愛用者続出のセットアップ。スーツとの違いは?なぜ人気?社内の愛用者にその魅力を聞きました!
ビジネスウェアが多様化するなか「オフィスカジュアルOK」と言われても何を着たらいいかわからず、変わらずスーツを着用している方は意外と多いのではないでしょうか?
一方、普段はTシャツ・ジーパンで職場に行ってもOKな方の中には、セミナー出席や大事なクライアントの打ち合わせ時など、スーツを着るほどじゃないけど、ある程度ちゃんとした服装が求められるシーンで何を着るべきか悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にぜひ取り入れていただきたいのが、最近FABRIC TOKYOでも人気が高まってきている「セットアップ」。この記事では、社員の中でも愛用者が多いセットアップについて、スーツとの違いや魅力を掘り下げてご紹介していきます。
スーツとセットアップの違い
「上下同じ素材で作った洋服」と定義されることが多いセットアップですが、この記事を読んでいる方の中には、「スーツとセットアップってそもそもどう違うの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。
スーツとセットアップの違いは「サイズ感」と「生地感」にあります。それぞれ解説します。
1. サイズ感の違い
スーツは基本的に上下でサイズを合わせ、相手に失礼のないフォーマルなサイズが良いとされています。「スーツ」と聞くと多くの方が同じようなシルエットをイメージされるかと思います。
一方セットアップは、スーツに比べてカジュアルなシルエットのものも多いのが特徴です。セットアップはカジュアルウェアとして着る方が増えてきたため、セレクトショップなどではオーバーサイズのものも販売されています。
2. 生地感の違い
スーツの代表的な素材は、ウールを使用した光沢感があるものです。一方セットアップは、ウールのほかにも、コットンやリネンなどカジュアルな素材で作られていることが多いのが特徴です。
ある程度しっかりとした見た目のセットアップ生地のインナーに襟付きのシャツを合わせると、オフィスでも着用できるきちんとした印象に。逆に、カジュアルな印象のセットアップのインナーにTシャツを合わせればラフなスタイルになります。
社員が語るセットアップの魅力【価格編】
ここからは、セットアップを愛用しているFABRIC TOKYO社員に聞いた魅力をご紹介していきます。
「手頃な価格だから買いやすい」
セットアップの魅力として大きいのが価格面です。FABRIC TOKYOのオーダースーツの最低価格は38,000円で、種類が多い価格帯だと60,000円以上となります。
一方、セットアップの最低価格は38,500円。人気のラインナップでも40,000円台で買えるものが多く、スーツに比べて手頃な価格に魅力を感じている社員が多いようです。
さらに、「スーツだと通年使えるものを買っていたが、セットアップは価格が手頃だから、春夏用のものにも手を出しやすい」という声も上がりました。
春夏向けの生地では、リネン調で涼しげなものが、秋冬はツイードやフランネル素材のセットアップが人気。スーツに比べて季節に合わせて異なる素材感のものを楽しんでいる社員がたくさんいました。
もちろん、通年使える生地のセットアップもご用意しておりますので、お好みによってお選びいただけます。
社員が語るセットアップの魅力【機能編】
セットアップの魅力として社員からたくさん声が上がったのが機能性に関することでした。1つずつ詳しくご紹介していきます。
「軽くてストレッチが効いているから着ていても疲れない」
これまでスーツのジャケットを着ていたほとんどの人が驚くのが、セットアップのジャケットの軽さ。
スーツのジャケットが約610gと言われているのに対し、FABRIC TOKYOのビジネスカジュアルジャケットは約330gと、およそ半分まで重量を削減しているのです。
※重量はサイズや使用する生地によるため、あくまで目安です。
軽さの理由は、裏地の面積が少なく、肩パッドがないなど、軽く着られる作りになっているから。愛用している社員からは「セットアップのジャケットを着始めたら、スーツのジャケットを着られなくなった!」という声も出ているほどです。
さらに、スーツの生地に比べて、ストレッチ性に優れた素材をたくさんご用意しているのもセットアップの特徴です。
