スーツにセーターを合わせておしゃれに!着こなしのポイントやおすすめコーデを紹介
寒い季節はスーツの中にセーターを着たいと思う人もいるでしょう。ビジネススーツにはどんなセーターが似合うのでしょうか。今回は、スーツに合わせやすいセーターの紹介、手持ちのスーツに合わせるセーターの色選び、おすすめのセーターやカーディガンのコーディネート例などについて解説します。
ビジネスシーンで合わせやすいおすすめニットアイテムも紹介しますので、ぜひ寒い季節を暖かくして乗り切ってくださいね。
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. スーツに合うセーター(ニット)の種類と特徴
実はニットはニット素材を使用したアイテムの総称で、セーターやカーディガン、ベストなどは「ニット」に含まれます。
それぞれの特徴を紹介します。
ニットは、1本の糸でループを作りながら編まれた生地のことです。主な素材にウールやカシミアなどがあり、カーディガンやベスト、帽子や手袋などのアイテム全般が含まれます。 セーターはニット素材を使用して作ったトップスです。セーターもニットに含まれます。
1-1. すっきりと着こなせる「セーター」
セーターは袖があるのでベストよりも暖かく、カーディガンとは違って前ボタンがないのですっきりと着こなせる点が魅力です。
ビジネススーツに合わせるなら薄手のセーターがベスト。かさばらなくて動きやすく、シルエットも崩れません。一方、厚手のセーターだとジャケットの中で窮屈そうにみえるだけでなく、もたついて動きにくいので、スーツには薄手のセーターを合わせるようにしてください。
1-2. 着脱が簡単!「カーディガン」
カーディガンは前ボタンが付いているので、簡単に着脱できる点が魅力です。季節の変わり目で朝晩や日中の気温差があるとき、冷房が効いたオフィスで肌寒く感じるときには、さっと羽織れるので重宝しますよ。
セーターと同じく薄手のものを選べば、かさばらずにすっきりと着こなせます。カーディガンの選び方や着こなしのポイントについては、「メンズスーツにカーディガンはあり?選び方のポイントやコーディネートを紹介」で詳しく紹介しています。合わせてご確認ください。
1-3. かさばらずキレイなシルエット「ベスト」
ベストは袖がないので、袖のあるセーターやカーディガンと比較すると、軽い着心地が特徴です。見た目もかさばらず、スーツ全体のシルエットに影響するようなこともありません。
肘部分が擦れたり袖口が傷んだりすることもなく、長持ちしやすい点も魅力といえます。
2. スーツに合うセーターを選ぶポイント
スーツにセーターを合わせる場合、どのような点に注意して選べばよいのでしょうか。ビジネスシーンにふさわしいセーターのポイントを見てみましょう。
2-1. ビジネス向きの色柄を選ぶ
スーツとセーターをコーディネートする場合、同系色でまとめて統一感を出す着こなしと、差し色としてアクセントにする着こなしがあります。スーツと同系色のセーターは、色なじみもよく違和感がありません。セーターをアクセントにする場合は、色の主張が強くなりすぎないようにしてください。
たとえばスーツに合わせるセーターはグレー、ネイビー、ダークネイビー、ブルーだと上品にまとまります。柄は、無地やワンポイントなどシンプルなものがおすすめです。
2-2. 肌触りの良い素材を選ぶ
セーターなどのニットアイテムのなかには、肌触りがチクチクしたものがあります。素肌に直接着るものではありませんが、着心地にも影響するので肌触りの良いセーターを選ぶのがポイントです。
具体的には、できるだけ細い糸で細かく編まれた「ハイゲージ」のセーターがおすすめです。「ゲージ」はニットを編み立てる機械の針の密度を示す単位で、1インチ(約2.5㎝)のスペースを何本の編み針で編むかを表しています。たとえば10ゲージなら10本の編み針で、16ゲージなら16本の編み針で編んでいます。
なかでも、12本以上の針で編まれたニットを「ハイゲージ」といいます。数字が大きくなるほど編み目が密で細かくなり、なめらかな風合いに仕上がります。
FABRIC TOKYOのセーターはハイゲージの16ゲージで、適度な肉厚感があってオールシーズン着用できるのがポイント。エクストラファインメリノウールを使用しているので、適度なツヤがあり、肌触りも滑らかに仕上がっています。
2-3. 着用シーンに合わせて選ぶ
すべてのシーンでセーターがOKなわけではありません。セーターをはじめとしたニットアイテムは、カジュアルな位置付けなのでフォーマルな場での着用は控えましょう。それ以外にも、重役との会談や顧客との契約締結、就活の面接などのかしこまった場では、寒い季節でもスーツの中にセーターを着ないのがおすすめです。
ただし、近年はウォームビズの促進により、セーターで温度調節することを推奨している職場もあります。着用シーンや職場のルールに従って上手に活用してくださいね。
着用できる主なシーン | 着用を控えた方がいいシーン |
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・オフィスワークやリモートワーク ・ウォームビズを推奨している取引先への訪問 | ・リクルート(就職活動) ・冠婚葬祭 ・ウォームビズを推奨していない取引先への訪問 ・目上の人との会談 |
2-4. お手入れしやすいものを選ぶ
セーターを毎日着用する場合、お手入れしやすいものを選ぶのがおすすめです。ニットは自宅で洗濯できないものもあります。毎回クリーニングに出すのは手間もお金もかかるため、洗濯機で洗えるウォッシャブルセーターが便利です。
