ワイシャツの選び方の正解は?デザイン、生地、色柄、サイズごとに徹底解説!

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「色や柄ってどう選べばいいの?」

「襟の形によって印象が変わるって本当?

多くのビジネスパーソンにとって必需品であるワイシャツですが、選び方がわからない方も多いのではないでしょうか?

この記事ではワイシャツを買うために必要な情報を「色柄」「襟型」「生地」「サイズ」「コーディネート」に分けて徹底解説します。

これを読めば基本知識が身について、ワイシャツ選びも簡単になりますよ。

この記事を監修した人ファブリック トウキョウ

オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。

1.ワイシャツの色柄の選び方

ビジネス用途ならホワイト、サックスブルー、ストライプ柄が定番です。それぞれの特徴やその他の色柄についても詳しく解説します。

1-1.定番中の定番ホワイト

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ホワイトのシャツを持っていれば間違いありません。フォーマルを象徴する色なので、ビジネスはもちろん、結婚式などのシーンでも使える万能アイテムです。迷わず選びたい方はホワイトで枚数を揃えるのが無難です。

生地を選ぶ際は「織り柄」にだけ注意しましょう。織り柄によって与える印象やフォーマルの度合いが少し異なります。織り柄は織り方によって種類がたくさんありますが、基本は「ブロード」と「オックスフォード」をおさえておけばOKです。
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左がブロード、右がオックスフォード

ブロードは糸を高密度に織ることで、つるっとした表面が特徴の生地です。一番フォーマル要素が高く、ビジネスでも冠婚葬祭でも使える万能な織りです。

一方、オックスフォードは少し粗めの織りで、高い通気性を誇るのが特徴の生地です。ビジネスでは定番ですが、ほどよいカジュアルさが出るので冠婚葬祭には向きません。

他にもヘリンボーンという少しクラシックな雰囲気の出る織り柄もビジネスシーンでおすすめですが、少し目立つので、最初のうちはブロードやオックスフォードを選ぶ方が安心です。慣れてきたら選んでみましょう。
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ヘリンボーンの織り柄

1-2.第2の定番サックスブルー

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サックスブルーはホワイトに次いで定番の色。
爽やかさと上品さを併せ持っているので、ビジネスでも好印象間違いなし。
ホワイトシャツだけだと印象が単調になってしまうと感じる方におすすめです。

ただ、新入社員の場合はとくに白以外のワイシャツを着ていくことをためらう人もいますよね。多くの企業では許容されますが、不安なときはまず白シャツを着て出社し、先輩や同期のワイシャツを確認するようにしてください。

1-3.シャープな印象のストライプ柄

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ホワイトとサックスブルーの無地に次いで、ビジネスで使う柄物として定番なのがストライプ。縦に長いので、視覚的にもスタイルよく、シャープな印象を与えられます。
ストライプを選ぶ際はピッチ(柄の幅)に気をつけましょう。最初は細めのものが落ち着いた印象でおすすめです。
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左からヘアライン/ピンストライプ/ロンドンストライプ

1-4.親しみやすい印象のチェック柄

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左からグラフチェック/ギンガムチェック(小)/ギンガムチェック(中)

チェック柄は親しみやすさの出る柄ですが、少しカジュアルな印象になるので大事な商談や冠婚葬祭では避けましょう。もしビジネスで使う場合は、細かい間隔の柄を選ぶのが、悪目立ちしすぎず、おすすめです。

1-5.その他の色

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左からピンクシャンブレー/グレーシャンブレー

ワイシャツには他にもピンクやグレーといったさまざまな色があります。
基本であるホワイトやサックスブルー、ストライプ柄に慣れてきたら、徐々に取り入れてみてください。

2.ワイシャツの襟型の選び方

シャツ選びで一番わかりにくいのが、種類の多い襟型(collar=カラー)。
ビジネス用でしたら、ワイドかレギュラーを選んでおけば間違いありません。その上でそれぞれの違いを細かく解説していきます。

