カスタマイズを楽しもう!【セットアップ・カジュアルジャケット・カジュアルパンツ編】

この記事は約5分で読めます

オーダーの楽しみの1つでもある「カスタマイズ」ですが、項目が多くて最初は困ってしまうもの...

ここでは、お客さまによく選ばれるカスタマイズを紹介し、ご注文で悩まないようにガイドさせていただきます。

カジュアルセットアップでのご案内ですが、カジュアルジャケットとカジュアルパンツも同様のカスタマイズとなっております。

ぜひ参考にしてみてください。

1. 【大前提】「初期設定+胸ポケット」が1番良い

初期設定は最も汎用性が高いデザインとなっており、主流で間違いのないデザインです。

これに加えて、中のものが取り出しやすいよう、内ポケットを「胸ポケット」に変更するのがおすすめです。
how-to-customize-co-ord-set

(左)腰ポケット/(右)胸ポケット

ジャケットの型崩れが気になってしまう方は、初期設定の「腰ポケット」のままでOKです!

2. 人気の押さえるべきカスタマイズは3つ

ここではお客さまによく選ばれている人気のカスタマイズを3つご紹介します。ここを押さえておけば安心です。

2-1. シャープな印象にしたいなら「ノッチドスリム」

how-to-customize-co-ord-set

(左)初期設定のノッチド/(右)ノッチドスリム

「ノッチドスリム」はラペル(ジャケットの下襟)の幅が狭くなる仕様。初期設定の「ノッチド」に比べて、よりスリムでシャープな印象になります。

特にノーネクタイでの着用や、インナーをカジュアルなTシャツで着用する方におすすめです。
how-to-customize-co-ord-set

ノッチドスリムは首周りがよりスッキリとした印象

ネクタイを着用したり、スーツの代用としてきちんと感を演出したい方は、初期設定の「ノッチド」のままでOKです。

2-2. ほどよいカジュアルさを演出する「パッチポケット」

how-to-customize-co-ord-set

(左)初期設定のフラップ/(右)パッチポケット

パッチポケットは、ポケットが内側ではなく、外側に付いているのが特長。装飾性が足されることで、よりカジュアルで親しみやすい印象になります。

how-to-customize-co-ord-set

適度にくだけた印象のパッチポケット

一方、フォーマルできちんとした印象がお好みでしたら、初期設定の「ノーマル(フラップポケット)」のままでOK。

how-to-customize-co-ord-set

フラップポケットなら、よりきちんとした印象

スーツスタイルから大きく変化をつけたくない方におすすめです。

2-3. 見た目を印象付ける「ボタン」

ボタンは「ジャケットの顔」とも言われ、見た目に直接影響する部分。スーツに比べて、自由度が高いのが魅力といえます。

プラスチックボタン
how-to-customize-co-ord-set
無料のベーシックなボタン。初期設定の「プラスチックボタン/生地色合わせ」が悪目立ちしにくく、安心です。

ナットボタン

ライトブラウン/ダークブラウン/ブラウン/ブラック

木目が美しく、植物ならではの温かみが特徴のナットボタン。

how-to-customize-suit

写真はナットボタン/ダークブラウン

ナチュラルでおしゃれな雰囲気が好きな方におすすめです。

※天然もののため、一つ一つ柄が異なります

ボタンの色の選び方

基本的にはお好みでOKですが、統一感を出す場合は「選んだ生地と同色」を選ぶと、まとまりがよくなります。色の対比が強すぎると目立つ可能性があるので注意しましょう。

メタルボタン
how-to-customize-co-ord-set

左からシルバー/ゴールド/アンティークゴールド

ブレザージャケットを作りたい方はメタルボタンをお選びください。

シルバーはやや落ち着いた印象、ゴールドは見た目も際立つ、王道の仕様です。
how-to-customize-co-ord-set

(左)シルバー/(右)ゴールド

ブレザージャケットについてさらに詳しく知りたい方はこちら

3. さらにこだわりたい方はこちらの5つをチェック

基本の3つを押さえつつ、まだ物足りないという方へ、その他の人気カスタマイズをご紹介します。

3-1. サイドベンツ

how-to-customize-suit

中心ではなく、両サイドが割れているのがポイント

オーダー感を出したい方におすすめなのが、腰の左右に切れ込みが入っている「サイドベンツ」。

クラシックな印象に加え、体の動きに連動して自然となびくので、エレガントな雰囲気を演出できます。

ヒップ周りが割れにくいので、スポーツで鍛えていた方には、体型カバーとしてもおすすめです。

3-2. ハンドステッチあり

how-to-customize-co-ord-set

点線のようなステッチがポイント

ハンドステッチは、襟やポケットのふちにステッチが入るのが特徴。

手間のかかる作業のため、高級ジャケットのディテールとしてよく見られる仕様です。

襟の印象が強くなるのでデザイン性が上がり、さらに反り返りや型崩れを防ぐ機能的な側面も併せ持っています。

3-3. 本切羽あり

how-to-customize-suit

本切羽は「気付く人は気付く」こだわりのディテール

本切羽(ほんせっぱ)は、袖口のボタンが飾りではなく、実際に開け閉めできるようになっている仕様。ハンドステッチと同じく、仕立てにとても手間のかかる部分のため、高級ジャケットのディテールとして重宝されます。

機能的な側面よりも高級感の演出やファッション要素が強く、あえてワンボタンだけ留めずに、さりげなくアピールしてもOK。

3-4. スラックスのダブルカフス

how-to-customize-suit

裾の折り返しで重厚感が生まれるのが魅力

ややスポーティーでカジュアルな印象になるダブルカフス。こなれた雰囲気で、特にスーツファッションが好きな方に好まれています。

また、裾に重みがあるため、パンツがストンと落ちて安定感が生まれ、シルエットがよりきれいになります。

ダブル幅の目安

身長が175cm未満の方におすすめ
  • 3.0cm:スリムな印象
  • 3.5cm:一般的な幅
身長が175cm以上の方におすすめ
  • 4.0cm:一般的な幅
  • 4.5cm:重厚感のある印象

※ダブルカフスは式典用には向かないためビジネス使いがおすすめです。

3-6. 股ずれ軽減加工あり

how-to-customize-suit

パンツ裏面(写真右が股ずれ軽減加工あり)

股ずれ軽減加工は、パンツが破れやすい方におすすめのカスタマイズ。股の内側に大きめの当て布を付けることで、太ももの擦り減り・破れを軽減する加工です。

スポーツなどで足を鍛えていて、股擦れが気になる方におすすめです。

4. 自分だけの一着を楽しんでください

how-to-customize-co-ord-set
お客さまに選ばれる人気のカスタマイズをご紹介しました。

カスタマイズの項目は他にもたくさんあるので、今回おすすめしたものを参考にしつつ、さらに自分ならではのこだわりを見つけてみてくださいね。

KEYWORDS

ボタンカジュアルカスタマイズ特集
シェア ツイート LINEで送る

ビジネスファッションの、
すべての答えがここに。

ANSWERは、ビジネスウェアの悩みを解決する情報をお届けし、あらゆる働く人を後押しするサイトです。ライフスタイルにフィットするアパレルブランドのFABRIC TOKYOが運営しています。

ANSWERANSWER