ウォッシャブルなら洗濯ネットに入れて「手洗いコース」や「ドライコース」に設定し、おしゃれ着用の中性洗剤を使って手軽に洗えます。FABRIC TOKYOのセーターはウォッシャブルで耐久性があり、毛玉もできにくいので長く着られますよ。
3. 【スーツのカラー別】セーターの着こなし方
スーツにセーターを合わせるときはカラー選びがポイントです。ビジネスで定番のネイビースーツ、グレースーツ、ブラックスーツにおすすめの着こなし方を紹介します。
3-1. ネイビースーツ
ビジネススーツの定番であるネイビースーツには、ネイビーやブルーなどの同系色のセーターがぴったりです。ややカジュアルに着こなしたい場合は、明るめのネイビースーツにダークネイビーのセーターを、ダークネイビーのスーツにブルーのセーターを合わせてください。
同系色で変化のない組み合わせでも、スーツとセーターの色味の濃淡を出すことでおしゃれに着こなせますよ。
FABRIC TOKYO JOB KNIT クルーネック
糸の加工により、毛玉になりにくいニットが仕上がりました。 程よい艶を持ち、肌触りの柔らかいエクストラファインメリノを使用しています。
3-2. グレースーツ
グレースーツのメリットは、どんなカラーのアイテムとも相性がいいところ。グレースーツに同系色のセーターを合わせると統一感のある落ち着いた印象に。ネイビーのセーターと合わせると品格や知性を演出できます。
チャコールグレーなどのダーク系スーツなら、深みのあるワインレッドやブルーなどの明るめの色を合わせても上品でおしゃれな雰囲気になります。
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3-3. ブラックスーツ
ブラックスーツは、ブラックやダークネイビーのセーターと相性がよく、ブラックが持つフォーマルな雰囲気を損なうことなく馴染んでくれます。
オフィスワークやリモートワークなどのシーンでカジュアルダウンした着こなしをするなら、黒のジャケットにセーターとチノパンを合わせたジャケパンスタイルもおすすめです。
4. スーツに合わせるセーター(ニット)おすすめコーディネート
いつものスーツにニットを合わせることで、コーディネートの幅が広がります。寒い季節は、ぜひお気に入りのニットを活用して暖かく過ごしてくださいね。ビジネスシーンにおすすめのスーツとニットのコーディネートを紹介します。
4-1. 【ビジネスでおしゃれな着こなし】グレースーツ × カーディガン
ダークネイビーのカーディガンで全体を引き締めた、クラシカルな大人のセンスが感じられるグレースーツコーデです。
カーディガンは上質なウール100%で着心地が良いのがポイント。ウォッシャブル仕様で、かつ毛玉になりにくいので長く愛用できる点も魅力です。シューズとネクタイはブラウンで統一することで、まとまりのあるコーディネートに仕上がりました。
FABRIC TOKYO JOB KNIT カーディガン
FABRIC TOKYOのJOB KNITは、ウール100%にもかかわらず、毛羽立ち・毛玉が起きにくく、きれいな状態がずっと持続。
4-2. 【ビジネスで定番の着こなし】ネイビースーツ × カーディガン
定番のネイビースーツにチャコールのカーディガンを合わせた鉄板コーデ。光沢感のある上品なスーツと艶感のあるニットは相性抜群です。
イエローが配色されたレジメンタルタイをVゾーンに合わせればアクティブでこなれたスタイルに。清潔感のあるライトブルーのホリゾンタルシャツを合わせれば、シャープで爽やかなコーデの完成です。
5. スーツに合うおしゃれなセーターを各色ご用意しています!
スーツに合わせるセーターは、ジャケットの中でかさばらず、上質な素材のものを選びましょう。毛玉ができにくくウォッシャブル仕様のニットを用意しておくと、寒い時期やエアコンの効いた室内でも重宝しますよ。
FABRIC TOKYOのニットは、S、M、L、XLの4種類の他に、丈の長さが「STANDARD」と「LONG」の2種類、合計8種類のサイズをご用意。
店舗で採寸を済ませれば、登録された体サイズから体型にぴったりのサイズを自動的に判定してご提案します。ほどよい厚みのウール100%なので暖かさは十分です。
体のサイズにフィットしたニットなら、スーツの中でもスッキリと着こなせます。
FABRIC TOKYOはビジネスウェアのオーダー専門ブランドです。スーツはもちろん、シャツやカジュアルジャケット、カジュアルパンツ、チノパン、セットアップなどもオーダー可能です。20代〜40代のオーダー初心者の方にも多くご利用いただいています。
1.スマホでオーダー
店舗で採寸したサイズデータはオンライン上に保管されます。その後はPCやスマホからいつでもオーダーできます。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。
2.スーツが1着38,000円〜
「FABRIC TOKYO」では中間業者を介すことなく最短ルートで工場とお客さまをつなぐことで、品質にも妥協することなく、スーツ1着38,000円から体験できるオーダーメイドを実現しています。
3.お届けから50日間は無料でお直し
着心地やサイズ感に違和感がある場合は、お届けから50日間は無料で1回までサイズのお直しをさせていただきます。オーダー初心者でも安心してオーダーできます。
「FABRIC TOKYO」のカスタムオーダー商品をご購入いただくには、採寸とサイズ登録が必要です。採寸にかかる時間は約30分。「まずはサイズ登録だけして、家でじっくり商品を検討したい」というご要望も承っております。
首都圏や関西エリア、名古屋、福岡にも店舗がございますので、お気軽にお近くの店舗までお越しください。