2-1.これを選べば間違いない。ビジネスの定番ワイド

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現在、ビジネスで主流のデザインがワイドです。襟の開きが広めで、角度は100~140度くらい。首周りがすっきりして見えることから、どのスーツとも相性が良い万能な襟型です。

肩幅が広めの人やがっちり体型の人でも、襟が広がっているのでバランスよく着こなせますよ。

ワイドカラーについて詳しくは「ワイドカラーとは?おしゃれな着こなし方についても徹底解説!」も参考にしてください。

2-2.冠婚葬祭と兼用したいならレギュラー

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レギュラーカラーは、利用シーンを問わず、ビジネスから冠婚葬祭まで幅広く着用できる万能な襟型といえます。

襟の開きの角度は75~90度程度のものが定番です。たくさんある襟の形のなかでは開きが狭く、カッチリとしていて真面目で誠実なイメージになります。

2-3.ほどよいカジュアルさが出るボタンダウン

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ボタンダウンは襟先の小さいボタンがポイントです。

1950年代に大人気となったアメリカのアイビーファッションでおなじみの襟型で、日本でも根強い人気を誇ります。

ビジネスでも使用できますが、ワイドやレギュラーに比べ、比較的カジュアルな印象の襟型です。

第一ボタンを外して着用しても、襟が左右に開きにくいので、クールビズにもおすすめ。
着用の際は襟先のボタンは必ず留めてくださいね。

ボタンダウンについて詳しくは「ボタンダウンシャツとは?結婚式でNGな理由と「おしゃれ」「ダサい」の違いを解説」も参考にしてください。

2-4.ノーネクタイでも使えるホリゾンタル

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ワイドカラーよりもさらに角度が大きく、ほぼ180度に開いた襟をホリゾンタルといいます。

ノーネクタイで着用するときれいなアーチ型を描くため、シャツ1枚でも、ジャケットと合わせてもスタイリッシュに着こなせます。

少しこなれた雰囲気を演出したい方に人気の襟型です。

ボタンダウンについて詳しくは「ホリゾンタルシャツの魅力とは?カッタウェイとの違いやネクタイの結び方も紹介」も参考にしてください。

2-5.ノーネクタイの方におすすめのソフト芯(レギュラー、ワイド、ボタンダウン)

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左からソフト芯のレギュラー/ワイド/ボタンダウン

ソフト芯は、襟の中に芯(カラーキーパー)が入らない、やわらかい仕様のデザインです。

おもにノーネクタイで使用することを想定しているため、襟の大きさは通常のものよりも小ぶりにデザインされています。

カジュアルな印象が強くなるため、スーツと合わせるのはあまりおすすめできません。ジャケパンなどのビジネスカジュアルで着用するようにしてください。

2-6.式典におすすめのウイングカラー

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ウイングカラーは首を包み込むように襟が立ち上がり、襟先だけが前に折れた襟型です。
小さく折り返した襟先が「鳥の翼」のように見えるためウイングカラーと名付けられました。

夜の正礼装である「タキシード」や「燕尾服(えんびふく)」と合わせるのに欠かせないシャツであり、蝶ネクタイとコーディネートすることが多い襟型です。

自分が主役の結婚式など、主に華やかなお祝いの席で使用します。

ウイングカラーについて詳しくは「ウイングカラーシャツとは?ネクタイの合わせ方や着こなしを解説」も参考にしてください。

2-7.その他(ナローショート、カッタウェイ、スタンドカラー、ドゥエボットーニ)

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左上がナローショート/右上がカッタウェイ/左下がスタンドカラー/右下ドゥエボットーニ

襟型は他にも様々な種類が存在します。

小さい襟が特徴で、スタイリッシュな印象のナローショート。
襟の開きが最も大きく、ノーネクタイと相性が良いカッタウェイ。
首回りに沿った立て襟が特徴で、ファッション性の高いスタンドカラー。
第一ボタンが2つ並んでいるのが特徴で、エレガントな印象を与えるドゥエボットーニ。

それぞれ特徴はもちろん着用シーンも異なります。定番のシャツに慣れてきたらそれぞれ試してみてください。襟型についてさらに詳しく知りたい方は「ワイシャツの襟型9種類をプロが解説!与える印象&コーディネートも紹介」もごらんください。

ワイシャツのポケットはあり、なしどちらが正解?

