営業女性の服装ってどうする?夏でも涼しく好印象な着こなしのコツ3選
「営業で毎日外回りをしているけれど、夏場は暑くて何を着ればいいか分からない...」
と悩んだ経験はありませんか?
特に、新卒の方や部署異動で営業職として初めて夏を迎える方は、営業らしい「きちんと感」と涼しさを兼ね備えた服装って難しいですよね...
そこで今回は、夏の服装に悩む営業女性のために、おすすめの着こなしやアイテムの選び方を解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. 夏の営業女性におすすめな服装はこれ!
結論、ネイビーのスーツに白のブラウスを合わせる着こなしがおすすめです。
営業職はお客さまにお会いする職種のため、誰からも不快感を持たれない、「きちんと感」のある身だしなみが求められます。
そのため、営業職の女性は夏でもスーツを着る必要があります。
夏場は暑いため、ジャケットを着用したくない...という方も多いと思いますが、ジャケットを着用することで、営業らしい「きちんと感」をつくることができます。
ネイビーのスーツに白のブラウスなら、お客さまに好印象と信頼感を与えつつ、重くならず爽やかな着こなしができます。
2. 夏の外回りでも好印象を保ち、涼しく着こなすコツ
暑い夏の外回りでは、「きちんと感」と「涼しさ」の両立が必要です。
夏も、きちんと感を保ちつつ、涼しく快適に営業活動ができるアイテムの選び方を紹介します。
2-1. スーツの選び方
スーツは通年向けではなく、夏用のスーツを一着試してみましょう。
① 夏用スーツの生地
夏におすすめな「サマーウール」と「リネン」をご紹介します。
・サマーウール
…通常のウールと異なり、夏に着用することを目的に作られた生地です。通気性がよく、さらっとした生地感のため、涼しく快適に着用できます。
・リネン素材
…通気性、速乾性に優れているので、夏におすすめです。独特のシワ感があるため、見た目としても清涼感があり、爽やかな印象で着られます。
実際にリネン素材を着用しているスタッフの声を聞いてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
初めは、リネン素材はカジュアルすぎるかな...と少し心配していましたが、ベーシックな色味を選ぶことで、ぱっと見の印象はかっちりしているものの、よく見ると独特のシワ感や立体感があり、涼しげな印象に見せてくれるので、夏場はリネン素材をよく着ています。
ベージュなどの明るい色味なら、さらに涼しげでこなれた雰囲気が出るので、服装規程の緩い職場の方にはおすすめです。少しゆとりのあるストレートのシルエットは、落ち着いた印象をつくれます。
② 背抜き使用がおすすめ
背中の下部分の裏地がつかない「背抜き」仕様のスーツを選ぶのがおすすめです。
裏地が少ないことで軽くなり、通気性もよくなるため、暑い夏も快適に過ごすことができます。
③ 夏におすすめの機能性
防シワ性のある生地やウォッシャブルスーツなら、さらに快適に着られます。
お客さまにお会いする場面ではジャケットを着用するものの、移動中や休憩中など、ジャケットを脱いでいる時間もありますよね。
ジャケットを手に持ったりバッグの中に収納すると、シワがついてしまいます。
防シワ性の高いスーツなら、着脱の多い夏もシワのない清潔な印象で着用できます。
また、夏場の外回りは汗をかきやすく、汗じみや匂いが気になることも...
ウォッシャブルのスーツなら自宅で簡単に洗えて、いつでも清潔に保つことができるのでおすすめです。
2-2. インナーの選び方
インナーは白や水色など、明るい色味のブラウスがおすすめです。
襟付きのシャツはフォーマル度が高く、きちんと見えしますが、夏の暑い時期には固く暑苦しい印象を与える可能性も...
