タックアウトシャツが初めてのあなたへ!フォーマルシャツとの違いや購入方法を徹底解説
「タックアウトシャツってなに?」
「フォーマルシャツと、なにが違うのだろう?」
そう思った方も多いのではないでしょうか。
タックアウトシャツは、FABRIC TOKYOが2022年9月にリリースした新商品の一つで、ビジネスカジュアル向けの新たな選択肢におすすめのアイテムです。
この記事ではタックアウトシャツの特徴や、おすすめのシャツ生地をご紹介します。
一着7,900円(税込)から取り扱っていますので、カジュアル用のシャツをオーダーしたい方はぜひ最後までお読みください。
1. タックアウトシャツとは?
シャツの裾をパンツの中に入れることを「タックイン」といい、パンツから出すことを「タックアウト」といいます。
タックアウトシャツは、その名の通り、タックインせずに着る(=タックアウト)ことを前提としたシルエットのシャツです。
裾を出して着るタイプのシャツなので、カジュアルOKな職場やプライベートでの着用がおすすめ。
シャツ1枚でチノパンやジーパンと合わせるのはもちろん、冬場はニットやカーディガンのインナーとしても活躍してくれるアイテムです。
これまでFABRIC TOKYOではフォーマルシャツしか取り扱いがない一方で、職場の服装がカジュアル化してきたお客さまや、休日の服装でもサイズに悩んでいるお客さまから、タックアウトシャツの商品化のご希望をいただいていました。
- タックインしない丈のシャツが欲しい
- カジュアルに着ることができるシャツがほしい、丈が短めでズボンから出して着ることができるようなもの
- 裾をだす普段着用のシャツが欲しいです。合うサイズがありませんので。ご検討ください
そこで、実際にご意見をくださったお客さまにヒアリングを行い、社内で検討を進め、販売前にサンプルを試着いただくなどのプロセスを経て、今回の商品化に至りました。
複数の社員での社内検証の様子
2. 「フォーマルシャツ」との違いは?
ここからは、タックアウトシャツの特徴をフォーマルシャツと比較してお伝えします。
2-1. タックアウトにちょうどいい丈感
まず大きく異なるのはシャツの着丈です。
フォーマルシャツは、シャツの裾がパンツから出てこないよう、お尻が隠れるほど長めの着丈を採用していました。
対してタックアウトシャツは、裾を出して着たときにちょうどいいバランスになるようデザイン。
お尻が隠れ切らない程度の短めの着丈なので、カジュアルなコーデにもぴったりハマります。
2-2. 丈感に合わせて全体のシルエットも改良
着丈を短くするだけでなく、全体のシルエットデザインも変更しています。
フォーマルシャツはタックインした時にすっきり見えるよう、胴回りにぴったり沿うようなシルエットです。
一方タックアウトシャツでは、肩周りや腕周りなどのフィット感はそのままに、胴回りがくびれすぎない自然なシルエットに改良しています。
また、フォーマルシャツは裾のカーブが大きく、脇の方にいくに従って着丈が短くなっていくシルエットですが、これをそのままタックアウトすると違和感のあるシルエットとなってしまいます。
そのためタックアウトシャツでは、裾のカーブを緩やかにし、違和感がないように仕上げています。
ただ着丈を短くするだけではなく、それ以外の箇所も合わせて改良することで、タックアウトして着た時にちょうどいいシルエットを実現しています。
2-3. ちょうど良い襟の開き具合い
タックアウトシャツでは、第二ボタンをフォーマルシャツよりも少し下げてレイアウト。
第1ボタンを開けて着用する方が多いため、第1ボタンを外した時の開き具合が大きすぎず小さすぎない、ちょうどいい開き具合となるようにしています。
3. タックアウトシャツ人気生地TOP6
ここからはタックアウトシャツにおすすめの生地を6つご紹介します。
3-1. 着心地、動きやすさ、ダントツ
写真はダークネイビー / 無地
色柄のバリエーションも豊富
汗ばむ季節もサラサラの着心地が続く吸水速乾性と、ストレッチによる動きやすさが人気の「NON IRON QUICK DRY JERSEY」。
ノンアイロンの手入れのラクさに加え、乾燥機対応もしているため、日常使いしやすいのが嬉しいポイントです。
定番から、少し変わった柄ものまでご用意しています。
NON IRON QUICK DRY JERSEY
圧倒的な動きやすさとお手入れのラクさが人気のジャージーシャツ。ネイビークラスターストライプは、ほどよい個性に加え、汗染みも目立ちにくいカラーです。
3-2. 通年着られるオフィスでも着やすいシャツ
写真はネイビーロンドンストライプ
形態安定性があり、自宅でのケアも簡単
「NON IRON BANSHU for DAILY」はフォーマルシャツとしても人気のベーシックな生地です。
程よい厚みがあり、コストパフォーマンスも良いので、最初の一着におすすめです。
NON IRON BANSHU for DAILY
