ストレッチスーツって実際どこまで伸びるの?写真付きで解説。その結果は?

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この記事を監修した人赤川 圭(FABRIC TOKYO表参道店)

表参道店の赤川と申します。スーツに限らず、カジュアルやジャケパンの着こなし全般について、自信を持ってご案内させていただきます!FABRICTOKYOのオーダーを通して、今までと違う自分を発見するお手伝いができればと思います。どうぞお気軽にお立ち寄りお持ちしております。

目次

テレワークやリモートワークなど働き方が多様化するなかで、ビジネスウェアにも変化が起こっています。仕事中のリラックス効果を高めてくれるアイテムとして、注目を集めているのがストレッチスーツです。

この記事では、ストレッチスーツの魅力や注意点、正しい選び方、おすすめの商品などを紹介します。自分に合ったストレッチスーツを見つけて、毎日をより快適に過ごしてくださいね。

1.ストレッチスーツとは

ストレッチスーツとは動きやすさを重視したスーツのことです。基本的にスーツの素材はウールが主流です。ウールは艶や高級感がある一方で、伸縮性はそこまで期待できず、なかには窮屈と感じる人もいるのではないでしょうか。

一方、ストレッチスーツの生地には伸縮性の高いポリエステルやポリウレタンなど、化学繊維が多く含まれています。よく伸びる生地を使うことで、快適な着用感を実現しているのです。

2.ストレッチスーツの魅力

ストレッチスーツには、ウールスーツにはない魅力が備わっています。ここからは、ストレッチスーツの3つの魅力を紹介します。

2-1.伸縮性があって動きやすい

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ストレッチスーツ最大の魅力は、なんといっても伸縮性があって動きやすいことです。通常のスーツは生地の伸縮性が低く、窮屈に感じる場面も少なくありません。

しかし、ストレッチスーツは上下左右の4方向への伸縮性を備えたモデルも多く販売されています。スーツを着用したときの窮屈感がなくなり、日常的な動作も楽に行えるようになります。テレワークでほどよくリラックスしながら働きたいときにもストレッチスーツはおすすめです。

2-2.スリムサイズでも快適に着用できる

伸縮性が高いストレッチスーツは、細身のシルエットを選んでも快適に着用できます。スリムサイズのスーツを着れば、知的でフレッシュな印象を与えられます。

スーツをスマートに着こなしたいものの、ウールのスーツだと窮屈に感じる人も多いですよね。その場合は、伸縮性に富んだストレッチスーツを試してみてください。

2-3.しわになりにくい

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ストレッチスーツの生地には、「キックバック性」も備わっています。キックバック性とは、伸びた分だけ戻ろうとする力のことを言い、「復元性」とも言い換えられます。特性上、生地が自然と元に戻るため、しわになりにくいこともメリットの一つです。

さらに、ポリウレタンなどの化学繊維が使われているものはウォッシャブル仕様である場合が多いため、お手入れのしやすさを重視する人もストレッチスーツを検討してみてくださいね。

3.ストレッチスーツの注意点

伸縮性やお手入れのしやすさといった魅力がある反面、ストレッチスーツには注意点もいくつかあります。ストレッチスーツの3つの注意点を紹介します。

3-1.天然繊維に比べると寿命が短い

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ポリエステルやポリウレタンなどの化学繊維は、天然繊維よりも耐久性に劣るという欠点があります。特に、ポリウレタンは高いストレッチ性を誇る一方で、紫外線や湿気などによって経年劣化しやすいので注意が必要です。

ポリウレタンなどの化学繊維が使われているスーツは、ウールなどの天然繊維が使われているスーツに比べると寿命が短いことも覚えておいたほうがいいかもしれませんね。

3-2.クリーニングに出すときは注意が必要

ストレッチスーツは主に化学繊維を使うことで高い機能性を実現しています。しかし、クリーニングを繰り返すと繊維がダメージを受け、伸縮性が損なわれる場合があります。クリーニングに出す際は、使われている素材について一言伝えておくと安心です。

また、ストレッチスーツは自宅で洗えるタイプのものも少なくありません。外回りなどで汗をかくことが多い人は、ウォッシャブル仕様のストレッチスーツを選ぶといいでしょう。

