ワイドカラーとは?おしゃれな着こなし方についても徹底解説!
シャツの襟の形は何種類もあり、一般的に多いのが「レギュラーカラー」「セミワイドカラー」「ワイドカラー」です。
襟の形によって印象がガラッと変わることから、なかには間違ったコーディネートをしている人も……。
この記事ではワイドカラーだけでなく、さまざまな襟の特徴を詳しく説明します。
ワイドカラーシャツをおしゃれに着こなすポイントも紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. ワイドカラーとは?
「ワイドカラー」は、襟の開きが100度~140度くらいと広くなっているのが特徴です。
一方、定番である「レギュラーカラー」の襟の開きは75度~90度、「セミワイドカラー」はワイドカラーとレギュラーカラーの中間で、90度~100度くらいの襟の開きとなります。
ワイドカラーシャツは首周りがすっきりと見えるため、肩幅の広めな人やがっちり体型の人にとくに似合います。
また、ワイドカラーは小顔効果も期待できます。
20世紀初頭に、男性のファッションに大きな影響を与えたイギリスのウィンザー公は、ワイドカラーシャツを好んで着ていました。
そのためワイドカラーのことを、別名「ウィンザーカラー」ともいいます。
ワイドカラーやセミワイドカラー、レギュラーカラーのほかにも、シャツの襟の種類にはさまざまなものがあります。いくつかの襟の種類について、以下で説明します。
まずご紹介したいのが、「ホリゾンタルカラー」です。
ホリゾンタルカラーは小襟が特徴的で、襟の開きはワイドカラーをさらに超える180度ほど。ノーネクタイで着用すると、さらっと着こなせます。
ホリゾンタルカラーについては、「ホリゾンタルシャツの着こなし徹底解剖」で詳しく紹介しています。合わせてご覧ください。
また、「ボタンダウンカラー」も有名です。
ボタンダウンカラ―はワイドカラーに比べると、ややカジュアルな印象です。襟の先に開けられたボタンホールに、身ごろについたボタンを通して留めます。
アメリカのファッションブランド「ブルックスブラザーズ」が発表し、またたく間に世界各国で大人気となりました。
「ウイングカラー」は、襟先が前に折れた形状の襟のこと。
タキシードスタイルに代表される、フォーマルなイメージが強いウイングカラー。近年では結婚式などの際、スーツにウイングカラーシャツをコーディネートする人も増えてきています。
2. シーン別|ワイドカラーシャツを着こなすコツ
ビジネスからフォーマル、カジュアルまで幅広く対応できるシャツの襟の形がワイドカラーです。
ワイドカラーシャツを着るときのポイントをシーン別に説明します。
2-1. 職場などのビジネスシーン
ワイドカラーシャツは、ビジネススーツとの相性もばっちり。
ビジネスシーンで着るためのワイドカラーシャツは、ぜひ1枚は持っておきたいアイテムです。
職場でワイドカラーシャツを着る場合は、ノーネクタイではなくネクタイをきちんと締めたスタイルが無難です。真面目で誠実な印象を与えられるでしょう。
2-2. 結婚式や披露宴などのフォーマルシーン
結婚式や披露宴、パーティーなどのフォーマルシーンでは、ワイドカラーシャツやレギュラーカラーシャツがふさわしいとされています。
首元にボリュームを与えて華やかな印象を演出したい人は、ワイドカラーがおすすめです。
お葬式や法要などの場ではレギュラーカラーが定番ですが、ワイドカラーシャツを着ても問題ありません。
ただし、おしゃれはマナー違反になるので、無地の白シャツなどシンプルなデザインのワイドカラーシャツを選びましょう。
2-3. 休日などのカジュアルシーン
ワイドカラーシャツはスーツスタイルに合わせるだけではなく、休日のカジュアルシーンにも着回せます。
レギュラーカラーシャツと比べてクラシックな印象を与えるワイドカラーシャツは、カジュアルなコーディネートの中にも大人の気品を感じさせてくれる、とても優秀なアイテムです。
たとえば、シンプルな白いワイドカラーシャツと黒チノパンを合わせると、さりげなくおしゃれな雰囲気を演出できます。
3. ワイドカラーシャツをおしゃれに着こなすコツ
シャツの襟の中で定番デザインともいえるワイドカラーですが、さらにおしゃれに着こなすためのコツが2つあります。
3-1. ネクタイあり:ウィンザーノットがおすすめ
イギリスのウィンザー公が愛用したシャツがワイドカラーシャツであることは前述したとおりです。
そのウィンザー公が好んでしていたネクタイの結び方があります。それが「ウィンザーノット」といわれる結び方です。
ウィンザーノットは結び目がやや横に広がったような大きめな形になり、見た目にボリュームを与えてくれます。
しっかりとした結び方なので、型崩れしにくいのもポイントです。ワイドカラーシャツにネクタイを合わせる場合は、やはりこのウィンザーノットが似合います。
3-2. ネクタイなし:体にフィットしたワイドカラーを選ぼう
ワイドカラーシャツはノーネクタイで着用してもOK。
ワイドカラーシャツをノーネクタイで着こなすと、大人の男性らしい色気も醸しだせます。
レギュラーカラーは襟が長く、下に落ちてだらしない印象を与えてしまいますが、ワイドカラーは襟の開きが大きくノーネクタイに向いていると言われています。
ワイドカラーシャツをノーネクタイで格好よく着こなしたいなら、サイズ感が最重要ポイントになります。
体型にフィットしたワイドカラーシャツなら、ビジネスシーンにおいてもだらしなく見られることはありません。
なかなか自分の体型にぴったりくるワイドカラーシャツを見つけられない人におすすめなのが、オーダーメイドでワイドカラーシャツを作ってもらうこと。
最近ではお手頃な価格で、自分の体型にフィットするシャツをオーダーメイドする、おしゃれで若いビジネスパーソンが増えています。
4. FABRIC TOKYOでは、ワイドカラーシャツが6,500円からお仕立ていただけます
一枚持っておくといろいろなシーンに着回しができる、便利なワイドカラーシャツ。
せっかく購入するなら、自分の体型や好みにぴったり合ったワイドカラーシャツを所持しておきたいですよね。
ビジネスウェアのオーダー専門店「FABRIC TOKYO」では、ジャストフィットのシャツが1着6,500円からオーダーでき、ワイドカラーには無料でカスタマイズできます。
さまざまなシーンに適したシャツをご用意しておりますので、お気軽にお越しください。
FABRIC TOKYOはビジネスウェアのオーダー専門ブランドです。シャツはもちろん、スーツやカジュアルジャケット、カジュアルパンツ、チノパン、セットアップなどもオーダー可能です。20代〜40代のオーダー初心者の方にも多くご利用いただいています。
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店舗で採寸したサイズデータはオンライン上に保管されます。その後はPCやスマホからいつでもオーダーできます。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。
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「FABRIC TOKYO」では中間業者を介すことなく最短ルートで工場とお客さまをつなぐことで、品質にも妥協することなく、シャツ1着6,500円から体験できるオーダーメイドを実現しています。
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