美しい艶や透けづらさ、防シワ効果と、シャツに必要な要素がすべておさえられている万能シャツです。使いやすい色味の展開で、何枚持っていても活躍してくれます。
3-3. 通年使えるカジュアルスタイルの強い味方
写真はライトブルー
写真はインディゴブルー
「DUNGAREE DENIM(ダンガリーデニム)」は柔らかい風合いのあるデニムシャツです。
一枚で着ても、上からジャケットやニットを着てもコーディネートのアクセントになります。
SUPER SOFT DENIM
(※品切れのため他のデニムシャツをご紹介)世界初の撚糸工場である「浅野撚糸」が開発した最先端素材、「SUPER ZERO®」を使用。 非常に柔らかい風合いのため、デニムシャツながらもビジネスで使いやすい着心地に。
3-4. 秋冬素材の快適ジャージー
暖かみのあるフランネル生地
COTTON FLANNEL JERSEYは起毛素材を使用した暖かみのある表情が特長。
これ一着で秋冬らしい季節感を手軽に演出できるので、取り入れるだけでビジネスカジュアルのスタイルが、こなれた印象になります。
COTTON FLANNEL JERSEY
ストレッチ性の高いジャージー素材のため、着用の負担が少ないのが魅力。暖かさと動きやすさを兼ね備えた生地は、重ね着の多い季節に活躍します。
3-5. 上品なコーデュロイシャツで秋冬らしさを取り入れる
写真はベージュ
防寒性が高く1枚で着るのはもちろん、インナーとしても
「KUMOI BEAUTY LIGHT CORDUROY(クモイ ビューティー ライト コーデュロイ)」は、防寒性はもちろんのこと、着るだけでコーディネートのアクセントとして活躍します。
凹凸のある素材感が、秋冬のコーディネートに季節感をプラスしてくれます。
KUMOI BEAUTY LIGHT CORDUROY
世界的にも有名なコーデュロイの産地である浜松で作られた生地は、メイドインジャパンのきれいな生地の表情が魅力。コーディネートが楽しくなるカラフルなラインアップです。
3-6. 軽くて暖かい起毛感のある秋冬素材
写真はベージュ
写真は左からブルー/グレーベージュ/ダスティーピンク
「COTTON FLANNEL by BANSHU」は、起毛感のある表情が特徴の生地で、着心地が軽く重衣料を着る際にも重宝します。
襟型のカスタマイズはソフト芯から選ぶのが相性がよくおすすめ。
COTTON FLANNEL by BANSHU
しっとり、やさしい肌あたりフランネル生地。風を遮り、中に空気を溜めて保温性を高めてくれます。使いやすく落ち着いた雰囲気のカラー展開。
カジュアルシャツのコーディネートに迷っている方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてくださいね。
カジュアルコーデのお悩みを解消するタックアウトシャツ着こなし6選【オンオフOK】
4. よくある質問Q&A
Q. 購入には別途採寸が必要ですか?
A. すでにフォーマルシャツサイズを登録済みのお客さまは、購入時に別途採寸する必要はございません。
サイズが登録されているかどうかは、マイページ「カラダID」よりご確認ください。
フォーマルシャツサイズをお持ちの方は下記の流れで購入していただけます。
サイズ選択画面で専用のサイズを作成
FABRIC TOKYOのECサイトからお好みのタックアウトシャツをカートに入れ、サイズ選択に進むと、上記のような画面が表示されます。
こちらの画面で「サイズを作成する」ボタンをクリックいただくと、すでに登録済みの身長や体型のデータを元に、お客さま一人ひとりにあったタックアウトシャツ用のサイズが登録されます。
作成したサイズを選んで購入へ
登録された「タックアウト用スタンダードサイズ」をお選びいただいた上で、その後はいつも通り、決済までお進みください。
※2024年5月末時点では「タックアウト用スタンダードサイズ」のみのご提供となります。ご購入前にお好みのサイズを指定いただくことはできませんのでご了承ください。
なお、前回の採寸時から体型が変わっている方は、一度体型を計り直してからの購入がおすすめです。
Q. 半袖もオーダーできますか?
A. 2023年3月29日、新たに半袖のタックアウトシャツもオーダー可能になりました。
こちらはクールビズ期間の着こなしに最適な半袖仕様になっています。
ポロシャツのような使い方ができるので、こちらもぜひ検討してみてください。
詳しくは「まるでオーダーのポロシャツ?新発売の半袖タックアウトシャツを徹底解剖」をご覧ください。
5. カジュアルシャツもオーダーするという選択肢
カジュアルなコーディネートにぴったりな「タックアウトシャツ」。
これまで私服のサイズ選びに悩んでいた方や、ビジネスシーンに留まらず休日もオーダーアイテムを楽しみたい方など、たくさんの方にご利用いただけると嬉しいです。
FABRIC TOKYOのタックアウトシャツの購入には、体型データの登録が必要です。
そのため、これまで一度もFABRIC TOKYOで採寸をしたことがない方は、まずはお近くの店舗までお越しください。