冬の相棒は「オーダーコート」一択!サイズ感もデザインも大満足の秘訣と人気ランキングTOP5を徹底解説
今年もFABRIC TOKYOでコートがオーダーできる季節になりました!
リリースして早6年——。
毎年改良を重ねてバージョンアップしているオーダーコートですが、今回は改めてFABRIC TOKYOの商品企画担当にその魅力についてインタビュー。
仕事で使える自分にピッタリなコートを検討している方は必見です!
今回お話を伺ったのはこの方
1. そもそもオーダーコートのメリットとは
——ズバリ、オーダーコートの良さはどこにあるのでしょうか
一番の良さはやはりサイズがフィットすることですね。
既製品だと「あと数センチ丈が短かったらいいのに...」みたいなこともありますが、オーダーであれば最初からベストな丈感で仕上がります。
社員(身長159cm)が着比べたオーダーと既製品のコート
既製品だと理想のコートに出会うのに苦労しますが、オーダーであれば自分にピッタリなものを探し回らなくても、身体に合ったコートが手に入る。
時間や労力を使わずにかっこいいコートが手に入ることが、オーダーコートの良さだと思います。
——意外とピッタリのサイズを見つけるのは苦労しますよね。FABRIC TOKYOのコートはどのようなサイズ感なのでしょうか
FABRIC TOKYOのコートは、ご登録いただいているジャケットのサイズから適度なゆとりを持たせて作っています。
肩幅は重ね着して苦しくならないゆとり感で、袖の長さはジャケットよりも少しだけ長く、だらしなく見えないバランスです。
中にスーツを着ても美しい見た目で、肩が凝らないようになっています。
スーツの上から羽織っても快適な着心地
また、カジュアルな服装の日に着用しても、程良くリラックス感のあるちょうどいいシルエットになるように設計されています。休日のきれいめなコーディネートをする際にも活躍しますよ。
2. FABRIC TOKYOのオーダーコートの魅力
——既製品のサイズが合わないビジネスパーソンには特に良さそうですね。サイズの他にもFABRIC TOKYOのコートならではの違いはありますか
一般的にオーダーコートというとクラシックなシルエットをイメージする方が多いと思うのですが、FABRIC TOKYOのオーダーコートは現代的になっているのが特長です。
より現代的なシルエットのオーダーコート
もちろん、クラシックなスタイルにも良さがありますが、最近ではビジネスウェア全体がカジュアル化しています。
そうなると、今着ているスーツやセットアップにクラシックなコートだととチグハグな印象になってしまいますよね。
クラシカルなパターンを採用しているオーダー屋さんは今でも多いのですが、FABRIC TOKYOのコートは現代に最適化したパターンです。
誰でも簡単に着こなせて、着ている姿が様になってかっこいい——。そんなコートであることを意識して作っています。
—— 現代人に合ったコートなのですね。こだわりのポイントを教えてもらえますか
特にこだわっている部分が、コートの印象を左右する顔周りに近い部分、具体的には「襟」「肩」「袖」です。
クラシックすぎない現代的なバランス
襟や肩、袖は絶妙なバランスで成り立っているので、例えば襟を少し大きくしただけでも印象が大きく変わってしまいます。
FABRIC TOKYOではこの3つの微妙な大きさや角度、バランスを意識してパターンを作っています。
—— 絶妙なバランスづくりに挑戦されてるんですね。バランスの部分、もう少し具体的に教えていただけますか
個人的に、良いコートって、羽織った時に「なんかカッコいい」と思えるものだと思います。言葉で上手くは説明できないけど、着ていてなんかしっくりくる。そういうことってありますよね。
細部にこだわることで醸し出される雰囲気
これは細部へのこだわりを積み重ねていくことでしか、実現できないことだと思っています。
FABRIC TOKYOではデザインを毎年調整をしていて、ラインや資材を調整したり、新しい型を追加したりして、細かな改良を重ねています。
着ていただいた時に「なんかカッコいい」と感じていただけると嬉しいですね。
