今どきのオーダースーツはおしゃれで安い!?高いコスパで上手に買う方法をプロが解説!
安く買える既製品のスーツが数多くあり、オーダースーツは「値段が高そう」と思っている人も少なくないようです。しかし最近では、オーダースーツでも既製品のスーツと変わらない価格で購入できるようになりました。
せっかくなら自分のサイズにぴったりのオーダースーツを着用したいですよね。今回は、おしゃれなオーダースーツを安く作る方法やオーダーする前に確認しておきたいことなどを、プロの目線から解説します。
この記事を監修した人襟川 諒佑|ANSWER 編集部
FABRIC TOKYOの各店舗にて、お客さまのコーディネートをご提案しながら、ビジネスファッションの情報を発信するメディア「ANSWER」編集部に所属中。趣味は古着屋めぐり。カジュアルめなコーディネートを考えるのも好きです👔
1.オーダースーツの安さの秘訣は「仕立ての違い」
オーダースーツが安く買える理由は仕立て方の違いにあります。ひと口にオーダースーツと言っても、その工程によって「フルオーダー」「イージーオーダー」「パターンオーダー」の3種類があります。それぞれ仕立て方が異なれば、値段もピンキリです。それぞれ簡単に説明します。
1-1.フルオーダー(上級者向け)
価格が高いイメージのあるオーダースーツ は「フルオーダー」で、体型の細かいクセをカバーするためにオリジナルの型紙を元にイチから仕立てられる点が特徴です。
自身の体にジャストフィットしたスーツが仕上がる一方で、手間も時間もかけて1着のスーツを仕立てるため、価格は一般的に約20万〜100万円と非常に高価です。納期も1〜2ヶ月ほどかかるなど、上級者向けのオーダーと言えます。
1-2.パターンオーダー(初級者向け)
既製のスーツを元に着丈と袖丈、ウエスト、パンツ丈のみ調整して仕立てる方法が「パターンオーダー」です。
工程数が圧倒的に少ないことから納期が約2〜3週間と短く、価格も2万〜5万円が目安になります。既製品でそれなりに満足しているものの、短い納期で手軽にオーダースーツが欲しい人におすすめのオーダー方法です。
1-3.イージーオーダー(初〜中級者向け)
「イージーオーダー」は、既成の型紙に体型のクセを反映させてマシンメイドで仕立てるオーダー方法です。フルオーダーとは違ってイチから型紙を作るわけではなく、複数あるサンプルのなかから体型に近いサイズサンプルをベースに仕立てます。
価格は4万〜10万円で、納期は約3〜4週間が目安になります。フルオーダーとパターンオーダーのいいとこ取りをした仕立て方がイージーオーダーで、「パターンオーダーよりもしっかりと自分にあった上質なスーツが欲しい……。でも、仕事で着用するのでフルオーダーよりも値段を抑えたい」という人はイージーオーダーがおすすめです。
それぞれ性格がまったく異なるため、どの仕立て方を選ぶかは自身のニーズに合わせて選ぶ必要があります。ビジネスウェアのオーダー専門店「FABRIC TOKYO」では、このイージーオーダーを採用しています。スーツ1着38,000円からオーダーでき、納期は4〜7週間ほどが目安になります。
オーダーの種類について詳しくは「【スーツ】パターンオーダー・イージーオーダー・フルオーダーの違いは?メリットやデメリットも解説!」を参考にして下さい
2.おしゃれで安いオーダースーツとは?