仕事で必要であれば、ポケットありでOKです。一方で冠婚葬祭のシーンではポケットなしのほうがよりフォーマルで好ましいとされています。もし結婚式や式典などのフォーマルシーンで着用するなら「ポケットなし」を選んでみてください。

3.ワイシャツの生地の選び方

生地選びは価格を重視するか、見栄えを重視するか、機能を重視するかで大きく変わります。それぞれ自分に合ったものを選んでみてください。

3-1.コストパフォーマンスに優れたコットン×ポリエステル

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まずは1着試してみたい方や、コスパよく着数を揃えたい方にはコットン×ポリエステルがおすすめです。ノンアイロンや形態安定の機能を備えたものも多く、日常の手入れがラクなのも嬉しいポイント。

一方で肌ざわりや艶感は控えめで、生地によっては透けやすいものもあります。

3-2.上質な見栄えと肌ざわりのコットン100%

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高級感を出したい方や、ポリエステルのざらついた肌ざわりが苦手な方はコットン100%がおすすめです。きれいな光沢となめらかな着心地は、結婚式や式典などの大事なシーンで活躍します。透けにくい生地が多いのも嬉しいポイントです。

一方で洗濯をするとシワになりやすいので、着用後はアイロンかクリーニングが必要になります。

FABRIC TOKYOではコットン100%のシャツでありながら、ノンアイロンの機能を備えた生地も用意しております。見栄えと肌触り、メンテナンスの簡単さ。すべてを手に入れたい場合はチェックしてみてくださいね。

3-3.ストレッチ重視ならジャージー生地がおすすめ

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ジャージー生地は「織り」ではなく、ニットのような「編み」で作られた生地。伸縮性の高さが特徴なので、アクティブに動く職業の方や、硬い着心地が苦手な方におすすめです。

一方で少しテロンとした落ち感のある素材のため、パリッとした着心地が好きな方は織りで作られた生地がおすすめです。

4.ワイシャツのサイズの選び方

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一般的な量販店では、首周りと裄丈(ゆきたけ)を基準にワイシャツを買います。もし自分のサイズを知らなくても、その場で採寸してもらえるので安心してくださいね。オーダーシャツなら、さらに細かく全身を採寸して作るのでそちらのメリットも解説します。

4-1.首周り

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第一ボタンを留めたとき、ワイシャツと首の隙間に指が1本入る程度を目安にしましょう。
個人差はありますが、首周りがゆるく指が3本入るくらいだと全体的にだらしなく見えてしまいます。反対に指が1本も入らないくらいきついと窮屈に見えてしまいます。

4-2.裄丈

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裄丈とは、首の付け根中央〜肩のトップ〜手首の付け根に至る部分の長さのことです。ジャケットを着用した際、ジャケットの端からシャツの袖が1〜2cm程度出るくらいがいいとされています。長すぎるとだらしない印象になってしまうので注意しましょう。

4-3.オーダーの場合は全身を細かく採寸してジャストフィット

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「腕が長いから首周りに合わせると裄丈が合わない」
「鍛えているから肩幅に合わせると袖が長すぎる」
「痩せ型だからウエストが余りやすい」
実際にシャツを着用してみると、人によってさまざまな悩みが出てきます。

そんな方にはオーダーがおすすめです。
FABRIC TOKYOでは首周りと裄丈の他に、肩幅、バスト、ウエスト、手首周りなど、さまざまな箇所を採寸します。自分にフィットしたサイズは着心地の良さはもちろんのこと、疲れにくくなるメリットも。サイズにこだわりたい方は試してみてください。

