
ピッティウオモ2026 速報レポート!秋冬トレンドを現地からお届けします
昨日2026年1月13日から開催中の、「ピッティ・ウオモ」と「ミラノファッションウィーク」の速報とレポートをシリーズで全9回にわたってご紹介します。
取材は現地在住ライターの田中美貴さんにご協力いただきました。
ビジネスファッションをより楽しんでいただけるような、メンズドレスのトレンド情報をお届けします。

Courtesy of:Pitti Immagine Uomo
2026年1月13日、第109回「ピッティ・イマージネ・ウオモ(以下ピッティ・ウオモ)」が、イタリア・フィレンツェのフォルテッツァ・ダ・バッソでスタートし、16日まで開催される。
毎年、1月と6月に開催される世界最大級のメンズファッション見本市として知られ、かつては“クラシコイタリア”ブームを牽引した「ピッティ・ウオモ」だが、最近ではかなりカジュアル&スポーティ化、そして国際化が進んでいる。
今回の「ピッティ・ウオモ」では750以上のブランドが出展するが、そのうち約47%は海外ブランドで、世界各国から訪れるバイヤーや国際メディア関係者などの来場も見込まれている。

Courtesy of:Pitti Immagine Uomo
「ピッティ・ウオモ」では、毎回、そのシーズンを象徴するような全体テーマを掲げているが、今回のテーマは「MOTION(モーション)」。
モーションとは、“動きであり、変化であり、物語であり、進化である”という視点から、動的で多彩なインスピレーションを象徴する。
キャンペーンビジュアルを手掛けたのは、フィンランドのファッション誌「SSAW」編集長、クリス・ヴィダルとファッションディレクター、トゥオマス・ライティネン。そしてスタイリングは2025年の LVMHプライズ グランプリ受賞者、大月壮士による「ソウシオオツキ」が担当した。

会場構成には数々の新しい試みが加わり、なかでも最先端のフレグランスに特化した「HiBeauty」に注目が集まっている。ニッチなフレグランスブランドを厳選して紹介しているのが特徴。
9月に開催されているピッティのビューティ関連の見本市「ピッティ・フラグランツェ」の成功を受けて、そのパイロット版的な役割を果たしている様子だ。
「ピッティ・ウオモ」では、毎回、いくつかの話題のブランドがスペシャルゲストとして登場し、ランウェイショーやイベントを開催するが、今回は、「ソウシオオツキ」がゲストデザイナーとして1月14日にショーを発表。

同じくゲストデザイナーとして、LVMHカール・ラガーフェルド賞受賞者の「ヘド メイナー」も、同日にショーを行う。そして、スペシャルイベントとして「シンヤコヅカ」が1月14日にショーを発表する。
今回も日本勢の活躍ぶりが目立つ。これは出展ブランドにも見られ、「Jクオリティ」や「ジャパンレザー」などの常連に加え、ゲストデザイナーとしてショーを発表する「シンヤコヅカ」とのコラボバッグを発表する「土屋鞄」、「アシックスウォーキング」、岐阜発の職人技が光る「グレンオーバー」などが初登場した。

その他のイベントとして、初日となる13日には、テーラードスーツに身を包んだ人々が闊歩する日本発のイベント「背広散歩」もピッティで初開催。
これは、日本を代表する6社のメンズウェア企業が立ち上げた、現代的なフォーマルウェア表現に焦点を当てたプロジェクトの特別イベントだ。

これまで、東京、大阪、ソウルなどで開催されてきたが、今回はイタリアの老舗生地メーカー「ヴィターレ・バルベリス・カノニコ」とのコラボレーションで、ヨーロッパ初披露となった。
あいにくの雨模様ではあったが、フォルテッツァ・ダ・バッソを出発点に、様々な国の男性たちがそれぞれの“フォーマルスタイル”を身にまとい、サンタ・マリア・ノヴェッラ広場まで、フィレンツェ旧市街を歩くという即興のランウェイショーが展開された。

その一方で、初日の印象では、会場全体のトレンドはますます機能性や快適性の方向に向かっている様子。
アウトドアやミリタリーの要素をエレガントに演出するブランドが多いように見えたが、トレンドについては2日目以降、じっくり取材してレポートしたいと思う。
大学卒業後、雑誌編集者を経てイタリアへ。現在ミラノ在住。ファッションを中心に、デザイン&インテリア、カルチャー、食、旅などの記事を有名紙誌、WEB媒体に寄稿。コレクション取材歴は20年。TV、広告などの撮影コーディネーションや、イタリアにおける日本企業のイベントオーガナイズやPR、カタログ作成や翻訳なども行う。
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