スーツは、自分のサイズにピッタリ合っているものやシルエットがきれいなもの、機能性が高いものなどを選ぶことがポイントです。それぞれ詳しく説明します。
2-1.自分のサイズにぴったり合っている
スーツをおしゃれにカッコよく着こなすには「サイズ感」がもっとも大切です。自分にぴったり合ったジャストサイズのオーダースーツであれば、第一印象も良く上品に着こなせます。
「FABRIC TOKYO」のオーダースーツは、300以上の生地から1着38,000円からのお手軽価格で自分にぴったりサイズのスーツを作れます。
一度、店舗で30分ほどの採寸を済ませるとマイページにサイズデータが保存されます。その後はスマホやPCなどからネットで注文するだけなので、「採寸しにいったら買わないといけない」「長時間拘束されるのが嫌だ……」などといった心配も必要ありません。
2-2.シルエットがきれい
スーツの「サイズ」と「シルエット」を混同している人もいますが、全く別物です。サイズはその人の身体の大きさを示しますが、シルエットはスーツの全体的な形状のことを指します。スーツのシルエットは「スリム」「スタンダード」「ゆったり」の3種類が一般的です。
スリムは全体的に細めのシルエットで、スリム体型の人や若い人に人気があります。スタンダードは太すぎず細すぎない定番のシルエットで、年代問わず着こなしやすいのが特徴です。ゆったりはほどよいゆとりがあるので、がっちり体型の人におすすめのシルエットになります。
自分の体型や流行、年齢などを考慮して最もきれいに着用できるシルエットのオーダースーツを選ぶことが大切です。
2-3.天然素材を使用している
ウール100%など「天然素材」を使用したスーツは、発色や艶感などにより高級感を演出できます。さらに着用感が良いことも天然素材の強みです。一方、ポリエステルなどの化学繊維を使用したスーツは、耐久性はありますがマットな質感で光沢もあまりありません。
オーダーでスーツを仕立てるなら天然繊維がおすすめです。しかし、化学繊維と比較すると値段が高くなってしまいます。
FABRIC TOKYOは、中間業者を介さず工場とお客さまを直接つなげることによって、適正価格を実現しています。例えば、通常10万円以上もするようなウール100%のスーツも66,000円で購入できますよ。
3.おしゃれで安いオーダースーツが作れる専門店とは?
できるだけ安い料金でおしゃれなオーダースーツを作りたいですよね。とはいえ、価格の安さだけを基準に決めてしまうと後ほど後悔することも……。
後悔しないために注意したいポイントは「選べる生地が豊富」「余分な料金が発生しない」「アフターフォローが万全」の3点です。それぞれ詳しく説明します。
3-1.選べる生地の種類が豊富
好きな生地を選んでスーツを作れることがオーダースーツの最大の魅力。ピンポイントで好みの生地がラインアップされていれば問題ありませんが、選べる生地の種類が少ないと満足度が下がってしまうことも……。
専門店選びの際は、生地ラインアップが豊富な専門店を選ぶようにしてください。色や柄だけでなく、用途や季節などシーンに合わせた生地が用意されている専門店がおすすめです。
FABRIC TOKYOは、季節やシーンに合わせた生地を豊富にご用意しています。2ピーススーツだけでも300種類以上の生地から選べますよ。
3-2.カスタマイズ料金などで余分な料金が少ない
オーダースーツ専門店によっては、カスタマイズ料金がかかることがしばしば。基本料金は安くても、「オプションを追加して10万円近い料金になってしまった……」なんてことも考えられます。
FABRIC TOKYOのオーダースーツは、無料のカスタマイズを豊富に用意。ボタンの数や襟型(ラペル)、ポケットのデザイン、ベントの種類なども複数パターンから無料でカスタマイズできるので、有料のカスタマイズを選ばなければスーツ1着38,000円からオーダーできます。
オーダースーツの醍醐味ともいえる本切羽加工は+3,000円、袖口のボタンホール色変更は+1,000円など、有料のカスタマイズも数多くご用意しています。
3-3.アフターフォローが万全
スーツをオーダーしたものの「実際のイメージが違う」「サイズ調整が必要」というケースも少なくありません。後悔しないためにも、アフターフォローが万全なオーダースーツ専門店を選ぶことが大切です。
FABRIC TOKYOでは、お届けから50日間は1回まで無料でお直しできるので、はじめての人でも安心してオーダーできます。
4.オーダースーツのメリット・デメリット
自分好みのスーツが作れるオーダースーツですが、メリットもあればデメリットもあります。それぞれ確認しておきましょう。
4-1.オーダースーツのメリット