3-3.選択肢が少ない傾向にある

一般的なスーツに比べると、ストレッチスーツは色柄の選択肢が少ない傾向にあります。特に安価な既製品の場合、数パターンからしか選べないことも珍しくありません。

ストレッチスーツにデザイン性を求める人は、好みの色柄の生地を選べるオーダーで仕立てる方法もおすすめです。

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4.ストレッチスーツの選び方

着心地のいいストレッチスーツを手に入れるためには、正しい選び方を押さえておくことが重要です。「素材」「サイズ感」「裏地」の3つの観点から、ストレッチスーツの選び方について紹介します。

4-1.素材

ストレッチスーツの生地には化学繊維が使われていて、大きく「ポリエステル系」と「ポリウレタン系」に分けられます。

ポリエステル系は耐久性に優れており、ポリウレタンよりも劣化しにくい点が特徴です。一方、ポリウレタン系は特に伸縮性が高いことで知られています。ポリウレタンのほか、「スパンデックス」や「ライクラ」などの名称が使われることもあります。

使われている素材によってスーツの特性も変わってくるため、ニーズにあった素材を見極めることが大切です。

4-2.サイズ感

伸縮性の高いストレッチスーツとはいえ、小さすぎるサイズを選ぶのは危険です。ちょっとした動作でも縫い目や生地に負荷が加わって破れる恐れもあります。なるべくジャストサイズのものを仕立てましょう。

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スーツのサイズ感については「スーツサイズの正しい測り方は?自分に合ったスーツを手に入れる方法」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

4-3.裏地

スーツにストレッチ性を重視するのであれば、表地だけでなく裏地にも注目しましょう。基本的に裏地には、「キュプラ」などの伸縮性が低い素材が使われています。ポリエステルなど、ストレッチ性に優れた裏地が使われているスーツを着れば、より快適に過ごせますよ。

裏地を省いた「アンコン仕立て」のスーツを選ぶという選択肢もあります。ただし、アンコンジャケットはカジュアル感が強いので着用シーンには注意が必要です。

「アンコン仕立て」とは?

アンコンは「アンコンストラクテッド」の略で、脱構築的な仕立て方のこと。芯地や肩パッドを省くことで、スーツのジャケットよりもリラックス感のあるシルエットを実現しています。

5.おすすめのストレッチスーツ

ストレッチスーツの特徴や選び方のポイントが分かったところで、ここからは、FABRIC TOKYOがおすすめするストレッチスーツを2点紹介します。

5-1.STRETCH WOOL by SOLOTEX

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帝人の開発した繊維「ソロテックス」を使ったスーツです。ソロテックスはストレッチ性だけでなく、クッション性や耐久性に優れている点が特徴です。

ウールを35%混紡しているため、ビジネスにも通用する品格が備わっている点もポイント。使い勝手のよさとファッション性、どちらも譲れない人におすすめしたいストレッチスーツです。

STRETCH WOOL by SOLOTEX

帝人の開発したソロテックス®は、らせん状の特異な分子構造を持つ繊維です。復元性、ストレッチ性、クッション性などの多くの特徴があります。

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5-2. STRETCH ANTISTATIC

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ストレッチ性だけでなく、静電防止やウォッシャブルなどの機能も備わったスーツです。生地は化学繊維の世界的な産地である北陸地方の工場で作られており、医療用のウェアにも使われるほど高機能です。

ホコリや花粉の吸着を抑え、ビジネスシーンにおける快適性を高めてくれます。上下左右の4方向によく伸びるほどの伸縮性を備えているため疲れにくく、長時間の着用にも適しています。

STRETCH ANTISTATIC

ANTISTATICは、国内有数の高機能素材の産地である、北陸地方の工場で製作されています。 親水性ポリマーを用いて帯電を防止する帯電機能繊維を織り込んでいる技術は、石油化学や医療の現場で使われるワーキングウェアにも利用されています。

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6. まとめ

ストレッチスーツは伸縮性に優れた着心地の良さが最大の利点です。しわになりにくく、ウォッシャブル仕様のものが多く、お手入れの手間が減るのもポイント。

ややタイトなシルエットでも快適に着用できますが、小さすぎると縫い目や生地に負荷が加わって破れることがあるので注意しましょう。

既製品のサイズでは合わない人やサイズ感に不安がある人は、オーダーの利用がおすすめです。FABRIC TOKYOでは、サイズ感はもちろん、ライフスタイルにもフィットしたビジネスウェアを提供しています。

一度、店舗でサイズ測定を済ませれば、いつどこにいてもインターネットでスーツをオーダーできます。上質なストレッチスーツも多く取り扱っているため、まずは店舗に足を運んでみてください。

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