デスクワークがメインの社員からは「セットアップなら、1日着て仕事をしていても窮屈に感じないんですよね」という声が上がりました。
「自宅で洗濯できるから、クリーニングに出さなくても綺麗な状態を保てる」
特にパンツは「自宅の洗濯機で洗ってますよ!」という声が多く上がりました。FABRIC TOKYOのセットアップは、ほとんどが自宅での洗濯が可能。汗をかいたり匂いがついてしまったりしても手軽にお手入れができるので安心です。
実際に社員が自宅で洗ったパンツがこちら。洗濯機の「ドライ・手洗いモード」を使用し、その後日陰の風通しの良いところで干したものです。
「自宅で洗濯したいけど、シワになるのが心配」という方は、シワになりにくい素材を用いているセットアップをお選びいただくとより安心です。
社員が語るセットアップの魅力【着こなし編】
「セットアップって実際のところどう着こなせばいいの?」と思っている方もいるかもしれません。愛用者が語るセットアップの着こなしの魅力に迫っていきましょう。
「スーツのように、考えずに着られる」
はじめに上がったのは、「スーツと同じように、上下で同じものを着ればいいからコーディネートに悩まなくて良い」という点です。
オフィスカジュアルOKと言われると、ジャケットと異なる色のパンツを合わせた「ジャケパンスタイル」を想像する方も多いかもしれません。ジャケパンは上下で異なる色味のものを着用するため着こなしに悩むという声をよく聞きます。
一方、セットアップはスーツのように上下の組み合わせが決まっているため、着こなしに悩むことはありません。セットアップにワイシャツを合わせれば「オフィスカジュアル」に適した着こなしに、Tシャツを合わせればプライベートにも適した着こなしになります。コーディネートがかんたんなうえ、合わせるインナーによってさまざまな着こなしができるのもセットアップ愛用者が多い理由のようです。
なかには、セットアップを「スーツのように着られるのに、着心地やお手入れが楽なもの」と捉えている社員も多くいました。
「単品でも使いやすいから、活躍の幅が広い」
さらに、セットアップ愛用者から「単品で使うこともありますよ!」という声も多く上がりました。
セットアップのジャケットは肩パッドがない分、肩のラインがなだらかに見えます。そのため、スーツのジャケットと比べてカジュアルな印象となり、ジーンズやチノパンなど他のアイテムと合わせやすくなります。
例えば、セットアップ上下を持っているだけで、以下のようにいくつもの使い回しができます。
- ジャケット単品にチノパンを合わせてジャケパンスタイルに
- ジャケット単品にジーンズを合わせてお出かけスタイルに
- パンツ単品にポロシャツを合わせてクールビズスタイルに
- パンツ単品にTシャツを合わせて休日スタイルに
- セットアップ(上下)にワイシャツを合わせてかっちりスタイルに
- セットアップ(上下)にTシャツを合わせてカジュアルなスタイルに
FABRIC TOKYOのセットアップの着まわしについては、スタイリストの大山シュンさんのYouTubeでもご紹介いただきました。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
社員が語るセットアップの魅力【サイズ面】
最後に、オーダーセットアップならではのサイズ感やシルエットに関する魅力についてもご紹介します。
「スーツと同じく、使うシーンや自分好みに合ったシルエットのものを手に入れられる」
オーダースーツやオーダーシャツをお試しいただいたことがある方なら実感があるかもしれませんが、セットアップでも「自分にフィットしたサイズが手に入るのが嬉しい」という声が多数出ました。
服を買いにいって気になるものを見つけても、試着するとどこかしらサイズが合わなくて買わずに帰る、という体験は誰もが一度はしたことがあるかと思います。
ですが、FABRIC TOKYOのセットアップはオーダーメイドなので、一人ひとりの体型やお好みにあったサイズ感に仕上がります。
また、「スーツよりも少しカジュアルな印象にしたい」ということで、パンツの丈を少し短くするなど、セットアップ用のサイズをアカウントに登録し、購入している社員も複数いました。
もちろん、オーダーメイドなので「職場できちんと見えるシルエットのセットアップが欲しい」というご要望にもお応えすることが可能です。サイズ感に不安がある方は、ぜひ一度購入前に店頭やカスタマーサポートまでご相談ください。
スーツと比べて、セットアップが使いにくいと感じた点は?