——とても細かい部分にまでこだわっているのですね
そうですね。他にも脱いだコートを手に持つ時に腰紐が外れにくいような仕様にしたりと、細かい部分にも気を遣っています。
アウターを着る季節はちょっとした動きが不快になるので、使っていて少しでもストレスが軽減できるように工夫をしています。
——アウターでいうと、最近では軽さのあるナイロンジャケットやダウンジャケットをビジネスウェアとして活用する方が増えていると感じます
確かにスーツの上からナイロンジャケットやダウンジャケットなどを着る方も増えてきました。
職種や地域によってはそれらが適している場合もありますが、一方で、コートは「きちんと見え」することが大事だと思っています。
日々働いている中で、きちんとした印象を求められる場面に遭遇することもありますよね。そういった時のためにコートを一着持っていることが重要になると思っています。
3. 自分好みが見つかる型と生地
—— コートは全6型ですが、どのようなラインナップになっているのでしょうか
コートはチェスターコート、ステンカラーコート、トレンチコート、フーデッドコート、アルスターコートの5型に加え、2024年より追加したショートステンカラーコートを合わせて6型となっています。
チェスターコート
5型の中で一番フォーマルなコートです。結婚式や式典に足を運ぶことが多い方ならチェスターコート一択ですね。
チェスターコートはフォーマルなコートであるがゆえに、クラシックなデザインのままだと、格式が高すぎて日常的には使いにくい印象があるかもしれません。
FABRIC TOKYOでは、普段使いもしやすいように、ロングジャケットのような軽やかなデザインのチェスターコートに仕上げています。
今っぽい雰囲気でありながらフォーマルからカジュアルまで着こなしていただけるので、一着あると便利です。
ステンカラーコート
ビジネスコートの王道といえばステンカラーコートです。シンプルで一般的なコートが欲しい方におすすめですよ。
FABRIC TOKYOのステンカラーコートはカジュアル使いができない真面目な印象のコートではなく、オフでも使えるようにデザインを洗練させていることが特徴です。
ベルトが付いているので気分で結んでもいいですし、裾が広がらないまっすぐなシルエットにしてベルトなしで着てもすっきり見えるようにデザインしています。
衿を立ててタブで閉めれば、首元も暖かくマフラーなしで過ごすことも可能です。
ショートステンカラーコート
2024年から新たに登場したアイテムで、短い丈でスッキリしているのが特長です。
お客さまの中には、「ロングコートだと、電車の中で堅苦しい...」という方もいらしたので、堅苦しさを感じずに、着心地も扱いもラクなコートを目指して企画しました。
近年のビジネスカジュアルにも対応した形なので、スーツの上だけでなく、セットアップやジャケパンスタイルで合わせていただくのもおすすめです。
トレンチコート
多くの方が知っているデザインのトレンチコートは、カジュアルな服装にも合わせたい方にぴったりです。
トレンチコートは軍用の機能性アウターがルーツなので、力強い印象になりすぎて苦手な方もいると思います。
FABRIC TOKYOでは、シルエットや細かいディティール全てを現代風にアレンジしているので、トレンチが苦手だった方にもシャープに着ていただけると思います。
トレンドに偏りすぎず汎用性が高いデザインであることもポイントです。
フーデッドコート
服装既定が少ない方やリュック通勤の方など、ややカジュアルで機能性の高いデザインが好きな方におすすめです。
フードは形や縫製にこだわっており、ボタンを止めれば首元が暖かいだけでなく、ハイクラス感がありおしゃれに見えます。
脱着式フードを外せば、ステンカラーコートのような見た目にもなる汎用性の高さも魅力です。
アルスターコート
アルスターコートはトレンド感や着こなしを楽しみたい方のために、2022年に追加されたデザインです。
クラシックデザインがルーツのコートではありますが、トレンド感のあるシルエットになっています。肩が落ちていて細めの身幅なので、リラックス感がありつつもスタイリッシュに着こなせます。
