどよくカジュアルに
- 控えめな千鳥柄のネイビースーツなら、固くなりすぎず、程よくカジュアルな印象に◎
- インナーや小物をすべて黒で合わせることで、統一感が出て落ち着いた余裕のある着こなしができます
グレー
鎖骨の見えるブラウスで女性らしい印象に
- 首元の空いたインナーに華奢なネックレスを合わせることで、品のある華やかな印象で着られます
- チャコールグレーのスーツに鎖骨の見える白のインナー、黒の小物を合わせることでぼやけた印象にならず、きちんと感を保てます
デザイン性のあるブラウスで華やかな気分に
- 若手社員感を拭いたい方には、大人っぽく落ち着いた印象のチャコールグレーのノーカラースーツがおすすめです
- 胸元にデザインのある淡いブルーのブラウスを合わせることで、全体的に華やかな印象をつくれます◎
ブラック
黒スーツも水色ブラウスで柔らかく◎
- 黒のスーツも、淡い色味のブラウスを合わせることで、固くなりすぎず、柔らかい雰囲気で着られます
- 落ち着いた印象にしたい時は、少しゆとりのあるストレートのシルエットのパンツを選ぶのがおすすめです
グレーベージュ
ダークカラーに飽きた方はグレーベージュもおすすめ
- トーンの落ち着いたグレーベージュに黒のインナーとパンプスを合わせることで、のっぺりした印象にならずにクールに着られます
- ノーカラージャケットにストレートパンツなら、程よく肩の力が抜けたこなれた着こなしに◎
4. よくある質問Q&A
Q. 管理職としてNGな着こなしはありますか...?
A. 明るすぎる色味のスーツや、身体のラインが出過ぎるようなアイテムや着こなしは避けましょう。
管理職の場合、初対面の取引先の方への訪問や商談など、フォーマル度が求められる場面も多くなります。
社内での立場も変化し、服装の自由度が上がると思いますが、誰から見ても不快感のない、きちんと感のある着こなしが必要になります。
明るいスーツや身体のラインが出過ぎる着こなしは、派手な印象を与えてしまい、取引先や部下から近寄りがたく感じられてしまう可能性も...
管理職になったばかりの方は、ネイビーやグレーの適切なサイズのスーツを選びましょう。
Q. アクセサリーはどんなものがNGですか...?
A. 職場の雰囲気や服装規定によって異なりますが、主張の強いアクセサリーはNGです。
小さめのイヤリングや華奢なネックレスなど、控えめで上品なものを選びましょう。
大きいイヤリングは顔まわりを華やかにしてくれますが、ビジネスシーンでは派手な印象を与えかねず、電話の際に受話器に当たって邪魔になるため、避けるのが無難です。
指輪も主張の強いモチーフや、大ぶりのものは避けましょう。
名刺交換の際など手元は視界に入りやすいため、細めでシンプルなものを選ぶと手先が綺麗に見えるのでおすすめです。
Q. 会食時に服装で気を付けるポイントはありますか?
A. 基本的に、普段のビジネスシーンと同様のスーツスタイルが間違いないです。
その上で気をつけるポイントとして、インナーは必ず袖があるものを着用し、靴は着脱しやすいものを選びましょう。
ジャケットを脱いだ時にインナーがノースリーブなどの露出が多いものだと、場違いな印象を持たれる可能性も...
インナーは袖のあるシンプルなものを着用しましょう。
また、会食の場面では靴を着脱することもあるため、着脱に時間のかからないパンプスを選びましょう。
会食は今後の取引や関係性を良好に保つ目的もあるため、誰からも不快感を持たれない、いつも通りのスーツスタイルが安心です。
5. まとめ
・管理職になりたての女性へおすすめの服装は「ネイビースーツ」に「白や黒」のシンプルなインナー
・スーツ選びのコツは、サイズ感だけでなく「艶がある生地を選ぶ」のがポイント
・業界や職種にもよりますが、明るすぎる色味や身体のラインが出過ぎるような着こなしは避けた方が無難
もし、「既製品だと、満足いくサイズが見つからない...」という方はオーダーという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。
FABRIC TOKYOではウィメンズラインをご用意していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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