
結婚式にふさわしいシャツとは?選び方のポイントやマナーを解説

この記事を監修した人襟川 諒佑(FABRIC TOKYO 池袋)
服が好きで、生地や色の合わせ方などは得意なのでぜひご相談ください。カジュアルなスタイルが好きなので、コーディネートの仕方などもご提案させていただきます。 FABRIC TOKYOのおすすめの商品は「CHINOS-COMBAT by.CORDURA」です。かなりしっかりとした生地なのでデニムのようにガシガシ着用できるチノパンです。池袋店でお待ちしております。ぜひご来店ください!
親族や知り合いの結婚式にお呼ばれされた際、どのようなシャツを着ていけばいいのか悩んでしまいますよね。参加する立場によってもふさわしいシャツは異なり、間違ったシャツを選んでしまうと失礼にあたることも……。
今回は、結婚式に着ていくのにふさわしいシャツの色柄や、シーン別の選び方について解説します。マナーに沿ったシャツを着て、結婚式に華を添えてくださいね。

- シャツ1枚7,500円からオーダーでき、20〜40代の方が多くご来店
- 店舗で30分ほどの採寸を済ませたら、あとはPCやスマホからオーダー
- 「シャツのオーダーはハードルが高い」という方はFABRIC TOKYOがおすすめ
1.結婚式のシャツは色・柄・襟の形がポイント
結婚式のシャツ選びのポイントとして外せないのが、「色」「柄」「襟」の3点です。ゲストの立場によって適したものが異なるなど、なにかと難しい結婚式のシャツ選び。3つの要素それぞれについて紹介します。
1-1.【色】シーンで選ぶ
結婚式のシャツ選びにおけるポイントの1つ目は色です。基本的に白シャツを選んでおけば間違いありません。白はもっともフォーマルな色で、どんな立場で参加する場合でも失礼にはあたりません。
よりフォーマルな装いが求められる親族や上司の結婚式でも、白シャツを選べば間違いありません。
友人や同僚の結婚式であれば、サックスブルーなど淡い色のシャツを合わせても問題ありません。カジュアルウェディングの場合は、淡いブルーやピンクのシャツでVゾーンに華やかさを演出するのもおすすめです。
結婚式では、重たい印象になるので黒やグレーなどのダークカラーのシャツは避けましょう。主役の新郎新婦よりも目立ってしまう派手な色合いもおすすめできません。
1-2.【柄】基本的に無地を選ぶ
シャツの柄は無地を選ぶのが基本ですが、生地と同系色の織り柄がついたツイル柄やドビー柄のシャツであれば問題ないでしょう。
濃いストライプやチェックなど、はっきりとした柄が入ったシャツはカジュアルな印象になってしまうため結婚式にはおすすめできません。
表面に起毛が見られるフランネル生地や、厚手で縫い目の大きいオックスフォード生地のシャツも、カジュアルな印象が強いので結婚式で着用するのは避けましょう。
夏の結婚式は涼しい格好で参列したくなるかもしれませんが、半袖シャツやメッシュ生地のシャツもカジュアルすぎるので結婚式にはふさわしくありません。
1-3.【襟の形】定番のレギュラーカラーがベスト
結婚式のシャツは襟の形も大切なポイントです。シャツの襟の形は多くの種類がありますが、親戚や上司の結婚式などフォーマル度合いの高いシーンでは、襟の開きが狭くスタンダードな「レギュラーカラー」がおすすめです。
友人や同僚の結婚式など、少しカジュアルダウンしたシーンでは、レギュラーカラーよりもやや襟幅が広い「ワイドカラー」を選んでも問題ありません。
襟先にボタンが付いたボタンダウンシャツは、もともとスポーツ用シャツから考案された経緯があり、カジュアルな印象が強いシャツです。結婚式では選ばないようにしてください。
2.【シーン別】結婚式のシャツの選び方
ここまで結婚式のシャツ選びにおける基本的なポイントをお伝えしてきましたが、自分の立場や式の雰囲気によってもふさわしいシャツは変わってきます。
そこで、結婚式のシーン別にシャツの選び方について解説します。それぞれのシーンに合ったおすすめのシャツも紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
2-1.親族としてゲストを迎える立場の場合
兄弟の結婚式など近い関係の親族として列席する場合、自身もゲストを迎える立場になります。黒のスーツよりもさらに深い黒の「ブラックフォーマル(礼服)」を着用するのが一般的です。
ブラックフォーマルについて詳しく知りたい人は、「礼服」と「喪服」「ブラックスーツ」の違いって?シーン別の着こなし方を解説!を参考にしてください。
合わせるシャツもフォーマルな白無地を選びましょう。襟の開きが狭い「レギュラーカラー」のシャツに、フォーマル用のシルバーのネクタイを合わせたコーデがおすすめです。