職場や取引先の雰囲気にもよりますが、ブラウスなら固くなりすぎず、適度にきちんと感を保つことができます。
また、明るい色味なら、視覚的にも爽やかで涼しげな印象をつくることができます。
黒などのダークカラーはクールな印象を与えますが、着こなしによっては重たく見えるので注意が必要です。
2-3. ノーカラージャケットもおすすめ
夏でもスーツを爽やかに着こなすなら、ノーカラージャケットがおすすめです。
ノーカラージャケットは、襟付きジャケットに比べ、襟がなく、首元がスッキリ見えるため、ほどよく抜け感がでてカジュアルに着られます。
ノーカラージャケットの着こなしについて、より詳しく知りたい方はこちらも参考にしてくださいね。
3.【夏向け】営業女性のお手本コーデ6選
ダークネイビー
- 控えめな千鳥柄のネイビースーツなら、固くなりすぎず、ほどよくこなれた印象で着られます
- インナーや小物を全て黒で合わせることで、統一感が出てクールな印象に◎
ネイビー
- スーツよりも濃い色のインナーを選ぶことで、スッキリとシャープに着こなせます
- 足首を見せることによって夏らしくアクティブで軽やかな雰囲気に◎
- ネイビーのスーツに白のブラウスなら、きちんと感はありながらも、重くならず爽やかな印象で着られます
- 華奢なアクセサリーを合わせることで、ほどよく華やかに、女性らしい印象で着られます
ブラック
- 黒のスーツも、淡い色味のブラウスを合わせることで、固くなりすぎず、柔らかい雰囲気が出せます
- 少しゆとりのあるストレートのシルエットは、落ち着いた印象をつくれます
ライトグレー
- ライトグレーのスーツに白のインナーを合わせることで、夏らしく爽やかな印象になります
- スッキリしたノーカラージャケットに、首元の開きすぎないインナーを合わせると上品に着られます
チャコールグレー
- 色物のインナーを合わせる場合は、淡いブルーのブラウスなら統一感がでるため、カジュアルになりすぎずにきちんと感のある着こなしができます
- 胸元にデザインのあるブラウスを合わせると、シャープな印象のノーカラージャケットも華やかに着られます
4. よくある質問Q&A
Q. スーツに汗染みや日焼け止めの汚れがついてしまった...
A. 汗染みと日焼け止めの汚れのケアについてそれぞれお答えします。
・汗染みの場合
...汗染みができてしまった場合は、クリーニング店での染み抜きが安心ですが、ご自宅でケアする場合は、汗染み部分を蒸しタオルで優しく叩くように拭きとってください。
また匂いが気になる汗染みには、スチームアイロンがおすすめです。蒸気には匂いを取り除く力があり、汗染みに効果的です。
・日焼け止めの汚れの場合
...日焼け止めの汚れがついてしまった場合は、クレンジングオイルを使用したケアがおすすめです。
ウォータープルーフの日焼け止めは洗剤では落ちにくいため、クレンジングオイルを汚れた部分に塗布し、裏側から歯ブラシで叩き出すようにすると落ちやすいです。
Q. 夏場の日常的なスーツのお手入れはどうしたらいいの?
A. 2週間に1回程度クリーニングに出し、着用後はブラッシングをしましょう。
夏場は汗をかきやすいですが、過剰にクリーニングをしてしまうと、生地の風合いを劣化させてしまう可能性があります。
夏は2週間に1回程度クリーニングに出すことで、清潔さを保ちながらダメージを最低限に抑えることができます。
また、基本的にスーツは自宅で洗うことはできないものの、自宅で洗濯したい方は「ウォッシャブルスーツ」がおすすめです。
ウォッシャブルスーツであれば、クリーニングに出す手間が省けるだけでなく、クリーニング代の節約にも繋がります。
自宅で洗濯すれば、かかる費用はわずかな洗剤や水道代、電気代のみ。いつでも洗えるので、汗をかきやすい夏も清潔に着用できます。
日常的に行えるスーツの基本的なケア方法は「ブラッシング」です。おすすめな理由は
・スーツについた汚れやほこり、花粉を落とす
・繊維の流れを整えて、毛玉やテカリを防ぐ
・カビや虫食いを防ぐ
の3点です。
ブラッシングしてみたいけど、どうしたらいいの...?という方のために、FABRIC TOKYOの公式YouTubeで解説動画をご用意しています。
こちらも合わせてご覧ください。
Q. 汗で髪型やメイクが崩れてしまう...何か対策はある?
A. 夏場は汗による湿気で髪型もメイクも崩れやすくなります。髪型とメイク崩れた時の対策についてそれぞれお答えします。
・髪型
…髪の毛は汗による水分を吸収することが崩れの原因です。
朝、スタイリングするときに、洗い流さないトリートメントや、トリートメント効果のあるスタイリング剤を使用し、スプレーで形をキープしましょう。
トリートメントを塗布しておくことで、髪の毛表面をコーティングしてくれるので、必要以上の水分吸収を防いでくれます。
また、実際に外回り中に汗で髪の毛がベタついてしまった場合は、ドライシャンプーを使用することでベタつきを抑えることができます。
ドライシャンプーはスプレータイプやシートタイプなど形状は様々ですが、ベタつきを解消してふんわりさせるならスプレータイプがおすすめです。
・メイク
…肌質によって異なりますが、外回り中は汗をかくことで皮脂量が多くなりメイク崩れが起こりやすくなります。
汗でメイクが崩れてしまった場合は、あぶらとり紙で皮脂を抑えた後、ミストタイプの化粧水で保湿をしてから、普段のメイク直しをするのがおすすめです。
メイク直し前に保湿することで、直した後の綺麗な状態が長持ちするので、テカリを抑えて綺麗にメイク直しできます。
Q. おすすめの日焼け対策はありますか?
A. 絶対に日焼けしたくない方におすすめの日焼け対策を3つ紹介します。
・日焼け止めは2〜3時間ごとにこまめに塗り直す
…朝、しっかり日焼け止めを塗ってから外出しても、外回りでは汗をかいてすぐに落ちてしまいます。
こまめに塗り直すことで効果が発揮されるので、約2〜3時間ごと、または汗をかいたタイミングで塗り直しましょう。
・飲む日焼け止めを使用する
…日焼け止めをこまめに塗り直すことが難しい方は、飲む日焼け止めがおすすめです。
手間がかからず汚れを気にする必要もないので、日中日焼け止めを塗り直せない場合も安心です。
・日傘をさす
…日傘を使用することで、体感温度が下がるので熱中症対策としてもおすすめです。
日傘はUVカット効果があるので、日焼け止めとのダブル使いをするとさらに日焼けを防ぐことができます。
5. まとめ
最後に、営業女性が夏も「きちんと感」を保ちながら涼しくスーツを着こなす際の、基本知識と着こなしのコツをおさらいします。
・結論、ネイビースーツに白のブラウスを合わせた着こなしがおすすめ
・スーツは夏用のサマーウールやリネン素材で背抜き仕様を選ぶ
・インナーは白や水色など、明るい色を選ぶと涼しげな印象に
もし、「既製品だと、満足いくサイズが見つからない...」という方はオーダーという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。
FABRIC TOKYOではウィメンズラインでは、夏用のスーツもオーダーできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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