オーダースーツは、細かく採寸して好みのサイズ感やシルエットに合わせて作れるので、既製品のスーツにはない着心地を実現できます。
自分好みの生地を選び、自由にカスタマイズできるのもオーダースーツのメリットです。その他にも、ジャケットと同じ生地を使ったベストを追加できるなど、着こなしの自由度が高いのも魅力です。
4-2.オーダースーツのデメリット
既製品のスーツは、裾直しのみ対応することが多いので最短でその日に仕上がります。一般的なオーダースーツは注文してから出来上がるまでに1~2ヶ月程度の期間が必要です。急いでスーツが欲しいケースには対応できません。
FABRIC TOKYOのオーダースーツは、注文からお届けまで約4~7週間です。ただし、一度店舗で採寸しておけば、あとは好きな生地を選んでネットでオーダーするだけなので忙しい人にも便利ですよ。
5.おしゃれで安いオーダースーツ生地のおすすめ3選
最後にFABRIC TOKYOのおすすめのスーツ生地を3つ紹介します。有料カスタマイズを追加しなくても十分におしゃれに仕立てられますので、納得の価格で自分好みの1着が手に入りますよ。ぜひ参考にしてください。
5-1.FABRIC TOKYO MODEL X
ウールにポリエステルを混紡した素材で、ウールが持つ高級感だけでなく、ポリエステル特有の「防シワ」や「耐久性」など、優れた機能を兼ね備えていることが最大の特徴。
1着44,800円なので、オーダースーツ初心者にもおすすめのエントリーモデル。既製品のスーツと同じくらいの値頃感で手に入る、FABRIC TOKYO自慢のオーダースーツです。
FABRIC TOKYO MODEL X
FABRIC TOKYO MODEL Xは、ビジネスのどんなシーンでも、現代のライフスタイルにフィットすることを目指して作られたモデルです。
5-2.EASY CARE WOOL
ウール本来の風合いの良さと、ポリエステルが持つ機能性を両立した1着です。ポリエステルを50%混紡することで、ウールの高級感を崩すことなく耐久性を高めることに成功。丈夫で長持ちするので、普段使いのスーツとして最適です。
自宅で手洗いできるのでメンテナンスも簡単。クリーニングに持っていくのが面倒な人にもおすすめのスーツに仕上がりました。
掲載の商品は販売を終了しました。
5-3.AUTHENTIC
通称「水の都」と呼ばれる岐阜県大垣市にある国内工場と共同で作り上げた王道のスーツ素材です。
上品で艶のある仕上がりなので、ビジネスだけでなく冠婚葬祭などさまざまなシーンで活躍できる1着。ウール素材特有のナチュラルストレッチ性も備わっているので、着心地の良さも感じていただけるはずです。
6.FABRIC TOKYOならスーツ1着38,000円からオーダーできる!
今回は、おしゃれなオーダースーツをできるだけ安く作る秘訣について紹介しました。生地の種類やカスタマイズにこだわった自分だけの納得の1着をオーダーしてみませんか。
FABRIC TOKYOのオーダースーツは、300近い生地のなかからお好みを選んで自由にカスタマイズできます。中間業者を介さず、工場とお客さまを直接つなげることによって、高品質のオーダースーツが1着38,000円から作れるので、オーダースーツ初心者にもおすすめです。
「おしゃれで安いオーダースーツを仕立てたい」とお考えの人は、ぜひ一度、お近くの店舗までお気軽にお越しください。お待ちしております。
FABRIC TOKYOはビジネスウェアのオーダー専門ブランドです。スーツはもちろん、シャツやカジュアルジャケット、カジュアルパンツ、チノパン、セットアップなどもオーダー可能です。20代〜40代のオーダー初心者の方にも多くご利用いただいています。
1.スマホでオーダー
店舗で採寸したサイズデータはオンライン上に保管されます。その後はPCやスマホからいつでもオーダーできます。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。
2.スーツが1着38,000円〜
「FABRIC TOKYO」では中間業者を介すことなく最短ルートで工場とお客さまをつなぐことで、品質にも妥協することなく、スーツ1着38,000円から体験できるオーダーメイドを実現しています。
3.お届けから50日間は無料でお直し
着心地やサイズ感に違和感がある場合は、お届けから50日間は無料で1回までサイズのお直しをさせていただきます。オーダー初心者でも安心してオーダーできます。
「FABRIC TOKYO」のカスタムオーダー商品をご購入いただくには、採寸とサイズ登録が必要です。採寸にかかる時間は約30分。「まずはサイズ登録だけして、家でじっくり商品を検討したい」というご要望も承っております。
首都圏や関西エリア、名古屋、福岡にも店舗がございますので、お気軽にお近くの店舗までお越しください。