結婚式用シャツの正解は?NGマナーを守ってオシャレを楽しむ4つのコツ
「結婚式のワイシャツのマナーって?」
「どのくらいまでならオシャレして良いの?」
結婚式にお呼ばれされた際、どのようなシャツを着ていけばいいのか悩んでしまいますよね。華やかな場なのでオシャレはしたいものの、選び方を間違えると失礼にあたってしまうことも...
そこで今回は、結婚式に着ていくのにふさわしいシャツの色柄や、シーン別の選び方について解説します。
この記事を読めばOKとNGの違いが分かりますので、参考にしてマナーを守ったシャツを着てくださいね。
この記事を監修した人ファブリック トウキョウ
オーダーメイドのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」が企画・編集。現代にフィットする着こなしや、お客さまからよくいただく疑問をわかりやすく解説します。
1. 結婚式用のシャツで失敗しない1着はこれ!
まずは定番の1着のご紹介です。
結婚式の参列でもっともオーソドックスなワイシャツは「白無地」「レギュラーカラー」「ブロード生地」のシャツ。これを選んでおけば間違いありません。
白はもっともフォーマルな色なので、ご親族や上司など、どんなシーンで参列する場合でもOKな万能アイテム。そして「レギュラーカラー」は、襟の開きが狭く、もっともスタンダードな襟型で、安心感があります。
ブロード生地とは、細かく目の詰まった織りの生地で、つるっとした見た目ときれいな光沢が特長で、フォーマルシャツとして重宝される生地です。
2. 結婚式用のシャツでオシャレを叶える4つのコツ
結婚式で定番のワイシャツをご紹介しましたが、一方で少しオシャレを楽しみたい方もいますよね。
ここではどのくらいのアレンジが許容されるのかを「色」「柄」「襟型」「袖口」に分けて、それぞれご紹介します。
2-1. 色は淡めのものならOK
ただし親族や上司など、格式の高い結婚式の場合は避けた方が無難です。
2-2. さりげない織り柄ならOK
ツイル柄は生地に厚みが生まれるので、シャツの透けにくさを重視する方にもおすすめです。
2-3. 襟型は少し広めのタイプを選んでもOK
ワイドカラーはレギュラーカラーよりも少し開いているのが特徴で、現在もっとも主流な襟型。ビジネスでも使いやすいので、結婚式での着用後にビジネスメインで使用される方はワイドカラーを選んでも良いでしょう。
こちらも色付きのシャツ同様、親族や上司などの格式の高い結婚式の場合は避けた方が無難です。
2-4. ダブルカフスの袖口で華やかさをプラス
シャツの袖口を折り返した仕様を「ダブルカフス(フレンチカフス)」といいます。
袖口にボタンが付いていないので、ボタンホールをカフス(カフリンクス)と呼ばれる装飾品で固定します。
袖口にボリューム感が出てドレッシーな印象を与えるため、華やかに装いたい方は、ぜひ取り入れてみてください。
袖の両方にボタンホールがあり、ボタンで留めることもカフリンクスで留めることもできます。
華やかさではダブルカフスに一歩譲るものの、お仕事兼用の方には便利なので、ぜひ使い分けてみてください。
3. シャツ選びで避けたい3つのNGポイント
ここからは結婚式の参列で気をつけたいNGポイントを「色」「柄」「襟型」に分けて解説します。意外と抜けてしまう部分もあるので要チェックです。
目立つ色
目立つ柄
また特に注意したいのがオックスフォードの織り柄。
カジュアルな襟型
シャツの胸ポケットは「無し」を選んだ方が、より式典にふさわしくなります。現在はそれほど厳しくはないものの、基本的に装飾はなければないほどフォーマルな装いとされています。
4. シーン別・結婚式におすすめのシャツ4選
ここからはシーン別のおすすめシャツをご紹介します。友人や同僚としての参列は比較的自由度の高いものになっています。ぜひ参考にしてみてください。
4-1. 【友人や同僚】淡めの色で遊び心をプラス
合わせるシャツは白はもちろん、サックスブルーやパステルピンク、パープルなど、淡い色合いのシャツを合わせるのもおすすめです。襟型はレギュラーよりも少し開いた「ワイド」や「ホリゾンタル」を選んでも良いでしょう。
格式高い会場で行われる結婚式では、白シャツで合わせた方が無難な場合があるので、事前に会場の雰囲気もリサーチしておくと安心です。
4-2. 【親族】オーソドックスな着こなしを
合わせるシャツもフォーマルな白無地を選びましょう。襟の開きが狭い「レギュラーカラー」のシャツに、フォーマル用のシルバーのネクタイを合わせたコーデがおすすめです。
4-3. 【主賓・上司】ウイングカラーの襟型もOK
スーツはベストを加えたスリーピーススタイルが、格も上がっておすすめです。また式で挨拶をする時はブラックフォーマルがおすすめですが、挨拶をしないときはダークスーツでもOKです。
合わせるシャツは親族の時と同様、白無地のレギュラーカラーが安心ですが、ウイングカラーの襟型を選んで、蝶ネクタイで合わせるのもOK。より式典らしい華やかさが出ます。
4-4. 【二次会】自由度高めなので色柄もOK
シャツも同様にストライプの柄物やカラーシャツなどで遊び心をプラスして楽しみましょう。
ネイビーなどのダークカラーもおすすめです。
シーン別おすすめシャツのまとめ
- 白無地のレギュラーカラーが基本。パステルカラーや「ワイド」「ホリゾンタル」の襟型もOK
- 白無地のレギュラーカラーが基本
- 白無地のレギュラーカラーが基本、よりフォーマルな白無地のウイングカラーもOK
- 自由度が高く、色も柄も選べる
5. 結婚式の着こなし・よくある質問Q&A
実際に参列するとなると、必要なのはシャツだけではありませんよね。ここでは結婚式で必要なその他のアイテムについてもご紹介します。さらに詳しい内容を知りたい方はリンクよりご覧ください。
Q. スーツはどう選ぶ?
スーツは冠婚葬祭の行事できちんとしたものが1着欲しい場合はブラックフォーマルスーツ、日常の仕事着としても使いたい場合はチャコールやネイビーなどのダークスーツがおすすめです。
シーン別のスーツは動画でも公開中
Q. ベストは必要?
ベストはなしでも問題ありませんが、あると格式が上がったり、スタイルアップが叶ったりメリットも多いので、試してみる価値はあります。より華やかに装いたい方にはおすすめです。
Q. ネクタイの正解は?
ネクタイの基本は無地のシルバータイです。悩んだらこれを選んでおけば間違いありません。他にも明るい色ものやドット柄、小紋柄なども許容されているので、スーツやシャツに比べると自由度が高いといえます。ウイングカラーシャツの場合は蝶ネクタイを付けるのもOK。
Q. ポケットチーフはあった方が良い?
ポケットチーフは胸元にボリュームが出て華やかな印象になります。見た目だけではなく、結婚式へ招待してくれた方への「祝福」や「感謝」の意味も持っているので、1つ持っているととても便利です。
6. まとめ
結婚式のシャツは、基本的に「白無地」「レギュラーカラー」「ブロード生地」であれば間違いありません。ただしシーンによっては、色、柄、襟型に他の選択肢も取り入れられるので、参考にしてみてください。
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