オーダーについてさらに詳しく知りたい方は「【1着6,500円〜】ワイシャツをオーダーしてみた!オーダーシャツのメリットと作成時のポイントを解説」を参考にしてみてください。

5.ワイシャツを使ったコーディネートをご紹介

ここでは実際のコーディネートをご紹介します。
選ぶときの大事なポイントになる「色」と「襟型」を中心にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

5-1.これを選べば間違いない!「ホワイト×ワイドカラー」でビジネスの王道スタイル

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ワイドカラーの白シャツは現在主流のスタイル。ビジネス用途でしたら、持っておいて間違いありません。迷った時はこちらを複数枚持っておけば安心です。ネイビースーツもビジネスで定番の色なので、まずはこのコーディネートを覚えておきましょう。

5-2.シャープさが際立つ!「ブルーストライプ×レギュラーカラー」で細見えコーデ

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ビジネスシーンで柄物のワイシャツを着るなら、断然ストライプがおすすめ。おしゃれ見えするのはもちろん、縦長が強調されるので、スタイルよく見えるのも嬉しいポイントです。グレーネイビーのスーツは王道のネイビーから少しニュアンスを変えたい時に重宝します。

5-3.ほどよい抜け感がポイント!「サックスブルー×ボタンダウン」でカジュアルコーデ

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爽やかなサックスブルーのワイシャツにネイビー系のスーツを合わせると清涼感のあるコーディネートになります。

襟をボタンダウンにすることによって、ほどよくカジュアルさが出ます。ボタンダウンはビジネスでは問題ありませんが、式典には向かないので注意しましょう。

5-4.ノーネクタイ出社ならこれ!「グレーストライプ×ソフトレギュラー」でリラックスコーデ

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ホワイトとサックスブルーに飽きてきたら候補に挙がるのがグレー。

中間色のため色合わせしやすいのが魅力です。爽やかなブルーストライプとは異なり、グレーストライプは都会的で洗練された雰囲気を演出できます。ソフト芯は襟が柔らかくサイズがコンパクトになるため、よりカジュアル使いがしやすくなります。

5-5.人と差別化したいならこれ!「白ストライプ×ホリゾンタルカラー」でこなれたおしゃれコーデ

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少しおしゃれな雰囲気を出したいならホリゾンタルがおすすめ。開いた襟がこなれた印象を与えてくれます。

ネクタイスタイルはもちろん、ノーネクタイでも華やかな印象なので、クールビズ期間中にも重宝します。線の細いピンストライプは無地に近い見た目なので、柄物初心者にもおすすめ。

5-6.服装自由ならこれ!「赤ストライプ×スタンドカラー」でワイシャツを思いっきりカジュアルダウン

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服装が自由な職場ならスタンドカラーもぜひ試してみてください。Tシャツよりはフォーマル、通常のワイシャツよりはカジュアルという絶妙なバランスが楽しめます。第1ボタンを開けて着るとちょうど良い抜け感が演出できるので、ファッションを楽しみたい方におすすめです。

5-7.冠婚葬祭ならこれ!「白シャツ×レギュラーカラー」でシンプルコーデ

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冠婚葬祭に参列するなら、ワイシャツは白シャツにレギュラーカラーが基本です。白シャツの中でも「ブロード」と呼ばれる織り柄のない無地のものを選んでください。ビジネスでも使えるシャツなので1着持っていると便利です。

6.ワイシャツの選び方ひとつで印象が変わる!

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ワイシャツの選び方を「色柄」「襟型」「生地」「サイズ」「コーディネート」に分けてご紹介しました。それぞれの基準を参考にしながら自分にあったワイシャツ選びをしてみてくださいね。正しい着こなしをすると、周りからの印象もさらに良くなりますよ。ワイシャツの選び方を相談したい時は、FABRIC TOKYOの店舗へご来店ください。

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