ここまでセットアップの良いところがたくさん挙がりましたが、愛用しているからこそ気付くマイナス面も気になりますよね。
そこで、セットアップを着ていて感じる使いにくさについても社員に聞いてみました。
①スーツに慣れていると「ポケットが少ないな」と感じる
1つ目に挙がったのは、スーツと比べてジャケットのポケット数が少ないことでした。
FABRIC TOKYOのセットアップのジャケットは、より軽くするためにポケットの数を減らしています。また、セットアップのジャケットには内側のポケットは、カスタマイズで「腰ポケット」「胸ポケット」をお選びいただく仕様となっています。
※画像のセットアップのジャケットは「腰ポケット」を選択しています
スーツのジャケットに慣れていると「いつも使っている場所にポケットがない」と感じられる方がいるかもしれませんので、購入時にはご注意ください。
なお、型崩れを防ぐためにも、セットアップを着用する際には、スマートフォンはパンツのポケットに入れるのがおすすめです。
②裏地がない分、生地によっては肌に当たる部分の「チクチク」が少し気になる
セットアップのパンツには、スーツのスラックスには付いているウエストから膝上までの裏地がありません。
そのため、フランネル素材のような起毛生地のセットアップの場合、肌触りが少し気になるという声が上がりました。
滑らかな肌当たりをお求めの方は、起毛感の少ない生地を選ぶことをおすすめします。
まずはここから!おすすめのセットアップ3選
FABRIC TOKYOで選べるセットアップは70種類以上。その中でも初めてオーダーする方におすすめのセットアップをご紹介します。
スーツのような見栄え:WASHABLE WOOL STRETCH
「ビジカジOKになったけど、周りはまだスーツを着ている人も多く、自分だけ浮くのは避けたい」という方におすすめなのがこちら。高級なウールを使用しているのでスーツのような見た目なのに、ポリウレタンが混紡されているので伸縮性も抜群で窮屈に感じないのがおすすめする理由です。
人気のジャージー素材:BRIGHT CUPRA JERSEY
かなりストレッチ性が効いていて、動きやすく座っていても疲れないと人気なのがBRIGHT CUPRA JERSEY。日本の生地メーカーとFABRIC TOKYOで共同開発したオリジナルのアイテムです。「ジャージー素材はカジュアルになりすぎるので、オフィスで着るのに抵抗がある」というお客さまのご意見を踏まえ、高級スーツのように美しい光沢を持たせることでビジネスシーンでも使いやすい一着に仕上がりました。
手軽に春夏の季節感を取り入れられる:STRETCH LINEN LIKE
「セットアップに挑戦するなら、少し季節感を取り入れてみたい」という方におすすめなのが、こちらのリネン調のセットアップ。1着42,000円とお手頃な価格帯なので、エントリーとしてもおすすめです。
ビジネスシーンから私服まで!真似しやすいコーディネートをご紹介
スーツ見えするセットアップスタイル
セットアップ+ワイシャツで、かんたんビジカジスタイル
カジュアルOKな職場から休日まで活躍するシンプルスタイル
ビジネスシーンで着用する人が増えているセットアップ、あなたも試してみませんか?
生地選びやコーディネートのご相談・サイズ更新も承っています
「セットアップの生地がたくさんあって選びきれない」「スーツとは少しサイズ感を変えてセットアップを購入したい」といった方は、ぜひお気軽に店舗にお越しください。
オーダーが初めての方は、まずは店舗にお越しください
「FABRIC TOKYO」のカスタムオーダー商品をご購入いただくには、採寸とサイズ登録が必要です。
採寸にかかる時間は約30分。「まずはサイズ登録だけして、家でじっくり商品を検討したい」というご要望も承っておりますので、FABRIC TOKYOでのオーダーが初めての方は、一度お近くの店舗にお越しください。