NON IRON EASY CARE
コットンとポリエステルが混紡された定番素材で、通気性と吸水速乾性に優れている為、様々なシーンで着用できるのが特徴です。
2-2.主賓や上司として結婚式に参加する場合
主賓や上司として結婚式に参列する場合、親族よりも格が高くならないように留意しつつ、ゲストのなかではもっとも格が高い服装にする必要があります。
新郎新婦の父親がモーニングコート(正礼装)を着用するのであれば、主賓としてあいさつする立場の人は、準礼装である「タキシード」を着用することもあるでしょう。タキシードを着用するときは、ウイングカラーシャツが一般的です。
主賓としてあいさつをしない場合は、ブラックスーツか無地のダークスーツを着用します。シャツは定番の「レギュラーカラー」を選ぶようにしてください。
ダークスーツについて詳しくは「ダークスーツとは?ブラックスーツとの違いからおすすめコーディネートまで徹底解説!」を参考にしてください。
「ウイングカラーシャツ」とは?
首の周りを囲むような立ち襟で、襟先だけが鳥の翼のように小さく折り返された形状をしているシャツのこと。昔からフォーマルな場で着用されてきた格調高いシャツで、蝶ネクタイやアスコットタイを合わせるのが一般的とされています。ウイングカラーについて詳しくは「ウイングカラーシャツとは?ネクタイの合わせ方や着こなしを解説」を参考にしてください。

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コットンとポリエステルが混紡された定番素材で、通気性と吸水速乾性に優れている為、様々なシーンで着用できるのが特徴です。
2-3.親しい友人や知人として結婚式に参加する場合
同年代の友人や同僚、親しい知人の結婚式に参列する場合、ブラックスーツやダークネイビー、チャコールグレーといった「ダークスーツ」を着用するのが一般的です。
ブラックスーツには定番の白シャツを合わせますが、ネイビーやグレーなどのダークスーツには、サックスブルーやパステルピンクなど、淡い色合いのシャツを合わせるのもおすすめです。爽やかで華やかな着こなしになりますよ。

NON IRON EASY CARE
コットンとポリエステルが混紡された定番素材で、通気性と吸水速乾性に優れており、ご自宅での洗濯が可能です。また、形態安定性の程度を測るW&W性が3.2級をクリアしている為、洗濯後はアイロンなしでもシワがほとんど目立たちません。
格式高い会場で行われる結婚式では、ブラックフォーマル(礼服)に白無地シャツを合わせるのが一般的なマナー。結婚式に招待されたら、事前に会場の雰囲気もリサーチしておくと安心ですよ。
スーツの色に関して詳しくは「スーツの色はどう選ぶ?印象やシーン別おすすめコーデを紹介」も参考にして下さい。
2-4.カジュアルな二次会への参加
披露宴ではなくカジュアルな二次会から招待されている場合でも、マナーとしてジャケットは着用します。ジャケットの下にストライプやチェック柄のシャツを着て、遊び心をプラスするのもおすすめです。
ただし、お祝いの場であることを忘れずに、清潔感のあるきれいめなコーディネートを心がけましょう。