フォーマルすぎないデザインのためオンオフ兼用で使えます。
—— とてもバリエーションが多いですね
FABRIC TOKYOのブランドコンセプトは“Fit Your Life.”なので、お客さま一人ひとりのライフスタイルに合うようにさまざまな選択肢を揃えました。
フォーマル度の高いものから、カジュアルでも使いやすいものまでご用意しているので、ぜひ自分に合ったコートの型を選んでいただけたらと思います。
—— オーダーコートは型だけでなく、生地も好きに選べるので嬉しいですよね
しっかり目の詰まった美しいウールの生地や、一生ものとして使いたくなる上質なカシミアの生地など、さまざまにご用意しているので、お好みに合うものが見つかると思います。
選択肢が多いと迷ってしまう方もいると思うので、お客さまから人気のコートも合わせてご紹介しますね。
4. 人気のコート5選をご紹介
ここからは特に人気のある5つのコートをピックアップしてご紹介します。
4-1. WOOL COTTON GABARDINE(ステンカラー)
WOOL COTTON GABARDINE
ビジネスの王道といえるステンカラーコートです。生地は高密度な綾織りが特長のギャバジンで、美しいドレープ性が魅力。さらに、ストレッチ性が高く、ウールの復元力によってシワがつきにくいため、お手入れも簡単です。厚みを抑えた軽量な生地だから、秋口から春先まで長く着られるのも魅力といえます。
4-2. CLASSIC WOOL FORMAL(チェスター)
CLASSIC WOOL FORMAL
ビジネスだけでなく、冠婚葬祭にも使えるチェスターコートは、一張羅として1着持っていると非常に便利です。生地はきれいな艶のあるウールの表情と、保温性の高さがあり、特に裏面は起毛させているため、空気を含むことで冷たい風を通しにくく、衣服内の温度を暖かく保ってくれますよ。
4-3. TECH WOOL WARM(ショートステンカラー)
TECH WOOL WARM
ショートステンカラーは、スッキリと軽快な着心地なので、コートの重たさが苦手な方でも使いやすいのが魅力といえます。この生地は、裏面に3Dプリンター技術を用いた「超極薄ダウン」を入れているのが最大の特長で、保温性が非常に高く、FABRIC TOKYOの数あるアウターの中でもNo.1の暖かさを誇ります。
4-4. LIGHT TWEED JAPAN WOOL(ステンカラー)
LIGHT TWEED JAPAN WOOL
複数の色の糸によって現代的な印象になっているツイード柄の生地は、暗いトーンになりがちな冬のコーディネートを華やかにしたい方におすすめ。ウールとポリエステルの混紡なので、軽くてシワになりにくいのも嬉しいポイントです。
4-5. WORSTED FLANNEL(チェスター)
WORSTED FLANNEL
WORSTED FLANNELはウールを100%使用しているため保温性が高く、熱を逃さず暖かいのが特長です。さらに、風を通さない目の詰まった生地にする「ミルド加工」を徹底して繰り返し行なっているため、防風性も兼ね備えています。
5. まとめ
—— 最後に何か伝えしたいことはありますか
私たちFABRIC TOKYOは、品質の高い一着をいつも適正価格で、ご提供することを心がけています。
縫製にこだわり、作りがしっかりしているので、長く愛用していただけるのも特長です。
サイズだけでなく、デザインや生地感も満足のいく一着であれば、長期的に見てもお財布と地球に優しいお買い物になると思いますので、ぜひオーダーコートへ挑戦いただけると嬉しいです。
6. オーダーコートの購入方法
FABRIC TOKYOでスーツのサイズ(ジャケット + スラックス)をご登録いただいたことのあるお客さまの場合、お預かりしているサイズデータをもとに、ジャケットの上から着てもピッタリなコートをお作りいたします。
サイズ登録がまだのお客さまは、一度店舗へご来店ください。お好みをヒアリングし、採寸の上、オーダーコートをお作りいたします。
コートは仕上がりまでお時間をいただくため、季節の変わり目に理想のコートを手に入れたい方は、今がベストなタイミングです。
皆さまのご来店ぜひお待ちしております!