3.【結婚式のシャツ】着ていく前のチェック項目
せっかく結婚式にぴったりのシャツを選んでも、状態が悪いと台無しです。そこで、結婚式に着ていく前にチェックしておきたい項目を紹介します。事前に確認しておくと安心ですよ。
3-1.シャツの襟や袖の汚れは大丈夫?
普段から着用しているビジネス用の白シャツで参列する場合は、シャツの襟や袖が汚れていないかチェックすることが大切です。
とくに白シャツは、汗や皮脂によって襟袖の黄ばみが目立つことも。当日になって慌てないように、前もって洗濯したりクリーニングに出したりして汚れを落としておいてくださいね。
洗濯やクリーニングで落ちない襟袖の汚れの落とし方ついては、「シャツを長持ちさせる、上手な汚れの落とし方|襟編」をご確認ください。自宅にあるもので簡単に落とせますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
3-2.シャツにシワがついてない?
素材によっては、シワがつきやすいシャツもあります。洗濯後は必ずアイロンがけをするのはもちろん、クリーニングに出したまま保管しているシャツもシワがないか確認するようにしてください。
買ったばかりのシャツは台紙に沿って折りたたまれているので「たたみシワ」がついています。買ったまま放置せず、前もって開封してアイロンをかけておきましょう。
3-3.シャツの下に着るインナーは?
肌が透けたり汗ジミができたりするのを防ぐため、シャツを着用するときは必ずインナー(肌着)を着用しましょう。シャツから透けてしまう派手な色や襟元から見えてしまうインナーは避け、白やベージュのVネックを選ぶのがおすすめです。
夏の結婚式は「暑くてインナーを着たくない」と考える人もいるかもしれません。しかし、吸汗性や速乾性に優れたインナーを着ることで暑さを軽減できます。快適にシャツを着るためにもインナーを着用するようにしてくださいね。
3-4.シャツのサイズは合っている?
シャツの着こなしにおいてサイズ感は最も大切なポイントです。大きすぎるシャツはだらしなく、逆に小さすぎるシャツは窮屈そうに見えてしまいます。ジャストサイズのシャツを選びましょう。シャツのサイズで押さえておきたいポイントは次の通りです。
- 首周りのサイズが合っているか(苦しかったり緩すぎたりしないか)
- 袖丈と裄丈のバランスが合っているか
- 肩幅のサイズ感は合っているか(窮屈だったり余裕がありすぎたりしないか)
- 全体的なシルエットのバランスは問題ないか
自分の体型に合ったシャツで結婚式に参加したい場合は、何よりもオーダーシャツがおすすめです。FABRIC TOKYOならジャストサイズのシャツを7,500円からオーダーできますよ。シャツのサイズ感について詳しく知りたい人は、「ワイシャツのサイズ感の目安は?オーダースーツ専門店が詳しく解説!」も参考にしてください。
4.まとめ
結婚式のシャツは、基本的に白無地でレギュラーカラーのシャツであれば間違いありません。ただしシーンによっては、サックスブルーやワイドカラーなどカジュアルなシャツを選んでおしゃれに着こなしてもOKです。
FABRIC TOKYOでは、スーツだけでなくシャツのオーダーも可能です。好きな生地を選んで襟の形やポケットの有り無し、カフスのデザインなどをカスタマイズしてみませんか。自分の体型にぴったり合ったシャツをお手軽価格でオーダーできます。ぜひ一度ご相談ください。

FABRIC TOKYOはビジネスウェアのオーダー専門ブランドです。シャツはもちろん、スーツやカジュアルジャケット、カジュアルパンツ、チノパン、セットアップなどもオーダー可能です。20代〜40代のオーダー初心者の方にも多くご利用いただいています。
1.スマホでオーダー
店舗で採寸したサイズデータはオンライン上に保管されます。その後はPCやスマホからいつでもオーダーできます。「採寸したら買わないといけない」という心配も必要ありません。
2.シャツが1着7,500円〜
「FABRIC TOKYO」では中間業者を介すことなく最短ルートで工場とお客さまをつなぐことで、品質にも妥協することなく、シャツ1着7,500円から体験できるオーダーメイドを実現しています。
3.お届けから50日間は無料でお直し
着心地やサイズ感に違和感がある場合は、お届けから50日間は無料で1回までサイズのお直しをさせていただきます。オーダー初心者でも安心してオーダーできます。
「FABRIC TOKYO」のカスタムオーダー商品をご購入いただくには、採寸とサイズ登録が必要です。採寸にかかる時間は約30分。「まずはサイズ登録だけして、家でじっくり商品を検討したい」というご要望も承っております。
首都圏や関西エリア、名古屋、福岡にも店舗がございますので、お気軽にお近くの店舗までお越しください。
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